blog di moriy

blog
travel
movie
profile
home
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 結婚5周年記念旅行/コルマール出発 | main | 結婚5周年記念旅行/エコミュゼ その2 >>

結婚5周年記念旅行/エコミュゼ その1

 前回は3泊4日したコルマールを出発するところまで。今回は古いフランスの村を体験できる“エコミュゼ”に。

 コルマール駅のホームには結構人が居た様な気がしたけど、TERの車内に入ると混んだ感じもせず余裕で座れた。
↓ちょっと車内の様子を。最初の写真の右側のマーク、もう7〜8年前に南仏からパリまでのTGV車内で気づいたんだけど、携帯電話の眠ったアイコンが可愛い。起きてるヤツもあって、そこでは話しても良いということだと思う。絵だけでも分かり易い。
TRE車内のマーク
↓座席は、こちら側の低床のエリアと…
TREの車内1
↓こちら側の高床のエリア。スーツケースを持ち上げるのが面倒だったので、ドアのすぐ横に陣取る。
TREの車内2
↓ゴミ箱は蓋付きのもの。割と大きめ。
TREの車内のゴミ箱
↓座席の上、窓側にある車内灯。ちょっと洒落てる。
TRE車内灯
↓右下の丸いボタンを押すとドアが開く。勿論停車時。
TREのドア

 コルマールを出てちょうど10分ほど経った頃から、遠くに気球が浮いているのが見えてきた。エコミュゼを気球から見る…という様なガイドが、エコミュゼを紹介するどこかのWebページに書いてあった気がするから、多分それだろう。
TERの車窓から/気球

 ほぼ定刻通りBollwiller(ボルヴィラー)駅に着いた。田舎の無人駅なんだけど、駅舎や駅前ロータリーは現代風でスッキリしたデザインで清潔感があって綺麗。そういう意味ではフランスっぽく無いw
Bollwiller(ボルヴィラー)駅舎と駅前ロータリー
 しかし、困った。期待したタクシーが1台も停まっていない。いや、タクシーどころか車一台。停まっていたのは誰かを見送ったところらしき、モタード系バイクに跨ったクールな女性一人と一台だけ。
ボルヴィラー駅前のモタード車女性
 そして、彼女がスマホを見終わり去ってしまうと、辺りに静寂が訪れる。

 さてさて、GoogleMapで見ると駅からエコミュゼまでは、最短の道を通っても2km以上ある。そして駅にはコインロッカーなんてものが無い。2km以上の田舎道を、スーツケースゴロゴロしながら歩いて行く気力は持ち合わせていない。
 …ので、なんとしてでもタクシーで行かねばならない。
 何か手掛かりが無いかと辺りを見回すと、ロータリーの中心に、タクシー会社の電話番号が書いてある小さいながらもまるで道路標識の様なある種“立派な”看板が(写真で抑えておくのを忘れた…)。そこに掛ければタクシーがやってくる…ということらしい。
 それを見て、更にどうしたもんかと数十秒悩む。なんせここはフランスの田舎の駅。まず英語がまともに通じる気がしない。僕の単語英語では、マトモな英語力の人が拾ってくれてこそ成立する…しかもフェイス・トゥ・フェイスで…程度のコミュニケーション能力しか持ち合わせていないので、電話なんぞしてもタクシーを呼べる自信が全く無い。とりあえず掛けてしまう程度の度胸はあるけど、意味不明なイタズラ電話になってしまう可能性の方が気になり…。
 こういう時は誰かに助けてもらうしか無い。で、その電話番号とタクシー会社の名前をメモして、さっき電車を降りるときに気付いたホームのベンチに座っていた若い女の子のところに行く。見える範囲で存在する人間は、嫁さんと彼女一人だけだ。
 まずは声を掛けて英語が通じるかどうか確かめると、通じた。ホッとしてメモを見せ、フランス語が分からないので代わりにここに電話をしてタクシーを呼んで欲しい…的なことを伝えると、快く電話を掛けてくれた(そして凄い美人だった彼女の写真も撮り損ねた)。
ボルヴィラー駅の親切な女の子
 お礼を言ってロータリーで待っていると、5分もしないうちにタクシーが来た。日常を描いたフランス映画に出て来そうなおばちゃんのドライバー。車のトランクにスーツケースを載せながら、ホームのベンチの娘に手を振って挨拶をする。

 さて、このおばちゃんタクシー・ドライバーが、案の定ほとんど英語が通じない…。なんか賑やかな感じでカタコト英語とフランス語の混じった言葉で話続けてくれるのだけど、ほとんど何を言ってるのか分からない。ただ、そういう雰囲気でカンバセーションしようとしてくれる優しさや温かさは通じるので、妙に気まずい感じになることが無いのは嬉しい。

