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湯かけまつり

5月の最後の土曜日、神奈川県の湯河原温泉の古い宿に泊まった。翌日、箱根のバイク試乗会に参加するので、前泊して「温泉」と「帰りを気にしない飲み」を同時に楽しもうという魂胆。

宿には18時半頃着いた。
到着早々に宿の主人が、「今日は『湯かけまつり』というのがありまして、8時頃から始まるんですけど、そのとき宿の前に出て頂いて、そこにある桶で神輿に温泉のお湯を掛けて欲しいんですね」と、玄関の横に積んである“ケロリン桶”を指差して、いきなりのお願い。どうやら町おこしらしい。

夕食後の20時過ぎ、宿の前に出ると既に神輿を待つ人が道の両サイドにちらほら。しばらくすると「花車のあと神輿が来ます。花車にはお湯を掛けないでください。神輿は5基来ます。最初の神輿でお湯を使い切らないようにしてください」というアナウンスをする車がゆっくりと目の前を通る。なんとお祭りの「取り扱い説明」付き。

その“広報車”のすぐあとにお囃子を奏でる花車が3台続き、しばらくすると神輿の列が来る。神輿の周りは担いでいるひとばかりではなく、沿道の宿の前にある桶を使ってお湯を掛けながら、神輿と一緒に歩いて来る人だかりが一体になっている。既に担ぐ人も掛ける人もびしょぬれ。「ヤバい...」と、カメラを持っている僕は歩道の後ろの方に逃げ、50cm程の高さのブロック塀(?)の上に乗る。

神輿が目の前に来る。桶(勿論“ケロリン桶”では無い)で組まれた神輿。温泉地らしいと言えばらしいが、微妙に安っぽい。どこからともなく水しぶきが降ってくる。カメラを濡らしたく無いので注意していたが、どうしてもファインダーを覗く瞬間は周囲が見えないため。気がついたときには腿から下がびしょ濡れ。「マジかよ...」と声に出すと、隣に居た(たぶん地元の)高校生くらいのハッピ姿の女の子が「濡れちゃったね!」と笑顔でタメ口(まぁ、悪い気はしない)。
湯河原温泉「湯かけまつり」の神輿
5基の神輿とともに人だかりは過ぎ去り、さぁ、コンビニにビールとつまみでも買いに...と、その列の後方から付いて行くと、温泉街の中心辺りの広場では篝火が焚かれ、その周りを神輿が廻っている。出店もいくつか。神社かなにかあるのかな?と思ってみてみたが、どうやらただの広場のようだ。10〜15分程すると、更に神輿は温泉街の下の方に下っていった。

偶然出会った「湯かけまつり」。たぶん町おこしの一環だと思うが、どうにも空虚に感じた。なんて言うか.....「魂」不在。気になってネットを検索してみると、チラシやサイトにあった「江戸時代の献上品の....」といった行は単に歴史の話で、この祭り自体は最近始まったものらしい。若い人が沢山参加している理由も解った。神輿を担いだ人は地元の宿の温泉にタダで入れるようで、それだけを目当てにして参加している若者がほとんどとか。また、参加協力に対しての主催者側からのお礼の言葉ひとつ無いという話もあり...。

人を呼びたい気持ちはわかる。イベントを企画・運営する現場も大変だろう。しかし、人が毎年観に来たくなるような行事は「魂」無しでは有り得ない。人が感動するのは、誰かが本気で何かをやっている様や結果だ。そして感動が人を呼び、人がその行事を何年も掛けて定着させる。
やはり何をするにも本気度が低いものはダメだ....と、自戒。
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黄金炒飯(激ウマベーコン入り)

二の岡ハムのスモークベーコン料理、第二弾!
『黄金炒飯』
チャーハンの材料僕が炒飯を作るときの材料。野菜切るのが面倒だから、いつも冷凍のミックスベジタブル。ご飯は炊きたてを使う。冷凍モノを使う場合は温めておく。そして炒飯には欠かせない「中華用鉄お玉」(って言うんだろうか?)

