blog di moriy

blog
travel
movie
profile
home
<< March 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

MAZDA CX-3 試乗ドライブ。

 今、関東マツダが『1day乗りホーダイ!!』というキャンペーンをやっていて、嫁さんの平日休みに合わせて僕も日中仕事をちょっとお休みして、まる1日出たばかりの“CX-3”でドライブしてきた。

 ディーラーに開店時間の10:00ちょうどに行き、返却時間の18:00まで8時間(実際には説明やらで10:30出発)借りれるので、ちょっと足を延ばして板橋区志村のディーラーから長瀞の日帰り温泉まで、往復でほぼぴったり200kmのドライブ。往路は概ね高速&有料道路で帰りは山間部の曲がりくねった道を少し走れた。さすがにこれだけ乗ると結構車のことが解るので、良い企画だと思う。ここ数年の“鼓動デザイン”のマツダ車はどれも欧州車並みにスタイリッシュだと思うし(若干若向けな感じはするけど)、実際作りも含めていわゆる“良い車”に見えていたから、最新のマツダ車に少し長い時間乗ってみたかったところで。
CX-3 1day乗りホーダイ試乗1
 CX-3は、最近(特に欧州で)流行りのBセグメントSUVに一応分類されると思うんだけど、ユーティリティーよりスタイリングにスペースを使っていることもあり、この手の車としてはかなりスポーティーなデザインで洒落てる。…という訳で、逆にSUV的なスペース・ユーティリティーはほぼ無い。もっともFFしか無いナンチャッテばかりのBセグメント欧州SUV車と違い、AWD(4WD)の設定がある点は走りの上では立派にSUV的と言えるのかも。
 ベース車となったデミオより50〜100万円以上上乗せが必要な車で、一番高いグレードは300万円以上もする。もっともデミオとは車台が同じというだけで、エクステリア&インテリア共に1つ上のクラス感のある出来映え。それにエンジンはスカイアクティブDという1.5Lのディーゼル1グレードなのも高い理由のひとつ(通常ディーゼル車は割高)。燃料は軽油だから割安になるけど。
 上の写真では車体色は白に見えるけど「セラミックメタリック」という新色で、わずかにグレーがかったメタリックカラー。『陶器の白』をイメージしたという上品な色合いだったけど、好みで言えば「赤」の方が好き。しかも最近のマツダの赤(「ソウルレッドプレミアムメタリック」という長い名前)は凄く深みと艶感のある渋い赤で更にイイ。
 試乗車は“XD Touring L Package”という一番上のグレードで、インテリアは白い革シート、ダッシュボードやドア内張りの一部にも白やエンジの革(合成皮革)を使い高級感がある内装。デザイン自体もあまりゴテっとして無くて程よくシンプルにまとまっていて結構好み。
 走行中によく聞けば(特に低速時に)ディーゼル特有のカラカラした音と僅かな振動が伝わるけど、特に注意しても気になるほどでは無く、言われなければディーゼル車と気づかなかったかも。これよりずっと煩いガソリン車ばかり乗ってたし(出発時に間違ってガソリンを入れ無いように言われるまで、すっかりディーゼル車ってことを忘れていたから危なかった)。高速道路でロードノイズが少し大きめの瞬間はあったけど、基本的に室内は概ね静か。
 そう言えば、高速で少し車速を上げたら自動的にラジオのボリュームが大きくなった。アクティブ・セーフティな装置も諸々付いてるし、10年前に90年代のシビック・フェリオを手放して以来の僕には、ホントに隔世の感…。

 上に書いた様にスタイリング優先のシワ寄せで同クラスのSUVとしては室内が若干狭いんだけど(さすがにヘッドスペースには余裕があった)、個人的にはタイトな車内は好みなのでそこはむしろ好感を持った。車体サイズを掴み易く取り回しがし易い。但し、ラゲッジルームの狭さはちょっと…。ベースのデミオより狭い気がする。ディーラーで比べ無かったけど。もし購入を考えるとしたら(考えて無いけど)このラゲッジルームの狭さはかなり引っかかる。開口部もちょっと狭いし。入るか解らないけどゴルフバッグを積めたとしても入れにくそう(もう何年もゴルフバッグは実家に置きっ放しなんで関係無いけど)。普段困ることはないとしてもトランクの奥行きも浅く、若干大きな荷物を積むとき…例えば車輪の付いたスーツケースとか、直売所で買ったドロ付き野菜一杯のダンボールとか、どのくらいの荷物までリアシートを倒さずに詰めるかな? 綺麗な白い革張りシートの室内に、汚れそうな荷物は入れたく無いなぁ。

 でも、ある程度走りを楽しむ方向であれば、やっぱり今ドキの車は良くできてるなぁ〜という印象(新型デミオにすら乗って無いけど)。車体剛性は凄くしっかりしていて、ちょっとした段差や路面のウネリでサスが結構動くときでも、ボディ側は全く歪みを感じさせる様な感覚は皆無。ただ、300万円車と考えると、サスの動きそのものにしっとり感がちょっと足りない気もしたけど…(つい数日前に、新車のスバル・レガシー アウトバックに乗ったせいもある。比べるのは酷だけど)。
 エンジンはさすがディーゼル車、低回転からトルク感があって普通に乗る分(林道の登りのようなところも)には全く不満無し。アクセルをそれほど踏み込まなくても普通に進んで行く…し、踏み込めばググッと遅れず加速する。
 気になる燃費は満タン法で“13.8km/Lだった。高速半分、残りを一般道と山道で半々ずつ…という感じ。アイドリング・ストップもついていたのでもう少し伸びるかと期待したんだけど、こんなもんなのかな。
 ATもパドルシフト付きで、特に峠道で併用すると自分の感覚とAT車特有のズレが無く気持ち良く乗れる(Dレンジでも良く走るけど、やっぱり時々感覚とズレる)。変速した直後の“間”は若干あるけど、それもすぐ慣れた。最近のDCT(デュアルクラッチ)車に乗ったことが無いから分からないけど、そっちはもっと楽しいかもしれない…とも思うものの、AT車でもマニュル・モードがあれば、まぁ、そう飛ばす訳でもないしこれで許容できちゃうな。
CX-3 1day乗りホーダイ試乗2
 実質4時間くらいは運転していたと思うけど、中々心地良かった。質感の高い車内の雰囲気で過ごす…という点も含めて。ただ、実際に購入考えると、上に書いた様に個人的にはやっぱりユーティリティーが気になる。CX-3を一言で言えば、見た目がSUV的な4人(乗車定員は5人だけど)乗れるロードスター…なのかも。


 ちなみに今回行ったのは、秩父温泉の『満願の湯』という日帰り温泉施設。平日だったこともあって空いていて非常に良かった。渓谷沿いにあり、露天風呂から滝が見える。若干肌にぬるぬるした感じが残る泉質。東京北部や埼玉南部からのアクセスも良いんで土日祝は混んでそうだから、また平日に来ようと思う。ただ、風呂入るだけだと800円はちょっと高いかな。
 そう言えば、大広間でカラオケを歌っているおじさんがやけに上手だった。

 お風呂のあと、ランチに美味しい石窯焼きピザを食べ、長瀞の川べりで少し冷たい水に足を付けたりと、嫁さん共々満足なドライブだった(ちなみに嫁さんもCX-3は高評価だった。欲しいのとは違う…という点も同じだったw)。
 そのピザ屋(“ビラパワ”という店)は本当に気に入ったので、次の記事で詳細を。
“ビラパワ”のピザ
長瀞川べりで
持てないけど車が好き。 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

フイルム時代のレンズをミラーレス機で。

 僕がデジイチ(デジタル一眼レフ)を止めて、富士フイルムのミラーレスに乗り換えてから2年半ほど経ったけど、レンズは未だに最初にキットで購入した18mmと35mm(純正のXFレンズ)の2本の単焦点レンズしか無い。ちなみにこの2年半の間に、XFレンズは随分魅力的なラインナップを拡充していて、なんとも悩ましい限りで…(レンズだけじゃなくてXシリーズのボディもだけど)。

 とは言え、無い袖は振れない訳だけど、先日ふと、デスクの置き物に成り下がってしまっているフイルム時代の一眼レフ、Canonの初代F-1に目をやると、そこには28mmという焦点距離のレンズが付いている。数年前に白黒フィルムで写真を撮ろうとF-1を復活させたとき(結局そのとき撮った数本のフィルムは1本も現像せずに放置中)、元々持っていたNew FD 35-105mmという大きく重いレンズをY!オクで売り払い、その代わりに落として手に入れたもの↓(撮る前にホコリ拭くの忘れた)。
New FD28mm f2.8
 で、このレンズを僕のX-Pro1で使えれば、とりあえず手持ちの18mmと35mmの間に位置する焦点距離のレンズを手に入れることになる。XFレンズの写りがあまりに良いので、この古い35mmフィルム時代のレンズを生かすつもりは無かったんだけど、このNew FDレンズのデザインは結構好きだし、元々アナログ機的なX-Pro1のデザインにオールド・レンズのデザインは非常にマッチするので、初めてマウント・アダプターのことを調べてみた。
 