 駅を出て10分もしないうちにタクシーは林を抜けてエコミュゼの駐車場に着いた。料金はちょうど10ユーロ。最初から料金が決まっていてメーターは着いていたものの動かしていなかった。
 さて、財布の中を見ると、紙幣は100ユーロ札が一枚。ドライバーのおばちゃんに見せるとお釣りが無いと言う。財布やポケットの小銭を全部足しても10ユーロには程遠い。カードも使えなかった。基本的に旅行中の全ての支払いは僕がやっていたので、嫁さんはそもそもユーロを持っていないし。困った。
 ということで、タクシーの中にいても解決しないので、嫁と荷物をタクシーに置いて、エコミュゼの建物の方に走る。両替くらいしてくれるだろう…と。一番近い建物に入るとレセプションの様なカウンターがあって人が居たのだけど、片言単語英語で100ユーロ札を見せつつ両替を頼んでみると、「レストランの方に聞いてみて」と後ろを指差す。ドアを開けて中に入るとお客さんは居なく従業員だけ。さっきと同じ様に100ユーロ札を見せてお願いすると、「10ユーロ札が10枚で良い?それとも50ユーロ+10ユーロを5枚にする?」という感じで親切に両替してくれた。
 外に出て、レセプションの人にも「OKだった。ありがとう!」と挨拶をして、タクシーに走って戻る。多分5分以上は費やしたと思うんだけど、その間嫁さんとタクシーの女性ドライバーの二人ははどんな時間を過ごしたんだろう?
 10ユーロを渡すと、タクシー会社の電話番号が入ったカードをくれて、「帰るときここに電話して『アロアロ〜!』と言えば、また来るから」と笑顔で。どうもありがとう。まぁ、帰りは帰りで、施設の人に電話をお願いすると思うけど、嬉しかった。
ボルヴィラー駅からのタクシー

↓エコミュゼの駐車場で向かい合う2台のルノー・トゥインゴ。
エコミュゼの駐車場で向かいうトゥインゴ2台

 レセプションでチケットを買いスーツケースを預かって貰い、早速園内に入る。レセプションやお土産コーナーも入っている建物を園内側から見るとこんな感じ↓。屋根に書かれた『1992』って何だろう? もっとずっと昔の建物の移築だと思うんだけど…。
エコミュゼ・ダルザス01
エコミュゼ・ダルザス02
エコミュゼ・ダルザス03
↓床屋の椅子のヘッドレスト部分のアップ。ちょうど後頭部が当たる部分、二つのロールをクルクルと巻き上げることで常に清潔な“紙”が当たる様になっている。凄い。何年頃のものだろう?
エコミュゼ・ダルザス04
エコミュゼ・ダルザス05
エコミュゼ・ダルザス06
↓この民家の横に干してあった洗濯物は、毎日取り込まれては、干されるんだろうか?
エコミュゼ・ダルザス07
↓民家の端(同じ屋根続き)にあった小屋の中には、ブタさんが居た。ちゃんと飼われている様だけど、当時の生活を実際に再現しているらしいんで、やっぱりいずれハムやらになる?
エコミュゼ・ダルザス08
↓遊覧バス?
エコミュゼ・ダルザス09
エコミュゼ・ダルザス10
エコミュゼ・ダルザス11
エコミュゼ・ダルザス12
↓陶器を作る工房。やって無かったけど多分時間帯によっては実演があるはず。クグロフを作る型が見える。
エコミュゼ・ダルザス13
↓凄く落ち着いたシンプルなイイ感じの書斎なんだけど、ガラス戸棚の人形が怖い。
エコミュゼ・ダルザス14
エコミュゼ・ダルザス15
エコミュゼ・ダルザス16
↓鍛冶屋さんはちょうど実演していた。ただ、フランス語で説明をしているんで、全く何を言ってるのか想像すらできなかったのが、ちょっと残念。
エコミュゼ・ダルザス17
エコミュゼ・ダルザス18
エコミュゼ・ダルザス19
エコミュゼ・ダルザス20
↓“遊覧バス”のエンジン。とても大人しくて可愛いやら、ちょっと可哀想やら。
エコミュゼ・ダルザス21
エコミュゼ・ダルザス22
↓ヤギの小屋もあった。近づくと、正しく“シェーブルチーズ”の匂いがした。
エコミュゼ・ダルザス23
エコミュゼ・ダルザス24
エコミュゼ・ダルザス25
↓ドイツ語で“鍛冶屋”なんだけど、多分“アルザス語”だと思う。
エコミュゼ・ダルザス26
↓このロバくん。僕らが何を話しかけても手を叩いて少し音を出しても、この壁を見つめる体制から微動だせず。
エコミュゼ・ダルザス27
エコミュゼ・ダルザス28
↓石畳とオレンジの壁の感じが凄く良かったんで撮ろう…と思った瞬間に、めちゃくちゃ良い感じの帽子のおじさんがジャケットを羽織ってフレームに入って来た。
エコミュゼ・ダルザス29

まだまだエコミュゼの写真が多いので、ここらで一旦区切って次回へ。


続く。

■結婚5周年記念旅行 過去INDEX
24.コルマール出発
23.続・ヒッチハイク
22.ヒッチハイク
21.アルザスの小さな村…的な
20.マルセル・ダイス
19.コルマール2日目夕方〜夜
18.上を向いて歩くと…
17.コルマール旧市街
16.本丸コルマールへ
15.青空市場と屋内市場
14.ドイツなのに…!?
13.結婚“腕輪”の故郷訪問
12.モノプリと大聖堂
11.小雨のプティ・フランス
10.ストラスブールの宿
9.全嫁が感動
8.ストラスブールに
7.セーヌを渡ってクスクスへ
6.マレ地区でランチと…
5.ヴァンヴの蚤の市
4.モンパルナスの朝市
3.RER車内とパリの宿
2.パリへ
1.出発準備 編
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.moriy.net/trackback/1334560
この記事に対するトラックバック