ベーコンの油を抽出普通に炒飯作るときは、まず油を入れるんだけど、二の岡ベーコンの油を抽出して使う....ので、まずベーコンを油無しで炒める。

ミックスベジタブルも暖めついでにミックスベジタブルも少し炒めておこう。

ご飯の上に卵ベーコン達を一旦取り出し、ご飯を入れ、その上から卵を掛ける。卵を後から入れるのは、ご飯を一粒ずつ卵でコーティングしてパラパラにするため。先に卵を炒めると、卵は焦げるしご飯はベチャベチャになりがち。

ネギを加えご飯にまんべんなく卵が行き渡ったところで長ネギを入れる。最後は原型を留めないんだけど、ネギが無いと僕は何か足りない気がする。
中華鍋を返しながら、お玉でご飯をかき混ぜるときの「カン、カンッ!」って音が、自分でやっててプロっぽくて好き。たぶん美味しさには関係無い。

中華お玉の裏側で押さえ再びベーコンとミックスベジタブルを加え、塩・胡椒と中華だしを入れて一混ぜしたら、中華用の鉄のお玉の裏側で、「ギュッ、ギュッ!」と中華鍋にご飯を押しつけ軽く焦げ目を入れていく。押しつけては返し、押し付けては返し...って感じ。中華料理屋でやってたから、マネ。

焦げ目ご飯全体の3分の1が、このくらいの軽い焦げ目になると丁度良い。やり過ぎると当然焦げ臭い味になる。

味覇(ウェイパァー)中華だしは「味覇(ウェイパァー)」を使ってる。僕はこれを炒め物からスープまで何でも使う。ちょっと大きなスーパーとか行くと売ってる。あっ、ドンキホーテでも売ってた。

出来上がり。
中華お玉でご飯を固めてドーム型に盛る(ちょっと崩れた)。まぁ、雰囲気ってことで。
できあがり。
.....って、普通に「炒飯の作り方」になってしまった。二の岡製ベーコンの美味さは、今回も伝わらない...。
スープはインスタントのわかめスープに、台湾の知人から大量に頂いた自家製焦がしネギ調味料入り。これも美味くて何にでも入れてる。サラダの真ん中に乗ってる白いのは、ツナでは無くアンティチョークペースト。最近ハマってる。
一昨日の夕飯。
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古民家の蕎麦屋

連休中、先週の日曜と引き続き早朝ツーリングに出掛けた。今日は奥多摩方面。

家を出たのは朝4時。前日は昼過ぎまで寝てたので眠れず早めに出発。目的の奥多摩周遊道路は朝8時にゲートがオープンするので、途中大月のファミレスでパンケーキと共に時間を潰す。大月から奥多摩には、一山超えて45〜50分で着く。

8時を少し過ぎた頃に周遊道路に入ったのだが、もう警察がレーダーを構え、既に捕まっているバイクも数台。ここは取り締まりがあるという噂を聞いてはいたが、日曜の早朝からこんな山奥で。まっ、客が多いってことか....。

しばらく走ったり、走ったり、休憩したり、また走ったり。

10時頃、パトカーや白バイが増殖してきたので周遊道路を出る。給油ランプが点灯していたので、来る途中にあった小菅村のGSまで戻る.....が、どうやら今日は休みらしい。地元の人に一番近いスタンドを聞いてみると、そこから一山超えた丹波山村に2軒あり、どちらかが必ず開いているらしい。

一山超える。15分程掛かる。残量が心配。山の上から村の端にGSの看板が見える....が、行ってみると休み。もう一軒はどこだ?と振り返ると、村の反対側に看板が。この距離なら大丈夫だろう...とそちらまで行くと、なんとそこも休み。あとは奥多摩湖のダムの下にあるスタンドまで行くしかない。そこが遠いからこっちに来たのに...。先週に引き続きガス欠の恐怖。先週と違うのはここからダムのスタンドまではほとんど平坦な道。たぶん15km程。ガソリン足りるか?