 FUJIのXシリーズは“Xマウント”という独自規格なんだけど、このマウントに対応しているレンズは、まずは当然富士フイルム純正のXFレンズ。そしてドイツのカールツァイスのTouitの3本だけ。ただ、Xシリーズが発売になったときから富士はMマウント用の純正アダプターを用意していて、これを使えばライカのMマウント・レンズが使える様になる。まぁ、僕はライカなんて高級機は触ったことも無いし、当然Mマウント・レンズは1本も持って無い訳だけど、X-Pro1にカール・ツァイスやズミルックス、フォクトレンダーなんかの超高級Mマウント・レンズを付け(た写真を見)ると高級感が増して凄く似合うので(元々X-Pro1のデザインはライカっぽいし)、その方向はちょっと憧れる。目指さない(せない)けど。

 話を戻し、ちょこっと調べてみたら純正以外でXマウント用の変換アダプターは結構色々出ていて、目的の『FD→XF』をざっと見ただけでも数種類あった。しかも思っていたよりずっと安い。なので、通販だし安物だし仮に届いたものが使えなくても懐(と心)が痛まない様に、そこそこの見た目(金属の質感とか)で一番安いものを選んだら、これが結構精度も高くて意外に良かった。Y!オクで見つけた新品で、送料(定形外郵便)込みでなんと2千円。『K&F CONCEPT』というブランドのもの。サイトを見たら中国広東の会社製らしい。コレ↓
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター
 FUJI純正のMマウント・アダプターと比べてK&F CONCEPTのアダプターは大分厚みがあり、比較的コンパクトなNew FD28mm f2.8でも少し全体が長くなった。XF35mmにフードを付けた長さと同じくらい。でも、取り付けたときのカチっとした感覚や金属の質感、レンズやボディとの見た目のバランスも結構良い。
 ただ、取説が無いので(単純に回してつけるだけのものだけど)、アダプター本体リングに「LOCK←→OPEN」と書いてあるのを見て、LOCK方向にアダプターを回してレンズに取付けようと思ったら、これが逆回しだった。なんでだろう?と思ったら、マウント・アダプターを先にボディ側に取り付け、後からレンズをボディに取り付ける場合はこの方向で合っていたから(つまりレンズを回す方向を指示している)、まぁ、これで良いのかな。なんとなくしっくり来ないんだけど…。
Canon New FD28mm f2.8 + K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター
↓カメラがX-Pro1しか無いのでiPhone撮影。
Canon New FD28mm f2.8 + K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター + FUJIFILM X-Pro1
 そっか…と、アダプターが届いてカメラに付ける段になって気付いたんだけど、FD28mmには黄色いフィルターを付けていてた↓(白黒専用のY2フィルター)
白黒専用Y2フィルター
 さすがにこれはカラー撮影で使えないから、早々に無色透明の保護フィルターを買わないと(ちなみにX-Pro1には、Yフィルタは元よりRやGフィルタを入れた白黒フィルム・シミュレーションもある)。

 さて、届いたマウント・アダプターの重さは90gだった。FD28mmと足して253g。手持ちのFX35mm+フードより少し重い。
↓マウント・アダプター
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター/重さ
↓マウント・アダプター+FD28mm
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター+NewFD28mm f2.8/重さ
↓XF35mm+フード
XF35mmF1.4+フード/重さ
 そして、X-Pro1に普段付けっ放しにしている18mmならフード付きでも143g、無しだと131gでとてもコンパクト、かつ画角もボケ味も良くてでとても好きなレンズ。もちろん画質はフジノン・クオリティで折紙付。
XF18mmF2.0+フード/重さ
XF18mmF2.0/重さ
 以下、3本のレンズをX-Pro1に装着したときのボリューム感の比較。ついでにフード有無も(これ等もiPhone撮影)。
↓X-Pro1+マウント・アダプター+FD28mm
X-Pro1+K&F CONCEPTアダプター+NewFD28mm f2.8
↓X-Pro1+XF35mm+フード
X-Pro1+XF35mmF1.4+フード
↓X-Pro1+XF35mm
X-Pro1+XF35mmF1.4
↓X-Pro1+XF18mm+フード
X-Pro1+XF18mmF2.0+フード
↓X-Pro1+XF18mm
X-Pro1+XF18mmF2.0
 18mmのレンズフード先端の下部直線部分が曲がって見えるのは、本当に曲がってるから。いつぞや落とした。樹脂製フードだったら割れたんだろうけど、金属製なので曲がった。指で戻そうと思ったけど意外に硬くて全く曲がらず、なんとなくそのままになっている。

 18mm、28mm、35mmの画角比較(対象近いけど。全て絞り開放)
↓XF18mm撮影
XF18mmの画角
↓FD28mm+マウント・アダプター撮影
NewFD28mmの画角
↓XF35mm撮影
XF35mmの画角
 18と35の真ん中は26.5なので、両者の間より僅かに拡大気味に見えるはず…なんだけど、実際にはより画角が狭く見える。これはアダプターの厚み分、レンズ後ろ玉とセンサー面との距離が遠くなるから…とかなのかな? よく分からない。
 まぁ、でも、とにかく2本の間の画角で撮れるのは嬉しい(実はXF23mmF1.4という素晴らしいレンズがあるんだけど、結構高くて順番的に次に手を出し難いなぁと思っているので…)。

 画質的にはXFレンズと比べるとボケ部分が若干ガサついてる感じがするんだけど、まぁ、僕がスナップ撮るレベルでは特別気になることは無い。
 それより、F-1を久しぶりに引っ張り出したときにも感じたけど、やっぱりフィルム時代のマニュアル・レンズのフォーカス・リングは、程よいトルク感とスムーズさがあり心地良い…と言うか、ピンを合わせやすい。X-Pro1にはフォーカス・ピーキングというEVFや液晶モニター画面にピントが来ている部分のエッジが白く光る機能がついていて、マニュアル・レンズのアナログな感触と液晶ファインダーのデジタルの利便性とで、デジイチよりよっぽどマニュアル・フォーカスは合わせ易い。特にX-Pro1は時々(いや、かなり)もたつくAFなんで、実は意外に普段使えるかも。

 というわけで、半ば死んでいたレンズ資産を、わずか2千円(あぁ、あと保護フィルター代も)で活かせることになった訳で、ちょっと嬉しい。
X-Pro1と3本のレンズ達(+F-1ボディ)
写真のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

嫁のVIVAちゃん変身!

 僕のBRUNOちゃんはここのところ急にカスタムが進んだ訳だけど、実は嫁さんのVIVA(本国名。日本では商標の関係でVIVO)ちゃんもカスタマイズされている。今回ドロップハンドル化したのを機に少しまとめて紹介。

 去年の10月、知り合ったばかりの近所のクロモリロード乗りのOさんから、「ハンドルを変えて余ったから…」と嫁さんにハンドルバーを頂いた。元々嫁がドロップハンドル化したいと思い始めたのも、このOさんが「女性がクロモリロードのドロップハンドル車に、街中で乗ってたらカッコイイから…」と唆したがきっかけだったので、まぁ、Oさんがその気になった嫁さんに責任をとった…とも言える。

 ただ、ハンドルバーだけ貰ってもすぐに交換できるようなものでもなく、また、VIVAちゃんに元々付いていたハンドルがステムと一体だったことと(ココの3枚目の写真を参照)、ドロップ化に伴いブレーキレバーを懐かしの“ギドネットレバー”にしたい…と言う嫁さんの要望もあり、タダで頂いたハンドルバー以外に、結局合計2.5万円ほどのパーツ代をプラスしてやっと必要なものが揃った。勿論予算の工面もあるけど、それ以前にステムやバーテープの選択で迷いに迷った結果、ハンドルを貰ってから半年以上経って漸くドロップハンドル化が完了した。
VIVA/ドロップハンドル化01
 最後の最後まで本人が迷っていたのがバーテープの色。実は一昨年の暮れにサドルを僕と同じBROOKSのサドルに変更していたんだけど、それが革では無く当時発売直後だった“C17 CAMBIUM(カンビウム)”という、天然ゴムとコットンを使ったもので、車体全体やCAMBIUMの色や質感とのバランスもあり、一時は布バーテープに色を着けるという方向に向かったり…と、迷い捲っていた。

↓BROOKS C17 CAMBIUM サドル表面はオーガニックコットン。防水加工されている。サドル自体はかなり固いけど、同社の革サドルほどはカチカチでも無く適度にしなる。
VIVA/BROOKS C17s CAMBIUM 1
↓通常の革サドルと違い、ベースの骨組みはアルミダイキャスト製でモダン。サドルの下地の天然ゴムは結構な厚みがあるのが解る。
VIVA/BROOKS C17s CAMBIUM 2
↓鋲のC17「s」は、女性用smallサイズのs。
VIVA/BROOKS C17s CAMBIUM 3
 で、BROOKSからCAMBIUM用のオーガニックコットンのバーテープも発売になったけど、結局普通の革製バーテープに落ち着いた。中々決められなかったのは色や質感のこともあったけど、そもそもBROOKSのバーテープが高いせいも大きかった。しかし布バーテープは劣化が早い…とか、他社の革製で質感が良さそうなのが無く(少なくとも入手しやすい中では)、結局のところ質感に満足できる選択肢が他に無いという感じで。
 BROOKSの革製に決めてからも、今度は(ネット上の写真を見て)色で迷い捲っていたけど、たまたま先日寄った有楽町のY'sロードの店頭にほとんどすべてのカラーバリエーションの在庫があり、実際に箱から出して色を見比べられて、漸く“アップルグリーン”に決定。レジに持って行ったら実は割引になっていた…というオマケが付いた。

