自転車にハマりました(3)
ようやく納車時の話です。(→前回)
その前に、実は夫婦2人で自転車熱が急騰した直後、
本当に買っても乗るんだろうか?と、
一緒にママチャリに乗って片道10km程をゆっくり走ったんですが、
45〜50分程で走れたことや、意外とポタリングが楽しかったこと、
想像以上に自転車で行ける範囲が広いことを実感し、
これが購入への大きな後押しになりました。
で、納車です。
F.I.G bikeのある恵比寿から自宅の高島平まで20km弱あるんですが、
ウチには車が無いので自転車を積んで帰るとか出来ません。
レンタカー借りるのも馬鹿馬鹿しいし。
でも、この時の経験から休憩入れても2時間もあれば帰れるだろうし、
少しでも早く乗りたかったもんですから、乗って帰ることにしました。
ただ、納車日については店舗は21時まで営業しているものの、
遅い時間に初めて20kmを走るのもどうかと思い、昼間にしようと。
奥さんの休みの日で最短で予定が空いていたのは、
購入から2週間後の8月26日でした。
ところがその待ちに待った26日。
15時頃店に着いて、サドルを合わせ説明を受けていると、
暑いくらいの晴天だったのにわずか30分程で突然豪雨に…。
結局その日は雨は止まず乗って帰るのを諦め、電車で帰宅。
しかし、奥さんの次の休みまでもう待てず(笑)、
翌日27日、仕事帰りの彼女と待ち合わせて20時過ぎに恵比寿へ。
店に着くなり挨拶もそこそこに自転車を奪うように走り始めました。
この瞬間、初めて乗り始めた訳ですが、
数分後にはその乗り心地(で良いのかな?)に驚いていました。
東京都心は起伏が激しく至る所に坂道が多いですが、
F.I.G bikeを出てすぐも結構な上り坂に直面しました。
今までのママチャリ時代のイメージで行けば、
気合いを入れて立ちコギをするか、押して歩くかという感じの坂。
それが、なんて言うか「軽い」んです。全体的に。
座ったままスイスイ行けてしまう。
勿論電動アシスト付では無いのでそれなりに力も要るし、
ギアを下げる訳なのでスピードも出ないのですが、
(上り坂では電動チャリによく抜かれます)
想像を遥かに超えた「軽さ」の感覚がありました。
随分前から自転車に乗ってる人達からは、
「驚く程軽い」と言われてましたが、
これは自分で乗ってみないと解らないと思いました。
上り坂でそんな感じですから、
平坦な道での軽さ、スピードの出方は「空を飛ぶ」感じです。
フリクションロス(摩擦抵抗による損失)が相当少ないんでしょう。
なんせ初めて20kmを帰ろうと漕ぎ出したので、
出来るだけ体力を温存するため常に軽目のギアを選択して、
なるべく一生懸命漕がないようにしていた訳です。
それでもママチャリを1.5倍くらいのスピード差で抜いて行ける。
人で溢れかえる夜の都心の雑多な歩道を横目に、
車道を軽快に抜けて行ける優越感も含めて、気持ち良い感覚でした。
結局、恵比寿〜高島平は途中で一回休みましたが、
走行時間の合計は1時間15分くらいでした。
ほとんど疲れは無く、ただ『漕いでいるだけ』なのにエラく楽しかった。
僕は大学1年の夏、当時はバイクより車の方に魅力を感じつつも、
金銭的な理由だけで二輪の中型免許を取ったんですが、
いざ乗り始めた直後、バイクに対する意識が180度変わりました。
コレ、凄く面白い…と。
今回、そのときの記憶を四半世紀振りに思い出しました。
バイクは今でも乗れば乗る程楽しいですし、
その理由はやはり身体を使って乗る乗り物という部分が大きいです。
自転車も(ちょっと意味が違いますが)やはり身体を使って乗りますし、
機械的には究極的にシンプルであることも魅力で、
今後長い間ハマりそうな予感がします。