とにかくクラッチを切りまくって惰性で走る。若干道が下っているときにはエンジンも切る。前の車がノロノロ走るのが鬱陶しい。15〜16分後、なんとかGSに到着。残量ギリギリ。

来た道を戻り、『原始村』という場所にある「そば処」を目指す。店名は無い。単に「原始村のそば処」。
原始村のそば処
奥多摩に来るとほぼ毎回寄るところ。手打ち蕎麦は、値段も安く(もりそば600円、天ぷら300円)結構美味い。そしてとにかく店舗にしている古民家が風情があって良い。畳の部屋は今日のような天気の良い温かい日は、開けっ放しの窓から気持ちの良い風が通り抜ける。建物のすぐ下には多摩川の源流が流れていて、せせらぎの音が和む。こんな家に住んでみたいなぁ。場所は相当不便だけど....。

蕎麦湯を飲んでゆったりしていたら眠くなってきたので、早々に引き上げる。
帰りの高速も当然まだ空いている時間で、日曜の午後は再び惰眠。
幸せな一日.......で、夜中に起きて仕事 (T-T)
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悩殺ベーコンエッグ.....の筈が

「ベーコン」のコメントでリクエストがあったので、早速、ベーコンエッグを作りながら写真を撮ってみた。

ベーコン塊今回買ったベーコンのブロック約430g。まな板にド〜ンッ!って感じだけど、実はまな板がかなり小さい。断面のサイズが普通のスライスベーコンと同じくらいと思って貰えれば。

ベーコンスライスこんな感じで目玉焼き用に2枚スライス。

ベーコン焼き始めフライパンに油を引かなくとも、そのまま火に掛けて少し待てばベーコン自身の油でひたひたに...。

ベーコンカリカリ自分の油でカリカリに焼かれる(というより揚げられる)ベーコン君。

ベーコン&卵卵をふたつ落として......っと、白身が変な形で流れて行くぞ....。

陳 建一蓋をして黄身を蒸らす。
ガラスの蓋には、何故か鉄人「陳 建一」の名前が。この餃子用のフライパン、誰から貰ったんだっけかな....。

焼き上がり黄身は半熟で上手く出来た......けど

なんだか全然美味そうに見えない..... (T-T)
って言うか、肝心のベーコンが見えないし....。
ベーコンエッグが美味そうに見えない
でも、美味かった。
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ベーコン

日曜の朝、早起きして.....いや、土曜の夜眠れないまま朝5時に家を出て、チョロっと箱根までバイクで出掛けて来た。さすがにその時間は高速道路はガラガラで、板橋の家から御殿場インターまでわずか1時間。一人だと待ち合せも休憩もしないから早い。
....って、調子に乗ってそのまま箱根の山を登ったらどこもガソリンスタンドは開いてなく(そりゃまだ6時だもんなぁ)、「ヤバい、ヤバい」と思いながら1号線を三島の方に下り始めた途中でガス欠。ギアをニュートラルにして下って行くと(たぶん5分以上惰性で峠道を下った)、なんとか下り坂が終わる前でGSが開いていてバイクを押して歩かずに済んだ。あっぶねぇ〜。

箱根の上の方は風も強く雲も掛かっていて寒いし視界もあまり良く無かったが、しばらく湯河原の方の天気の良い道をウロウロしていたら、帰りの箱根スカイラインからは日本一の山が見渡せた。まだ少しガスってたけど。
富士は日本一の山
伊豆・箱根方面に行くと帰りに必ず寄る、御殿場の「二の岡ハム」。ここのベーコンが超絶品。
いつもブロックで買って帰り、厚さ3〜4mmに切って油を引かずにフライパンの上に置き、ベーコン自身から出て来た大量の油で揚げるように焼きながら、たまごを落として目玉焼きにする。もうたまらなく美味い(チャーハンに入れても美味い)。ブロックひとつ買うと、目玉焼きに使うだけなら(1食2枚使うとして)10食以上は楽しめる。結構単価の高い目玉焼きになるけど、ここのベーコンを一度食べてしまうと他のものじゃ物足りなくて喰えない。
お勧め。
二の岡ハム
御殿場の「二の岡ハム」
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天才の実像