 今回のカスタムも僕がほとんど組み上げたのだけど、バーテープ巻きだけは1から嫁さんが自力でやった。最初に巻いた右側半分は数回再チャレンジが必要だったものの、慣れた後の左半分は一発OKだった。最初の仕事にしては中々じゃないかなぁ〜と思う。いや、お世辞では無く。
VIVA/BROOKS BarTape Apple Green 1
↓お約束のBROOKS 木製バーエンドキャップ。こちらも綺麗にハマってる。
VIVA/BROOKS BarEndCap
 最初に書いたけど、ご覧の通りブレーキレバーも変更した。Billion(いさみや)のギドネットレバー。最近のクロモリロードの復活に合わせた様で、十数年振りの復刻版らしい。ダイアコンペにも似たレバーがあるんだけど、わずかにレバーが太めで野暮ったいのと、Billionはブレーキの戻りを即すバネ入りで使いやすい(はず)。
 僕のBRUNOは通常のドロップハンドル用のブレーキレバーが付いているけど、言うまでもなくこっちの方が見た目がスッキリする。僕もいずれ通常のレバーは外そうと思ってる。なんせ買って3年補助ブレーキしか使わず、一度も通常のブレーキレバーを触ったことが無い…。
VIVA/BROOKS BarTape Apple GreenとBillion ギドネットレバー 1
↓レバー先端までポリッシュ仕上げが美しい。
VIVA/BROOKS BarTape Apple GreenとBillion ギドネットレバー 2
↓ハンドル幅一杯までブレーキレバーの先が来る。
VIVA/BROOKS BarTape Apple GreenとBillion ギドネットレバー 3
 今回のドロップハンドル化の中で実は一番パーツ代が高かったのが、全パーツ代の半分ほどを占める“ハンドル・ステム”。勿論もっと安いのも沢山あるんだけど、元々VIVAに一体型で付いていたハンドル&ステムがクロームメッキ仕上げのとても美しいデザインのものだったので、できるだけそのテイストを残そうとした結果…だ。仕方ない。
 国産ハンドルの雄“NITTO(日東)”と、“FAIRWEATHER”というブランドがコラボして作ったアヘッド・ステムで、通常スペーサーで埋める“首”の部分が一体になっている鉄製のクロームメッキ仕上げの製品。溶接部分も綺麗に仕上げられポリッシュも美しく非常に艶やか。また、鉄製であるが故にハンドルを止める“巻き”の部分を非常に薄く作れ、ここが厚ぼったいアルミ製とは違う繊細さがある。ステムはいつも目に入る部分なんで嫁さんは(僕も)拘った…おかげで高くなった訳だ。ステムキャップだけは250円ほどのアルミ製だけど…。
VIVA/NITTO&FAIRWEATHER UI-7 INTEGRATED STEM 1
VIVA/NITTO&FAIRWEATHER UI-7 INTEGRATED STEM 3
 という訳で、ドロップハンドル化したVIVAちゃんの全体像。黄色いフレームや明るいベージュのサドルに対して、『差し色』的な明るめのグリーンのバーテープが、ハデ過ぎず地味過ぎずで結構似合ってると思う。
VIVA/ドロップハンドル化完成1
VIVA/ドロップハンドル化完成2
 僕のBRUNOちゃんと全く同じチェーンとスプロケに交換もしてるんだけど、その説明は割愛で。
シンプル・イズ・自転車。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

スプロケット&チェーン交換

 珍しくブログ連投。予告通り、自転車のスプロケとチェーンの交換ネタ。

 以前からずっと気になっていたので、やっと…という感じ。スプロケはシマノの“CS-HG50-8”という8速のもの。チェーンはKMCという台湾ブランドの“Z7NP”というミッシングリンク付きの製品。どちらも安価でシルバーのメッキ仕上げ。今回嫁さんのVIVA(デンマークの本国名。日本では商標の関係でVIVO)ちゃんも同時に全く同じセットで変更。
 リア8速は2台とも今までと同じで、僕は12-25丁から、嫁さんは13-23丁から共に13-26丁に変更。基本的に街乗りポタリングしかしないのでそれほどスピードは要らないし、たまに遭遇する急坂をもう少し楽に…という選択。特に嫁さんのVIVAちゃんの方はチェーンリングがシングルなので、これで大分ギアの選択肢が普段使いの実情に合う…はず。
スプロケとチェーン
 今回道具も一式揃えた。全て専用工具。高いものは買えないので、amazonでの口コミ評価を参考にしつつ、そこそこの見た目と価格で選んだ。ただ、チェーンカッターだけはそれほど高く無かったのでちょっと可愛いTOPEAK(トピーク)のヤツにした(写真右端)。工具にこだわり始めると危険なのでこの辺りで…。
スプロケ&チェーン交換ツール一式
 で、パーツもツールもそれぞれ単品ではそれほど高いモノでは無いんだけど、2台分のチェーン&スプロケと工具一式を一気に揃えると2万円弱ほどになるもんで、なんとなく躊躇…と言うかタイミングを逸していた。それがここに来て、BRUNOちゃんのクランク&チェーンリングやシートが綺麗になると、どうしても比較して“黒ずんだ(元々黒っぽい製品)”チェーン&スプロケがより一層汚く見えて、この3年で摩耗もしてるだろうと言うことで一気に交換。スッキリした。安物ではあるもののキラキラしていてイイ。
シマノのCS-HG50-8スプロケットとKNCのZ7NPチェーンのアップ
 しかし、これで今度は元々付いていたシマノの安物Rディレイラーと真っ黒の樹脂プーリーが余計に気になる様に…。こうしてハマっていく訳だ(嫁さんも同じ気持ちなのが救い…w)。
スプロケ&チェーン交換後のBRUNOちゃん
↓前回、BROOKSサドルに変更したときの写真。大差無いと言えば無いけど、本人の気持ちは晴れた。
BRUNOにBROOKS Swift Chromeを装着
シンプル・イズ・自転車。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

『マル耐』準備。

 去年の11月に引き続き、今月最後の土曜日に3度目の参戦になる『マル耐(4時間マルっと耐久走行会)』。去年の5月は参加費払ったのに走れなかったので、5月に走るのは初めて。

 で、11月に走ったとき、ネジ留式のバンクセンサーが減り過ぎていたのに気づかずネジの頭1つを削ってしまったまま放置していたのを思い出し、直前でバタバタしない様に早めに交換した。
 “バンクセンサー”がなんたるか?は、ここを読む人なら知ってると思うんで割愛するけど(ちなみに、どうもバンクセンサーというのは和製英語っぽくて“Knee Slider”が正しいらしい。正しく“膝スリ装置”だ)、これが意外とアッと言う間に減ってしまうシロモノなのは意外と知られて無いかも…。

↓片側の4箇所あるネジのうちひとつの頭が、削れて無くなっている。
ちなみに2つのセンサーの厚みが違うのは、左コーナーの方が得意でバンクし易く削れるのが早い為。時々左右のセンサーを交換するんだけど、今回は忘れたままこの状態に。
GCMバンクセンサー1
GCMバンクセンサー/ネジの頭を削ってしまった
 今までロクに見ずにセンサーを外せるかなぁ〜と若干心配してたんだけど、良く見ると小さく十字の穴が残っていたので、一番小さいサイズのドライバーでグリグリ回したらなんとか外れた。
GCMバンクセンサー/なんとか外れた
↓頭の無くなったネジ。
GCMバンクセンサー/削れたネジ
↓もう片っぽもベースの革の端が少し削れてる。こっちは特別問題無いんだけど、こんなところ擦ってるって乗り方おかしいのかな? それともセンサーの取り付け位置のせいだろうか?
GCMバンクセンサー/ちなみに反対側はベースを欠損
 ネジ留式のバンクセンサーは、2年前のもてぎでの転倒後、修理をお願いしたYONEZOというツナギ屋さんに置いてあったのがリーズナブルで良いと付けて貰った。一般的にバンクセンサーはベースのベルクロが付いた部分とセンサーの樹脂(革製もある…と言うか昔は革だったけど滑りが悪い)が一体になってる。
 実はバンクセンサーってただの樹脂の塊っぽい割には結構高くて(有名ブランド品は左右で4〜6千円くらい)、大事なインターフェイス部分とは言え、なんだかやっぱりひたすら削れていくものに毎度数千円掛かるのもなぁ〜と勿体無い感満載のパーツ(まぁ、距離換算ならガソリン代より安いけど)。それがこの“GCM”というブランドのバンクセンサーはご覧の通りで樹脂部分だけ交換すれば良く、コストは左右で2.5千円ほど(だったと思う。ツナギ修理の合計金額しか残って無くうろ覚え)。
 …という経緯があり、今回交換時期が来ていた(と言うか過ぎてた)。