何にしても(かなり)安い買い物だったのは間違い無いです。

その前に、実は夫婦2人で自転車熱が急騰した直後、
本当に買っても乗るんだろうか?と、
一緒にママチャリに乗って片道10km程をゆっくり走ったんですが、
45〜50分程で走れたことや、意外とポタリングが楽しかったこと、
想像以上に自転車で行ける範囲が広いことを実感し、
これが購入への大きな後押しになりました。
で、納車です。
F.I.G bikeのある恵比寿から自宅の高島平まで20km弱あるんですが、
ウチには車が無いので自転車を積んで帰るとか出来ません。
レンタカー借りるのも馬鹿馬鹿しいし。
でも、この時の経験から休憩入れても2時間もあれば帰れるだろうし、
少しでも早く乗りたかったもんですから、乗って帰ることにしました。
ただ、納車日については店舗は21時まで営業しているものの、
遅い時間に初めて20kmを走るのもどうかと思い、昼間にしようと。
奥さんの休みの日で最短で予定が空いていたのは、
購入から2週間後の8月26日でした。
ところがその待ちに待った26日。
15時頃店に着いて、サドルを合わせ説明を受けていると、
暑いくらいの晴天だったのにわずか30分程で突然豪雨に…。
結局その日は雨は止まず乗って帰るのを諦め、電車で帰宅。
しかし、奥さんの次の休みまでもう待てず(笑)、
翌日27日、仕事帰りの彼女と待ち合わせて20時過ぎに恵比寿へ。
店に着くなり挨拶もそこそこに自転車を奪うように走り始めました。
この瞬間、初めて乗り始めた訳ですが、
数分後にはその乗り心地(で良いのかな?)に驚いていました。
東京都心は起伏が激しく至る所に坂道が多いですが、
F.I.G bikeを出てすぐも結構な上り坂に直面しました。
今までのママチャリ時代のイメージで行けば、
気合いを入れて立ちコギをするか、押して歩くかという感じの坂。
それが、なんて言うか「軽い」んです。全体的に。
座ったままスイスイ行けてしまう。
勿論電動アシスト付では無いのでそれなりに力も要るし、
ギアを下げる訳なのでスピードも出ないのですが、
(上り坂では電動チャリによく抜かれます)
想像を遥かに超えた「軽さ」の感覚がありました。
随分前から自転車に乗ってる人達からは、
「驚く程軽い」と言われてましたが、
これは自分で乗ってみないと解らないと思いました。
上り坂でそんな感じですから、
平坦な道での軽さ、スピードの出方は「空を飛ぶ」感じです。
フリクションロス(摩擦抵抗による損失)が相当少ないんでしょう。
なんせ初めて20kmを帰ろうと漕ぎ出したので、
出来るだけ体力を温存するため常に軽目のギアを選択して、
なるべく一生懸命漕がないようにしていた訳です。
それでもママチャリを1.5倍くらいのスピード差で抜いて行ける。
人で溢れかえる夜の都心の雑多な歩道を横目に、
車道を軽快に抜けて行ける優越感も含めて、気持ち良い感覚でした。
結局、恵比寿〜高島平は途中で一回休みましたが、
走行時間の合計は1時間15分くらいでした。
ほとんど疲れは無く、ただ『漕いでいるだけ』なのにエラく楽しかった。
僕は大学1年の夏、当時はバイクより車の方に魅力を感じつつも、
金銭的な理由だけで二輪の中型免許を取ったんですが、
いざ乗り始めた直後、バイクに対する意識が180度変わりました。
コレ、凄く面白い…と。
今回、そのときの記憶を四半世紀振りに思い出しました。
バイクは今でも乗れば乗る程楽しいですし、
その理由はやはり身体を使って乗る乗り物という部分が大きいです。
自転車も(ちょっと意味が違いますが)やはり身体を使って乗りますし、
機械的には究極的にシンプルであることも魅力で、
今後長い間ハマりそうな予感がします。
何にしても(かなり)安い買い物だったのは間違い無いです。