レオナルド・ダ・ヴィンチが好きだ。

と言っても、僕の場合は彼の有名な(でも生涯十数点しか無い)絵画作品の方では無くて、建築家?発明家?科学者?軍師?...なんだかわからないけど、膨大な数が残されているスケッチや手記の方のダ・ヴィンチ作品(?)。だから2万円以上もする、彼のスケッチを含めた全作品掲載の画集を持ってたりする。

で、そのダ・ヴィンチが独り立ちして最初に描いた作品「受胎告知」が、日本初来日ということで見に行ってみた。場所は上野公園の国立博物館。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像
ダ・ヴィンチ展ポスター
という訳で、この企画展ただ一点だけ飾ってある絵画「受胎告知」は、“とりあえず”本物が見れるということで行ったのだけど(平日にも関わらず結構混んでいて立ち止まれない為、結果的にゆっくり見れななかった。いつかまたフィレンツェに行ったときに...)、むしろ僕の興味は本物の「手稿」やそれに残されたスケッチの模型や解説の展示。これは画集には無い。

「天才の実像」って副題の通りデス。ハイ。見たことがあるものばかりではあるけど、やはりそれが本物の「手稿」となると違う。妙な迫力が有る。500年前の彼自身の高揚感が伝わって来る気がする。「手稿」は彼が30歳くらいの頃から残すようになったらしいのだが、この量と緻密さ。考えること、観察することが、楽しくて楽しくて仕方が無かったんだろうなぁ。
思えば僕も子供の頃は(勿論レベルは全然違う)、そうやっていつでもどこにでも、絵でも落書きでもマンガでも描いていた気がする。延々飽きもせず、ずっと。

もう少しだけ頑張ろうと思った、今日の上野公園。

その上野公園を散歩してた犬。なんだかオッサンくさくて、和む。
「呼んだ?」by 犬。
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イースターマンデー

4月8日が今年の復活祭だったらしい。そもそも「復活祭」と言われてもクリスチャンではない僕にはまったくピンと来ない...。

その翌日が“イースターマンデー”(復活祭は必ず日曜日なので)。前日夜遅くバルセロナに到着し、その朝は8時過ぎ頃に宿を出て、近所を散歩がてら歩きながらガウディの作ったグエル公園を目指していた。休日のせいか宿の周りの住宅街は至って静か。たまぁ〜に犬を散歩に連れて歩いている人なんかに出会うくらい。「Hola!(やぁ!)」と挨拶をすると、大抵どんな人でもニコッとして「Hola!」と返してくれる。あまりに人が居ないので、すれ違う人と目が合う度に「Hola!」を連発(って程、やはり人は居ない)。

さて、復活祭がなんであるかは調べてみたものの、その重要度や様相はさっぱり想像がつかない。日本のクリスマスのように、街は復活祭を祝うムードで賑わうのだろうか? それとも家族で集まってご飯を食べる日なのだろうか? あるいは「祭」ってくらいだから、夜中じゅう騒いだりするのだろうか? 夕べはタクシーで空港から真っ直ぐ宿まで来たので、昨夜の街の様子はまったく見ていない。

ふと空を見上げると、電線に靴が三足束になってぶら下がってる。まさかあそこに干している訳じゃ無いだろう。きっと酔っぱらった数人がふざけて投げたに違いない....とか想像する。しかしそのまま帰ったのか...。やっぱり相当酔ってたんだな。静かな住宅地の真ん中で、まるで踊り疲れたかのようにぐったりと、寄り添いぶら下がる三足の靴。祭りの後....という感じ。
バルセロナの靴空
勿論この靴の持ち主(あるいはそれ以外)が、どんな理由でこんなことをしたのか? いつからこの靴はあそにぶら下がっていたのか? この状況だけでは何も解らない。それでも「イースターか」と、僕は心の中でつぶやかざるを得ないほどの説得力がここにはある気がした。そんな旅行最初の朝の風景。
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