 で、本来ならYONEZOさんに聞けば良いんだろうけど、とりあえずネットで“GCMバンクセンサー”を検索してみると、どこにも売ってる気配が無い…どころか廃盤になったらしき情報ページも一部あったり…(製造している会社のサイトには、一応紹介ページは残ってる)。
 それでなんだかちょっと面倒臭くなって、安いバンクセンサーが他にあったらそれで良いか…と探すと、Web!ke(バイク用品のネットショップ)にあった。ベース部付きの一体型なんだけど左右セットで2千円ちょい。ちょうどWeb!keのポイントが少し溜まっていたので送料込みで千円弱に。若干不安はあったけど、まぁ、安いし…。
クレバーライト・バンクセンサー
クレバーライト・バンクセンサー/裏側のR具合
 ベースのベルクロが付いた部分は革では無い人工素材で結構薄い。ツナギに貼り付けるだけだからベース自体はそれ程強度は不要だけど、ベースと樹脂部分の接着が実際どうなのかは使ってみないと不明。
 そのセンサー部分の樹脂は、写真ではカーボン調の模様が見えるけど勿論カーボンでは無い。ちょっと安っぽいプラスチック成型品…という感じ。
クレバーライト・バンクセンサー/センサー部分の樹脂
↓こちらは外したGCMの樹脂センサー部分の裏側。結構厚みもありしっかりしたものだった。Rは緩かったけど特に問題無かった。
GCMバンクセンサー/なんとか外れた
 まぁ、とりあえずツナギに付けてみた。裏側のRが深いので、膝(と言うよりスネに近いんだけど)部分にぴったりハマる感じではある。見た目的にはあんまり目立たなくて良いかな。これで走行会3回くらい持つならリーズナブルだけどなぁ〜。
クレバーライト・バンクセンサー/ツナギに装着
 ところで、↓こんなモノも買ってしまった。amazonで¥906-也。多分“マル耐”くらいしか使い処が無いんだけど…w
マル耐用ストップウォッチ
 一応ピットで毎週のラップを(かなりアバウトに)計測してる。レースっぽいし、なんせタイムがわかるのはお遊びとは言え楽しい。しかしストップウォッチを触ったのなんて何十年振りだろ。安いので期待してなかったけど、意外にボタンのクリック感とか良い。ちょっと無駄にカチカチしたくなる。ただ、電源ボタンが無くて液晶が表示されっ放しなのは予想外だった(多分、電池なんてほとんど喰わないだろうけど)。もしかしてストップウォッチってそんなものだったっけ?
 とにかくこれで、落とさない様に気を遣いながら、たまにタッチミスをしたりしながら使っていた“iPhone”を使わずに済む。

 あとは当日雨さえ降らなければ。一応、過去3回とも終日晴れ(走れて無い去年の5月も含め)。なので是非次回もお天道様には宜しくお願いしたいところ。
我が名はバイク乗り。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

誕生日プレゼント。

 ちょい久々の更新。

 僕の誕生日から既に10日以上経ったのだけど、嫁が買ってくれた誕生日プレゼントが今朝届いたので、これはblogに上げておかねば…と。あぁ、偶然自転車ネタが続いた。

 それこそもう、3年前の夏にBRUNOを買ったときから「いずれは」と思っていた英国老舗のBROOKSの革サドルを、誕生日プレゼントと言う“お墨付き”を得てついに導入。モデルをどれにするか、色を何にするかはこの3年の間に散々迷ったけど、シートの形状や下部のカットが好みであることや、カッパー(銅)・リベットが大きく目立ち、後ろに小物バッグを引っ掛けるリングも付くという点で『Swift Chrome』に。色は結局無難なブラウン。BRUNOの純正シートと色味が似通っていて、全体の印象があんまり変わらない気もするけど、まぁ、グレーのフレームに派手過ぎず地味過ぎず、クラシカル感もちょうど良いと思う。
BROOKS Swift Chrome…とパッケージ
 今まで付いていたBRUNOの純正サドルと比べると…。
 BRUNOの方の表皮は合成革で若干クッションが入っている。勿論BROOKSは分厚い一枚革でクッションは無い。特に後ろから見るとBROOKSサドルの下の空間がスカスカに見えて、クロームメッキのシートレールが映える。
 サドルの跨る部分の長さや幅はほとんど同じなんだけど、広がり方やリアエンドの伸びしろの違いで、実際に跨るとSwift Chromeの方が一回り以上小さく感じる。
BRUNO純正シートとBROOKS Swift Chrome/斜め前
BRUNO純正シートとBROOKS Swift Chrome/斜め後
BRUNO純正シートとBROOKS Swift Chrome/横から
 Swift Chromeの各部アップ。この質感が欲しかった。惚れ惚れする。
BROOKS Swift Chrome 先端部アップ
BROOKS Swift Chrome 刻印部
BROOKS Swift Chrome ロゴ部分
 下側はこんな感じになっていて前後でサドルの革を引っ張り支えている。付属の工具で前部のネジを回し、革の張り具合を調整できる。
BROOKS Swift Chrome 前部下から
BROOKS Swift Chrome 後部下から
 重さは180gほど重くなる。自転車に乗る都度BRUNO抱えてマンションの2F〜1Fの階段を降り登りするけど、その差は全く感じないから別にいい。
BRUNO純正サドルとBROOKS Swift Chromeの重さ比べ
 BRUNOちゃんに装着。前に付けたMKS(三ヶ島)のペダルのカッパー・メッキがちょっと浮いている気がしていたけど、実はBROOKSのカッパー・リベットとのコーディネートを前提にしていたので、ようやく少しまとまった気がする。欲を言えば、シートレールもカッパー・メッキなら良かったんだけど、何故かSwift Chromeにはその設定が無い。
BRUNOにBROOKS Swift Chromeを装着
 今日の午後、今年初めて髪を切りに行くのに往復で10kmほど試乗した。BRUNO純正サドルと比べて硬いのはともかくとして、今までお尻の後ろからはみ出していたサドルが、BROOKSはお尻がサドルを包み込む様なイメージ。変に座ると骨盤が直接サドルに当たるのでなるべく具合の良い位置を探して座ると、このまま馴染んでしまう様な感覚はあった。まぁ、短い距離だけど。
 100〜150kmくらい乗り込むと自分の尻の形に革が変形していくらしい。最近は買い物か数キロレベルのポタリングしかしないので、その程度の負荷で変形が進むのか分からないけど、まぁ、とにかく見た目は満足。ただ、シートポストの“櫓”が丸見えになったもんで、ここも早々に美しいヤツに換えたくなった。
 あと、今回同時にサドルと同色のBROOKSの革のバーテープに巻き直そうかと思ったんだけど、それならハンドルも若干小さめにしたい、ハンドル換えるなら合わせてステムも…と雪だるま式に金額が膨らんで行くので諦めたものの、やっぱりハンドル周りの雰囲気が周りから浮いていて凄く気になる…。

 でも、次回は「チェーンとリアスプロケットの交換!」の巻。(たぶん)
シンプル・イズ・自転車。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

クランクとかペダルとか、替えてみた。

 blogでは久しぶりの自転車ネタ。

 去年の秋に偶然近所の道端で知り合ったクロモリロード乗りのOさんは、現在カスタムにハマっている真っ最中で、毎月の決め事の様に月末になりお小遣いが出来ると、どこかしら新しいパーツに置き換わっている。ちにみにOさんのロードは“calamita(カラミータ)”という日本のブランドのもので、元々結構クラシカルで良い感じの佇まい…であるのにもかかわらず。
 まぁ、それはそれとして、Oさんは「売るのも面倒だしどうせ二束三文だから…」と、外した方のパーツをちょくちょくくれる。ちょうどクラシカルなカラミータに付いているパーツは僕の好みにも合うということもあって、既に僕が貰ったのは前後のホイール一式(既に換装済み)と、今回貰ったクランク+チェーンリングのセット。ちょうど少し前にオークションで三ヶ島のペダルを落としてあったので、自分で交換してみた。

 しかし、いきなり困ったのが工具のサイズ。クランク外すのに“コッタレス”という小さな特殊工具が必要なのは仕方が無いとして(400円弱で買えた)、その工具も含めて今回必要だったレンチのサイズが15mmと16mm。普段自分でバイクを軽く触れる程度の工具は一通り持っているけど、このサイズは無い。普通クルマやバイクで使うのは14mmの次は17mm。どの工具セットもそうなってる。
 普段使わない(要らない)サイズだし、使い難いけどモンキーレンチで代用しようと思っていたら、ペダルを留めてるナット(15mm)を回すのにモンキーのアゴが厚すぎて、ペダルとクランクの隙間に入らない…。
 仕方なく近所のD.I.Y店に行ってみると、本当は両口スパナで15+16mmとかあれば…と思っていたのは甘く、それどころかこのサイズのレンチがほぼ無い。最低必要な15mmはコンビネーションレンチが1本だけあって、出番少なそうだからアゴが薄いモンキーとどっちにするか悩んだけど、結局15mmレンチを1本買って帰って来た。