ほすぴたりてぃ。

連休中、僕を含めて男ばかり4人の超久々の面子がウチに集まった。それぞれが別々に会ったり、3人で会ったりは1〜2年に一度くらいあったけど、4人が集まるのはたぶん10数年振り。一人が東京を去ることになったので、その送別会....ってことで。

顔を合わせた数分後には一気に時間が戻る...と言うか、まるでつい先週会ったかのように普通の会話になってる。年齢的にはたぶん4歳程の差に収まる4人で、全員が大学卒業後に社会人1年目で入ったことになる会社の同僚。その後数年も経たずに全員がその会社から逃げ出したという同罪の間柄でもある。まぁ、戦友みたいなもので、勿論思い出話もするのだけど、当時と変わらないノリで今も同じような話をするのがおかしい。4人全員の役回りと言うか、ボケと突っ込みと言うか、言葉遣いと言うか、そういうのも変わらない。「そうそう、こんな感じ」と、喋りながら客観視している自分もまたおかしく...。まるで学生時代の仲間との同窓会。

時間的には4〜5時間だったけど、ゆるくて楽しい時間をみんなと過ごせた。ウチは都心からも外れているし、他のみんなの家からも電車では来難い場所にあるので来るのは大変だったろうけど、その代わりに僕は料理を作ってオモテナシをした。以前こういうのは元奥さんがほとんど準備してくれたけど、今はソロ活動に戻ったので(笑)久々にひとりで用意。なので料理は至ってシンプル。クラコットにチーズやアンチョビペーストを乗せただけのつまみ。材料を切って圧力鍋で数分煮込むだけのポトフ。一応パルメジャーノ・レッジャーノを擂り降ろして作ったソースのカルボナーラ。あと写真のサラダ。それでも結構美味いもんで(自分で言うな!)みんな喜んでくれる。僕は料理人では無いけどやっぱりなんだか嬉しい。たまにはこういう風に、ひと手間掛けて人をもてなすってのも悪く無い。
オリーブとピクルスのサラダ
今度は一人、少しばかり距離が離れるけど、まぁ、またみんなウチへどうぞ。
それまでにはなんとか新しい料理を覚えておきます......^^;
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やっぱ、パンダ。

久々に新車の試乗をした。HONDAから2月に出たばかりの「クロスロード」という車。久々にホンダらしい良い車だと感じて、実際に見たくなったんだけど...。

実は今、車を持って無い。手放してから3年近く経つ。15年以上もの車のある生活を止めた理由は単純で、「普段乗らないのに金が掛かる」からだ。とは言え元々好きなモノ。時々「次に買うとしたら?」と妄想に更ける。

ただ、車を手放して以来、モノを極力減らしてシンプルな生活を好むようになり、どっぷり浸かったアメリカ型消費文化を嫌うようになった。だから“金喰い虫”である車をまた持つとしたら、「名車」もしくは「名車になりうる車」を選び、愛し、長く大切に乗りたい。「3回目の車検だし、そろそろ乗り換えかな...」なんて意味の無い消費はしたく無い。勿論愛せる名車と言っても、屋根付きガレージで大切に保管するような高級車やクラシックカーでは無く、あくまで普段の足となるゲタ車。なので小さめの実用車で、出来れば新車か程度の良い高年式車がイイ。

で、クロスロード。
個性的かつ普遍的な箱型のデザインで、見た目の印象(ちょっとハマーのH3っぽいから余計に大きい印象)よりかなりコンパクトなのに一応7人乗れて、地上最低高があるからクロカン的にラフに使えるけど、室内はちゃんと乗用車...って感じ。このテのSUVが最近気になってたんだけど、どれもこれも肥大化して...という現状に、クロスロードは小振りなサイズで登場。これがこの車最大の美点。