 というわけで、なんとか交換。
 実は元々付いていたペダルのナットが固くて回せず、一瞬買った15mmレンチが無駄になるかと思ったけど、貰ったクランクに三ヶ島のペダルを付ける必要があることを忘れていた。なのでちゃんと役に立った。それより元のペダルが元のクランクに付いたままだ。まぁ、使わないからいいっちゃいいけど…。
 あと、貰ったチェーンリングの歯数が大小ともに少なくて、元々そんなに大きく無いけど更にコンパクトクランク化になったのは良いんだけど、予想外にフロントディレイラーの調整に手間取ってしまった…。まだ乗って無いからどう変わったかは不明(2015/3/7現在)。

↓クランク付近はこんな感じ。この部分だけ見てもなぁ〜って感じだけど。
BRUNO 700C 2015/3/7 クランク全体
↓そしてペダル。国産一流老舗ブランド“三ヶ島(KMS)”の『BM-7』の銅メッキ。
BRUNO 700C 2015/3/7 ペダル
↓クランクのアップ。ホントはセンターのボルトに被せるゴールドのスクリューキャップも貰ったんだけど、それを付けるためにはボルトを交換する必要があり(それも貰った)、そのボルトを回すサイズのソケットがまた、ウチに無いと言う…。
BRUNO 700C 2015/3/7 クランク
 買った頃の写真と比べても、写真だとあんまり印象変わらないなぁ。パーツの質感や光沢感が伝わらないし、フレーム/シート/バーテープの色が同じだからだろうけど。

↓2012年8月 購入直後
Bruno 700c Tour
↓2015年3月 現在 ホイール&タイヤ、クランク、ペダルが変わって、ハンドルミラーとボトルケージが付いたくらいか。タイヤは幅が33→27へと大分細くなった。
BRUNO 700C 2015/3/7 全体

 早々に、BROOKSの革シートと同色のバーテープにしたい。大分イメージが変わるはず。色を決め兼ねてるんだけど…。
シンプル・イズ・自転車。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

MTV UK歴代ヒット80's & 90's

 十勝旅行記が終わったら書こうと思ってた小ネタ。

 去年末にMTVで、80年代と90年代のUK歴代ヒット曲をまとめて流す番組がやっていて、普段MTVなんて番組表すら見ないんだけど、たまたまそれを知ったので録画した。

 10代、20代の頃は洋楽…特に英国系…が大好きだったので、80's〜90'sのUK歴代ヒットソングというのは、まさしく僕にとって音楽的青春時代。LP/CD代にいくらつぎ込んだことか…。
 そんな感じだったのが、2000年頃を境にヒットチャートを聴かなくなってしまったので、さすがに80'sの曲は古臭く感じるものの、90'sの曲は未だについ最近の様に感じてしまうんだけど…。

 しかし、改めて今回この番組を観て(聴いて)思ったのは、僕が自分で思っている以上にミーハーだったことだ。
 僕は当時(特に10代の頃)全てでは無いけどちょっと日本の音楽を馬鹿にしていて、ちょうど“第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン”全盛で“ベストヒットUSA”ですら半分以上はイギリス系のバンドの曲が流れていた時代で(そのせいで、特に興味のない同級生なんかは大半をアメリカのアーティストだと思っていたのが、なんだか妙に悔しかった)、「英国ロック/ポップこそハイセンスな音楽」と思っていたもんで、千葉の田舎の中学・高校時代の同級生達が、日本のアイドルやグループの曲で盛り上がってるのをもの凄く蔑んで見ていた。なんてミーハーでレベルが低いんだ…と。

 僕が洋楽を聴くようになったのは中1の頃で、テレ東で夕方5時半から60年代にアメリカで放映された『ザ・モンキーズ・ショー』(デイ・ドリーム・ビリーヴァーのTHE MONKEESのドタバタ番組。毎回最後に彼らの曲の演奏がある)の再放送にハマったのが始まり。帰宅部だった僕は毎日早々に家に帰るのが楽しみだった(当時ビデオデッキなんてウチには無かったので)。
ザ・モンキーズ・ショー
 で、その頃イギリスのバグルスの“ラジオスターの悲劇(Video Killed the Radio Star)”という曲がヒットし、その不思議なおもちゃっぽい音質(ヴォコーダーはおろかシンセサイザーという言葉すら知らなかった)に興味を惹かれるのとほどんど同時に、イエロー・マジック・オーケストラ(と書いたら今の若い人には解らないだろうな)を知って脳天直撃を喰らったのがきっかけで、当時彼らと付き合いのあったJAPAN(Xは決して付かない)や、YMOとよく比較された大御所のクラフトワークやディーボ、まだニュー・ウェイヴっぽさが残っていたウルトラヴォックス、ボーカル以外全員シンセのデペッシュ・モード等の、最初はテクノ、ニューウェイヴ系からブリティッシュ系にどんどん引き込まれていった。
 そういう流れがあったので、千葉の田舎の中高生だった僕は、ハイセンスな音楽を聴いてるんだぜ!…という意識があった。

 ただ、当時の“第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン”の時代は、どの曲もメロディアスで聴き易いうえ(だから売れたんだろうけど)、シンセサイザーやサンプリングと言った電子楽器が急激に発達した時代でもあり、どんなジャンルのアーティストでもどんどんそのテクノロジーを取り入れていった時期だったので、どれもこれも“テクノじゃん!”と聴く様になる。今思えば、ブリティッシュ系やそれに近い曲調ならなんでも良いという感じだったかも。

 で、今回の当時の『UK SUPER HITS』と括られた曲を一挙に改めて観る。

頭の印はそれぞれこういう意味。
------------------------------------------------------------
◯=この曲の入っているアルバムを持っている
△=この曲は無いがこのアーティストのアルバムは持っている
×=このアーティストのアルバムは1枚も持って無い
------------------------------------------------------------

 実は80's BestみたいなCDは何枚か持ってて、それを入れるとほぼ100%持ってることになるんで無視したけど、それぞれ別個に買ってるのに、20年間でわずか数十曲のBEST HITに入る曲やアーティストのアルバムを、これほど実際に買って持ってたとは…。熱にうなされた中高大時代と同期する80年代の驚くべき網羅率はともかく、社会人になって少し醒めてきた90年代の曲ですらこの有様…。
 なんだ、僕もただのミーハーだった訳だ…。

『UK SUPER HITS HISTORY』
※( )内は邦題があったもの。原題を短縮した場合も含めて。

1980-1989
△ THE ROLLING STONES:Start Me Up
△ THE POLICE:De Do Do Do Da Da Da Da(ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ)
△ GUEEN with DAVID BOWIE:Under Pressure
◯ HUMAN LEAGUE:Don't You Want Me(愛の残り火)
× ADAM ANT:Goody Two Shoes
◯ DURAN DURAN:Hungry Like the Wolf
◯ CULTURE CLUB:Karma Chameleon
◯ FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD:Relax
× NENA:99 Luftballons(ロックバルーンは99)
◯ EURYTHMICS:Sweet Dreams (Are Made of This)
◯ KAJA GOO GOO:Too Shy(君はトゥー・シャイ)
◯ DAVID BOWIE:Let's Dance
◯ THE POLICE:Every Breath You Take(見つめていたい)
◯ YES:Owner of a Lonely Heart(ロンリー・ハート)
◯ BAND-AID:Do They Know It's Christmas?
◯ THE STYLE COUNCIL:Shout to the Top
◯ WHAM!:Wake Me Up before You Go-Go(ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)
◯ DURAN DURAN:The Reflex
◯ DEAD OR ALIVE:You Spin Me Round
× GUEEN:I Was Bone to Love You(ボーン・トゥ・ラヴ・ユー)
◯ DAVID BOWIE & MICK JAGGER:Dancing in the Street
◯ SADE:Smooth Operator
◯ BANANARAMA:Venus
◯ A-Ha:Take on Me
◯ SWING OUT SISTER:Breakout
× THE PRETENDERS:Don't Get Me Wrong
◯ GENESIS:Invisible Touch
× EUROPE:The Final Count Down
△ KYLIE MINOGUE:I Should Be So Lucky(ラッキー・ラヴ)
◯ RICK ASTLEY:Never Gonna Give You Up(ギブ・ユー・アップ)
× MARTIKA:Toy Soldiers(おもちゃの兵隊)
◯ GEORGE MICHEL:Faith
◯ STING:An Englishman in New York
◯ U2:With or Without You
× THE STONE ROSES:I Wanna Be Adored
× THE LA'S:There She Gose
× ELVIS COSTELLO:Veronica

1990-1999
◯ ERIC CLAPTON:Tears in Heaven
◯ DURAN DURAN:Ordinary World
◯ SIMPLY RED:Stars
◯ U2:One
◯ UB40:Cant's Help Falling in Love(好きにならずにいられない)
◯ BRYAN ADAMS, ROD STEWART & STING:All for Love
× JESUS JONES:Right Here, Right Now
× PRIMAL SCREAM:Rocks
◯ RADIOHEAD:Creep
◯ BLUR:Girls and Boys
△ OASIS:Whatever
◯ ACE OF BASE:The Sign
× THE CRANBERRIES:Dreams
◯ SHAMPOO:Trouble
◯ THE CARDIGANS:Carnival
◯ ETERNAL:Power of a Woman
◯ TAKE THAT:Never Forget
◯ SWING OUT SISTER:Now You're Not Here(あなたにいてほしい)
◯ ERIC CLAPTON:Change The World
× ELTON JOHN:Candle in the Wind
◯ JAMIROQUAI:Virtual Insanity
◯ SPICE GIRLS:Wannabe
× LOS DEL RIO:Macarena(恋のマカレナ)
△ OASIS:Don't Look Back in Anger
× PULP:Common
× MANIC STREET PREACHERS:A Design for Life
△ PAUL WELLER:The Changingman
△ BLUR:Song 2
△ RADIOHEAD:Paranoid Android
× BJORK:All is Full of Love
× CHUMBAWAMBA:Tubthumping
× MEJA:All'bout the Money
× DES'REE:Life
× ELVIS COSTELLO:She
◯ UNDERWORLD:Born Slippy
◯ THE CHEMICAL BROTHERS:Hey Boy Hey Girl
◯ PET SHOP BOYS:New York City Boy

 個人的には80'sにPETER GABRIELの“Sledgehammer”が入って無いのが最大に解せない。MTVチャートだから尚更。あと、ACE OF BACEを入れるなら“All That She Wants”じゃなかろうか?とか、PET SHOP BOYSが80'sに1曲も入って無いのに90'sで“New York City Boys”かよ?…とか。まぁ、でもパッと思いつく違和感はこのくらい。
ピーター・ゲイブリエル『スレッジハンマー』のワンシーン
 しかし、80'sのプロモはまだ予算も掛けられなかったり、今から見れば時代性もあるから仕方ないけど、それにしても見ているこっちが恥ずかしくなるのがちょっと多い。今回の中でのワースト1位は、DEAD OR ALIVEの“You Spin Me Round”。↓この恥ずかしい演出を是非。


 で、逆に今回改めて観て未だに斬新でアーティストの凄さを感じたのが、少し前にカップヌードルのCMでも映像が使われてた、コレ↓

 JAMIROQUAIの“Virtual Insanity”なんだけど、一体どのくらい緻密に動きを作り込んだものなのか、あるいはジャミロクワイのアドリブなのか…どっちか解らないけど、いずれにしてもこの人の才能あってこそで成立するこのプロモのアイデアと出来栄えは改めて感心した。この曲はホントに素晴らしいし。

 普段家で音楽を聴かなくなってもう何年も経つんだけど、こうやって良い曲並べて聴くと、たまには良いなぁ〜と思う反面、最近の曲が全然耳に入って来ないのは(絶対どこかで聴いてるはずなのに)、やっぱりもう好みが受け付けないんだろうな。ジジイ化だ。それを正す気にはなれないけど…。
 ちなみにヒットチャート系で、アルバムを買うまで気に入った一番最近のアーティストは、多分LINKIN PARK。なんとか2000年代のバンドだ…。Jazzを別としたら、その後買ったアルバムは昔から知ってるアーティストの新譜か、昔買いそびれてた古い盤しかない…かな。

 とにかく、当時は音楽好き、洋楽好きの音楽人間を自負していたんだけど、ただのミーハーだったことを今更ながら自覚させられた件…だった。良いプロモ・コレクションのBlu-Rayが出来たけど。
雑記とか。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

2014年秋。十勝視察旅行記(16)

前回はこちら
以下、過去記事。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)

 ようやくこれで最後。

 “バーH'S”のマスター宅を出てランチに寄ったのは、嫁さんが「なんとなく胃がもたれてるからアッサリしたものが食べたい」と検索して探した“たんた家といううどん屋。口コミにあった“あさりうどん”が目当て。店舗外観や内装はまさにチェーン店という雰囲気。
 僕も一応メニューを見たけど、どこでも食べられそうなものよりは…と、同じ“あさりうどん”を頼む。ちょっと物足りない気もしたので、天ぷらも少し添えて。

↓あさりうどん
帯広“たんた家”のあさりうどん
 まぁまぁ、美味しかった。あさりは想像以上に沢山入っていた。出汁は関西風になるのかな? 自家製うどんということだけど、個人的にはもう少し腰がある麺の方が好みだった。ちなみに天ぷらは普通。後で知ったんだけど、実は人気メニューは“カレーうどん”らしい。クリーミーなカレー汁が美味しいそうだ。ちょっと食べてみたかったな。そっちに目が行かなかった。

 テーブルの上に置いた僕のカメラが気になったらしく、店長らしき人が話しかけてきた。カメラ好きと言う訳ではなく、季節メニューなんかの料理写真を自分で綺麗に撮りたい…とかで。その軽い会話の流れで、店内に入ってからずっと気になっていた、壁に4枚並んで掛かる大きい額に入ったウォホールっぽい作風の絵のことを聞いてみたら、なんと本物だった。僕は知らない作品だったし、てっきりチェーン店だと思ってたから、それ風のフェイクだとばかり…。
 店内はうどん屋なのに(と言うのもステレオタイプな見方だけど)ずっとビートルズの曲が流れていて、そのことにも少し触れたら、やっぱりその店長らしき人の趣味だった。ビートルズの話が止まらなくなりそうだったので、「ごちそうさまでした」と会計をして店を出た。

 “たんた家”のあとは、帰りの機内食を…と、最後にもう一度“麦音”へ。

↓初日のページに載せていない写真を少し。惣菜パンを中心に。
帯広“麦音”正面外観最終日
帯広“麦音”プラムデニッシュ
帯広“麦音”パニーニ
ジャガイモとソーセージのピザ
帯広“麦音”カレーパン
 やっぱり見るとどれもこれも欲しくなるのだけど、機内で食べられそうな量に絞り、後ろ髪を引かれる思いで店を出る。次に来れるのはいつだろう。

 “麦音”を出たのは15時少し前。東京に帰るAIR DO便は19:10発。とかち帯広空港のレンタカー屋には17時半過ぎには着いておきたかったので、車を十勝平野の南に向けて走らせる。
 次の目的地は、時間が余ったら行こうかな…と思っていた“十勝スピードウェイ”。「すぐ隣に道の駅もあるし…」と、興味を示さない嫁さんに言い訳しつつ…。
 もっとも僕自身も、イベントもレースも無い平日にサーキットに行ったところで、中を見ることも出来ないだろうとは思っていたけど、折角十勝に来た訳だしゲートだけでも…と。そう言えば何年も前に「折角ル・マンに来たし…」と、やっぱりサーキットの入り口だけ見たことがあったなぁ…。

 帯広市街地を出て程なく無料の高速道路に乗る。少し高いところを走る高速道路からは十勝平野を見渡せて、四日間で見慣れたこの風景ともお別れかと思うと、旅行最終日特有の寂しさが若干…。
 “十勝スピードウェイ”は帯広の南東にある更別村にあり、帯広市街から行くと空港を通り過ぎるカタチになる。無料の高速の終点から更に12kmほど、広い畑や時々残る原生林(だと思う)の続く風景の中を走り、16時少し前にゲート前に着いた。道を挟んだサーキット沿いは細長く森が残してあり(騒音対策?)、広大な平野にある感じはせず森の中のサーキットという雰囲気。森のすぐ向こうはやっぱり畑が広がっているんだけど。

↓ゲートには既に西日が当たり始めていた。
十勝スピードウェイのゲート
 “十勝スピードウェイ”は、国内では鈴鹿サーキットに次ぐ全長(フルコースで約5.1km。1kmの直線を有する)を持つコースで、勿論ほぼフラット。国内にはこの広さで真っ平らなサーキットは他に無いだろう。良し悪しは別だけど。
 当初はF-1等の開催も視野に入れ、コース設計は(当時の)国際基準に合わせて作られている。もっともワールドクラスのレースは一度も行われたことはなく、以前はフォーミュラー・ニッポンやGT選手権が開催されたこともあった様だけど、現在は全日本クラスのレースも無く、ローカルレースやイベント走行が中心らしい。ただ、サイトのスケジュールを見ると結構埋まっているので、運営はそれなりに頑張ってるのかな? 北海道のサーキットらしく、冬場は四輪向けの雪上コースも出来るらしい。WRC気分で走ったら面白そうだ。
十勝スピードウェイのコース図
 1kmの直線は、僕の1000ccのバイクで走ると途中でアクセルが吹け切りそうでビビるけど、やっぱりここはいずれ走ってみたい。サイトにあった車載映像を見たけど、国際基準のサーキットらしく広いコース幅のダイナミックなレイアウトは結構好みだ。ただ、どうも走行会程度では“クラブマンコース”と呼ばれる3.4kmに区切った部分がメインで、フルコース(グランプリコース)を使うことはあまり無さそうなのがちょっと残念。まぁ、それを嘆くのは先の話だ。
 いずれにしても、もし十勝に暮らすと、僕的には北海道ツーリングと広いサーキット…という、ライダーの2大パラダイスを身近に得られるのも大きな魅力。決して移住の目的では無いけど(…と書いておく)。