そして試乗。
「・・・・」。
性能的な評価は専門家に任せて(概ね高評価だし僕も同意)感覚のみで書かせて貰えば、ハンドルを握ったときのワクワク感が無い。出来の良い少しだけ特別なファミリーカーなのは解る。ただ、それ以上でもそれ以下でもない。なんて言うか....普通。たぶん悪い意味でチープな内装から来る印象も大きい。勿論、人によって車に何を求めるかは違う訳だし、この車を否定するつもりも無いけど、見積りを出してもらって更に僕の空虚感は増大した。実質一番下のグレード(1.8L、FF)に、ETCとイモビライザー(セキュリティー装置)を追加しただけの仕様で、諸費用&税込み総額が250万円超え。純正ナビを着けると更に25万円高。う〜ん...。

こんな風に時々車に思いを巡らす度に、必ず最後に頭の中に残る車が、初代「フィアット・パンダ」。ピエンツァのパンダ

初代パンダは1980年発売だけど最終型は2003年(国内正規ディーラーモノはたぶん99年まで)なので、実はほんの少し前まで新車で買えた20世紀の「名車」。最近、03年式、走行1.5万kmで税込み約130万円という個体を見掛けた。パンダ全体の相場からすると3桁万円は高いんだけど、ここまで高年式、低走行車はほとんどないから(なんせ00年以降は正規輸入車が無い)なんとも魅力的。当然新車はもう無い訳で、「今のウチに程度の良い車体を手に入れておかねば!」という思いが無いでは無い。

最終型なら、エアコン、パワーウィンドウ、運転席側のエアバックはかろうじて着いているけど、最近の車なら標準で着いている装備は他に何も見当たらない。室内は半分鉄板むき出し、ダッシュボードはいかにもプラスチック(と布張り)というシロモノ。1.1Lのエンジンは今の軽より馬力が無い。しかしこれが愛せる。スペックやパッケージング的に、正しく正統な「車」なのだ。必要にして充分。もし問題があるとすれば、基本設計の古いイタ車ということ....まぁ、些細なことだ(笑)

写真は、イタリア、トスカーナの宝石と呼ばれるピエンツァという村で撮ったパンダ。この、落ち葉が冠りっ放しのゆるさが良い。こんなシーンが似合う素晴らしい名車。デザイナーは彼のジョルジェット・ジウジャーロ

あっ、ひとつ忘れてた。
今、車は必要無いんだっけ.....。
持てないけど車が好き。 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

五月晴れ

ここんとこ変なタイムスケジュールで生活していて、朝7〜8時頃寝て15時前後に起き、夕飯食べた後に眠くなりゴロっとなると、次に目が覚めるのは夜中の1時頃。そしてまた朝まで仕事してみたり、みなかったり....で、再び朝寝る。

そんな無茶苦茶な生活を人間らしい時間帯に戻そうと、昨日の朝、外は五月晴れの空が広がっていたのでバイクで出掛けることにした。このまま部屋に居たらまた確実に昼間寝る。夜まで出掛けてしまえば、今晩は「早起き+疲れ」で早々に眠くなる筈。きっと早寝早起きの規則正しく人間らしい生活を取り戻せるに違いない!....と目論み、善は急げと15分後にはバイクで走り始める。

午前中は気持ちよかった。まだそれ程暑くなくバイク用のジャケットを着ていて丁度良い。田舎のちょっと大きな家には鯉のぼりなんぞヒラヒラしていて、ニッポンの風景を満喫。クジラアドバルーン!
五月晴れの空に漂うアドバルーン。鯉のぼりならぬ「クジラのぼり」。和む。

久しぶりの秩父近郊の林道を気の向くままに走る。この辺りは勝手知ったるで、地図を見なくても奥の奥にある細い道も自由自在。いつも必ず寄る、いかにも“茶屋”という感じの店で休憩。林道の茶屋

「今日はこのくらいで勘弁してやろう」と、昼には行きつけのバイク屋に寄り、店長や常連客達と外の木陰のテーブル席でゆったりと時間を過ごす。「早起きは三文の得」なんて言葉が思い浮かびつつ...(1時起きを「早起き」と言っていいのか?という疑問は残りつつ...)。

で、予定通り19時頃家に戻り.....やっちまった。そのまま倒れるように堕ち、目が覚めたのは午前0時頃....。
勿論、次に寝たのは朝8時...... (T-T)
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