 “道の駅さらべつ”は、サーキットの隣の敷地にありゲートからは1kmほど帯広寄りに戻る。空港ターミナルビルの土産物店の規模がどうであれ、ありきたりのお菓子や土産物にあまり興味が無いので、空港よりは道の駅だろう…と寄ってみる。しかし店内を一回りしたけど惹かれるモノも無く、結局何も買わずにすぐに出て来てしまった。僕らの他には一人も客がおらず寂しい雰囲気だったのは、この内容のせいなのか、それとも平日夕方の時間帯のせいか…。隣の敷地にはキャンパー向けの広い施設もあるので、休日には人で賑わうのかもしれないけど…。

 レンタカーは満タン返しにする必要があるんだけど、空港の近くにはスタンドが無いらしい。出発時に「街の方で入れて来てください」と言われていた。“道の駅さらべつ”から空港へ最短で向かうと途中にスタンドは無い様なので、少し遠回りだけど国道に戻ることにした。スマホで地図を見ると中札内という街にスタンドのアイコンがある。ちょうどそこにも“道の駅なかさつない”があるので寄ってみることにした。結局ここが最後の“視察場所”になった。

 “道の駅なかさつない”は、小さいとは言え街中にあるせいかポツリポツリとお客は居た。若干興味を惹かれる加工食品がチラホラ置いてあったので、少し土産物を追加。中でもヒットは嫁さんが買った『ビートオリゴ』という商品名のビートを原料にした液状甘味料。一見蜂蜜の様に見える容器に入っている。amazonでも売ってたけど。
 道の駅のすぐ裏には、“十勝フロマージュ”という有名な工房があるらしい。ここのカマンベールチーズは、洞爺湖サミットで出されてたりJALの国際線機内食にも採用されている…という話を後で知った。道の駅にもここの商品を置いてあった筈だけど、カマンベール系は嫌いじゃ無いもののそれ程惹かれないので目に入らなかった。“北海道どさんこプラザ”でも売ってるらしいので、今度試してみるか。

↓道の駅にあった生卵の自動販売機。初めて見た。
“道の駅なかさつない”の生卵の自動販売機
↓道の駅から見た、十勝旅行最後の夕焼け空。
中札内の夕焼け
 道の駅を出てすぐ、今回の旅行中で初めてガソリンを入れる。4日間の平均燃費は17km/L以上だった。高速は初日と今日の2回、合計で約40km程走っただけで他は全て一般道。ちょい古の1.5Lセダン(日産ティーダ・ラティオ)では中々優秀な数字だ。北海道限定燃費だな。

 空港横のレンタカー屋に着いたのは17時前だった。すでに日は落ちて暗くなっている。問題無くレンタカーを返却してトランクの荷物を送迎バスに載せ替え、ターミナルビルまで送って貰う。初日は雨、今日は夜…と、結局“黒川紀章氏設計”のターミナルビル外観は、まともに見ることなく終わった。

 定期便は1日14便(すべて羽田行き)しか無いので、出発時刻の1時間くらい前にならないとカウンターは開かず誰も居ない。出発カウンターは1Fにあるんだけど出発ロビーは2Fで、そのせいか1Fのカウンター付近には椅子が置いて無い。仕方ないので一旦2Fのロビーまで荷物を上げて待つことにする。少し早く着き過ぎた。

↓AIR DOとANA便の出発時刻が同じなのは、共同運行便なので。
とかち帯広空港の最終時刻掲示板
 その2F出発ロビーには予想外にそれなりの広さの土産物のショップエリアがあった。ただし、こちらも全店舗“休憩中”。灯りも消えていてそのエリアだけ薄暗い。2Fフロアーで唯一開いていたのはファーストフードっぽいコーヒーショップだけ。結局僕らは缶ビールを買って長椅子で嫁さんと乾杯。

↓出発ロビー(手前)とカフェサイド(奥)。画面左側が手荷物検査の入り口。
とかち帯広空港の出発ロビー/カフェ側
 ほろ酔い気分になった出発1時間程前の18時頃、暗くなっていたショップに光が灯り営業が再開。いつの間にか人が増えていて少し賑やかになり、ちょっと空港ロビーらしさが出てきた。

↓スーベニアサイド。
とかち帯広空港のスーベニア・ショップ側
 北海道に来たときには必ず最後に自分に買う“白い恋人”を購入し、登場手続きが始まっていたので荷物を持って1Fに降りる。チェックインを済ませて2Fに戻り、そのまま手荷物検査の列へ。検査を抜けたほぼ目の前が搭乗口だ。AIR DO68便/ANA4768便の共同運行便は、定刻通りに出発した。

↓十勝の地、最後の一枚。
とかち帯広空港/AIR DO機コクピット部
↓“麦音”機内食。勿論帰りも“ベア・ドゥ”カップでコーンポタージュ。
羽田行きAIR DO機内食(?)
↓カメラのパノラマ撮影機能を初めて使ってみた。手持ちでもまぁまぁ違和感が無い(クリックで拡大)。
羽田行きAIR DO機内パノラマ
↓羽田着。機長がこっちを向いてるけどシャッター切ったときは気づかなかったもんで、撮った瞬間に無視して去ってしまう嫌な感じのカメラマンになった。
AIR DO羽田着コクピット部
AIR DO羽田着全景
 定刻通りに羽田着。3泊4日の十勝視察旅行、無事終了。

 当初は去年の今頃、寒さが一番キツイときの十勝を体験するつもりだったのだけど、色々あって結局秋の気候や食が良い時期になったので、“暮らし”を感じるにはあまりネガティブな面を見ないで終わったのかもしれない。でも、それを差し引いても(いや、差し引け無いかもしれないけど)、今回僕らが十勝から受けた印象はとても良かった。
 何か見た事も無い様な驚くものや文化を目の当たりにした訳じゃ無いけど、気に入った店、売っている食材、街の雰囲気、十勝の風景、僅かながら触れ合った人たち等々、それぞれは小さな一つ一つの事象なんだけど、いちいちプラス側に少し大きく針を振り、結果として十勝全体からとても大きな魅力を感じた。勿論、地方都市特有の疲弊感が見える部分もあるにはあったけど、僕らの視点からは些細な部分だ…多分。

 とにかく十勝は大いに気に入った。予想以上に良い場所だった。旅行前は単にイメージとしての“憧れの地”だったのが、旅行後はリアルに感じる“暮したい街”に変わったことが、今回の旅行で一番の収穫。近いうちに違う季節を見てみたい。
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

2014年秋。十勝視察旅行記(15)

前回はこちら
以下、過去記事。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)

 十勝旅行最終日の朝。
 JRイン帯広の二日目の日替わり丼は『牛丼』だった。結局『イクラ&鮭そぼろ丼』には有り付けなかったけど、これも昨日の『鶏そぼろ丼』と同様美味かった。“吉牛”的なファーストフード店の極薄の牛肉と玉ねぎを濃い味付けにしたものでは無く(あれはあれで個人的には好きなんだけど)、牛肉スライスは若干厚め、かつ柔らかい肉質で、太めのしらたきとか入っていて、どちらかと言うとスキヤキ風。なんだか優しい味だった。
 しかし牛丼を自分でよそったのは初めてかもしれないなぁ。牛丼屋でバイトしている気分。
JRイン帯広のモーニング“牛丼”
 二泊お世話になった“JRイン帯広”は僕にとっては快適だった。“僕にとっては”…と言うのは、チェックイン時にも書いたけど男女入れ替え制の1つしか無い大浴場の件。女性が利用できる時間帯が今回僕らは夜は外出中、朝は朝食の時間だったもんで、結局嫁さんは二日間部屋のユニットバスにしか入れず終いで、ちょっと可哀想だった。スペースや利用効率的に1つしか作れなかったんだろうなぁ〜とは思うものの、もう少し女性でも利用しやすい設定できないのかな?と。ビジネスホテルライクで男性客重視だろうし、こまめに入れ替えるなんて無理だから中々難しいだろうけど…。
 セミダブルの部屋だったけど結構広くて、シンプルでモダンなデザインの明るい部屋は、清潔で品があり落ち着いていて良かったし、セットの朝食の内容も前述の通り。駅横なのに外からの騒音は皆無で駐車場もタダ。ネットの早割料金とは言え、2泊朝食付き2人で合計1万円ちょいは、文句を言うレベルじゃ無いんだけど。
 嫁さんお気に入りの“モール温泉”さえどこかで確保できれば、また帯広に来た際にはここをベースにしても良いな。

 さて、荷物を車に積み込み今日最初の“視察地”に向かう。帯広には“帯広地方卸売市場”というかなり広い卸売市場(農産物/海産物/生花)がある。そこには“食品関連総合センター”という一般客買い物ができる施設もあって、実はここは結構楽しみにしていた場所。札幌中央市場の場外売り場みたいなところをイメージしていた。
 場所は帯広市の北側、十勝川に沿うエリアにある。周囲は工場や倉庫の様な大きな施設が多い地区だ。広い敷地内の一角にある食品関連総合センターの前の駐車場に車を停めて中に入ると、高い天井の広い建物の中には、野菜、魚介や生花は勿論、何故か肉屋や乾物、菓子類なんかも売ってる。なるほど“食品関連総合”か。想像していた“卸売市場の場外売り場”とはちょっと様相が違った。
帯広地方卸売市場“食品関連総合センター”内1
 さて、早速手前にあった野菜売り場(八百屋か)から物色する…のだけど、どうもワクワクしない。値段的にも内容的にも昨日行った芽室の“愛菜屋”の方がインパクトがある。普通の八百屋を見ている感じ。それは魚介売り場や(卸売には無い)肉屋のコーナーに行っても同じ感覚だった。スーパーの生鮮売り場の方がよっぽどワクワクした。この感覚の違いはどこから来るんだろう?
 そう言えば、お客さんはあまり居ない。月曜午前中の一般客なんてこんなもんかな…という気もしなくは無いけど、高さのある広い空間が客の少なさを強調する。
帯広地方卸売市場“食品関連総合センター”内2
 結局、結構楽しみにしていたこの場所は、グルッと足早に一回りして出て来てしまった。建物の二階にある“ふじ膳”という食堂の海鮮丼の評判は聞いていたので少し気になったが、さっき牛丼食べたばかりだったので流石にまだ何も喰えない。結構時間使うと思って来た場所なのに、15分ほどで終わってしまった。かなり残念…。札幌の中央卸売市場の場外売り場や二条市場みたいなイメージを持って、勝手に期待していたのがいけなかったんだろうけど。歴史や成り立ち商圏規模からして全然違うのは解ってはいたものの…。

 ところで、こういう卸売市場の場外売り場の様な施設では無く、パリのマルシェの様な(と言うか欧州の街ならどこにでもある)“青空市場”的なものが無いのかなぁ〜と思って調べたら、帯広にも朝市や夕市がいくつかあるらしい。ただ、野菜の直販が中心みたいだけど。向こうのマルシェみたいにいろんな食材を売ってる屋台が沢山あると楽しいんだけどなぁ。それと蚤の市みたいなのとか(これはどちらかと言えば都会的か…)。まっ、次回行ったときにはどれかに行ってみよう。

 さて、それにしても困った。今日の午前中は市場をゆっくり物色し、2階の“ふじ膳”で昼ごはんを食べて、その後、初日の夜に約束した、“バーH'S”のマスター宅にミニカー・コレクションを拝見しに行くつもりだったんだけど、予想外に早く時間が空いてしまった。
 で、結局また大きなスーパーに行くことにした。今度はイオン。卸売市場からは車で20分弱。帯広らしく…と言って良いのか、建物は横に広く高さは無い。建物の3〜4階が駐車場になっていていわゆる青空駐車場では無いけど、ここも駐車料金はタダだった。
 店内に入ると、月曜の昼だと言うのに結構お客さんが沢山居る。こういう大規模店舗が人で賑わっているのは今回初めて見た。土曜夕方の帯広駅前の店舗にはひと気が無かったから、ちょっと驚いた。住宅地が近いのか、単純にイオンが人気があるのか…。
 とりあえず生鮮食品コーナーを回る。

↓『寿司種セット』って初めて見た。
イオン帯広店“寿司種セット”
↓筋子の一粒一粒が、ホント、デカい。ちなみに“大樹”とは大樹町のことで、十勝平野の南側にある太平洋の面した町で、実は十勝にも漁港がある。
イオン帯広店“筋子”
↓網走産“白魚”。道内産の白魚のほとんどが網走湖産らしい。掻き揚げにして食べたい。
イオン帯広店“釧路の白魚”
↓“鮭の切り身”ほぼ半身で598円。
イオン帯広店“鮭半身”
↓裸で並ぶ“毛ガニ”。北海道のスーパーならでは。見慣れたけど。
イオン帯広店“毛ガニとハマグリ”
↓そしてスーパーにも置いてあった巨大な“札幌玉”。
イオン帯広店“札幌玉”
 …と、市場では全く撮る気になれなかった写真は、ここでは撮る訳だ。バラエティ豊かな食材そのものの珍しさやその値段もあるだろうけど、ワクワクする気持ちになるのは、積極的に売ろうとするやり方…と言うか、見せ方の違いなのかな。そういう魅力が個人的にはローカルな市場の方にあって欲しいと思ってしまうんだけど…。
 もっとも、その場所の雰囲気や面白さというのは、全体だったり細部だったり色々あるので、自分でも何が良し悪しなのか良く分からないんだけど。

 生鮮食品コーナーでひとしきり盛り上がって、ビヤードパパのシュークリームを買ってフードコートのテーブル席で小休止。時間はお昼になる頃で、暫く座っていたら結構人が増えて来た。フードコート内は知った大手チェーン店ばかりで、帯広に居る感覚が薄れていく。日本中どこでもこういう場所だけは賑わうんだよなぁ…。まぁ、閑散としたシッピングモールよりは数倍良いけど。
 昼時にお茶だけでテーブルを占拠するのも悪いと思い、席を立つ。

 駐車場の出口横で(多分)北海道的なものを見た。東京近辺ならびっしり自転車で埋まっているはずの自転車置き場がガラガラ。いや、それ以前にとても狭い。まだ雪の季節でも無いし乗るにはしんどい寒さとも思えなかったけど、みんな移動は車なんだろうなぁ〜。そう言えば、街中をママチャリが走っているシーンも、歩道を人が歩いているシーンもあまり思い浮かばない。

 まだ12時半を回った頃だったけど、“バーH'S”のマスター宅へ。家がすぐに分かったのは良いんだけど、もう少し遠いかな?と思ったらイオンから10分も掛からず着いてしまった。もしランチ中だったら迷惑だと思い、「電話は出ないんだよなぁ〜」と言っていたけど一応掛けてみる…が、ホントに出ない。飲んでる席の話で本気にしてなく、出掛けてしまって留守なのかな?とも思う。自宅の駐車場は空いてる。
 マスターの自宅の前に車を停めて5分くらいした頃、その空いていた駐車場に車が戻って来た。車から降りてきた女性に「実は…」と事情を話すと、「ちょっと待っててください」と慌てて家に入る。程なく玄関が開いて「どうぞ〜。」と。やっぱり奥さんだった。午前中の仕事が終わって丁度戻って来たときだったらしい(ってことは、これからランチだったんだろうな…)。

 “バーH'S”のマスターの自宅はちょっと洒落ていて、合板むき出しの壁や天井がある意味とても自然かつモダンな感じのこじんまりとした一軒家。まだ新しいのかな?と思ったら既に築20年だそうだ。玄関から中に入るとすぐ2階天井まで吹き抜けのリビングがあり、壁面上部の大きな窓から入る光が優しく明るい。
 東京に居るマスターの建築家の友人が設計したそうなんだけど、設計をタダでやって貰いつつ打ち合わせの度に帯広まで来ていたので、毎回「大赤字だよ」と口癖の様に言っていたらしい。もっとも設計料無料を申し出たのはその友達の方だったそうだ。

↓このリビングの吹き抜けの一枚だけ、ミニカー室以外の写真を撮らせて貰った。左の黒い“渡廊下”から先にある小部屋が“ミニカー室”。ラスタカラーの旗の裏側。
HSマスターの自宅リビング
 さて、早速ミニカーを見せて貰う。2階に上がり渡り廊下の先の部屋に入ると、そこには“男のロマン”があった。いや、ウチの場合、夫婦でもこのロマンを共有できる…はず。
HSマスター宅のミニカー室全景
↑左側の大きな棚はスライド式になっていて、全体を右側(窓側)に動かすと、さらにこの後ろから同じボリュームのミニカー棚が…。
 スケールごとに棚を分け、車種やメーカー別に並べているそうだ。正確に何台あるかは分からないと。ネットオークション等を見て、出来るだけ安いときに手に入れていると話していたが、それにしてもこの数だと総額は…。
HSマスター宅のミニカー室2
HSマスター宅のミニカー室3
HSマスター宅のミニカー室4
HSマスター宅のミニカー室1
(何故か一番大きな棚のを撮って無い…)
 古い車の魅力はそのデザインと共に、樹脂を多用した現代車とは違う「金属を塗った質感」にあると個人的には思っているんだけど、ミニカーは基本的に金属パーツなのでその質感を手に取ることができるのが魅力。そのズシっと来る重みも含めて。それがこれだけ並ぶと壮観だ。嫁さんは僕とマスターが交わす車の詳しい話にはついてこれないけど、それでも見たことも無い可愛らしい古い車を見ているのは楽しそうだった。

 ミニカーを堪能した後、1階のリビングに降りると奥さんがお茶を入れてくれた。僕らが今回十勝・帯広に旅行に来た理由を話すところから始まり、マスター夫妻から地元の魅力を伺う。自分達が暮らす街や地域についてこれだけ愛情を持てるのは良いなぁ〜と、素直に感じられる様な内容だった。ひとつひとつは些細なことなんだけど。
 それにしても自然体な雰囲気の感じの良いご夫妻だった。帯広に良い知り合いが出来た。

 13時半頃、マスター宅を出る。ようやくお腹が空いてきた。

もう少しだけ続く
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)