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結婚5周年記念旅行/アルザスの小さな村…的な

 この旅の目玉のひとつだったマルセル・ダイスでの試飲までようやく書き終えて、“ワイン街道”の旅は続く…。

 感動の嵐だった試飲の余韻と、お土産のワインのボトル3本を抱えてマルセル・ダイスのテイスティング・ルームを出たのは、ちょうどお昼頃。事前に調べていたコルマールへの戻りのバスは13時頃だったので、少しベルクハイムの街中(というほど大きく無いけど)をブラブラして時間を潰すか…と。ただ、その前に実際のバス停の場所と停留所にあるであろう時刻表を確認しておきたかったので、集落手前のロータリー(マルセル・ダイスの前から見える距離)の方に向かって歩き始めた。多分、バス停はその辺りにあるはずだ…と。
ベルクハイム/ロータリー
 ところが、そのロータリーや周囲にバス停らしきものが見当たらない(単に見落としたのかもしれない)。この道は“ワイン街道”の筈なんで、路線バスもここを通ると思うんだけど…。ロータリーを超えて少し歩いたあと、もしや村外れにあるマルセル・ダイスよりも更に外側にバス停が?とも思い、ちょっと戻ってみる。
 そんなこんなでマルセル・ダイスを出てから10〜15分後に建物の前に戻って来たとき、入り口のドアが開いてさっきワインをサーヴしてくれていたスタッフ氏が出て来た。お互いに「おぉっ!」となって、その瞬間に彼が「まだ居たの?何してるの?」と。バス停を探していた…と説明して、バス停の場所を知らないか聞いてみると、彼は一瞬説明しかかったんだけど「でも、バス来ないよ」と。僕らはせいぜい1時間くらい待てば良いと思っていたし、それまで街(というより集落だけど)を散策していれば良いと思っていたので、そう彼に伝えたんだけど、彼はなんにも見るもの無いから…と言って、「今から昼食を食べに車で自宅に戻るから、隣の町で良ければ乗せて行くよ。そこならレストランも何件かあるからランチも取れるし…」と。なんと親切な!。喜んで甘えさせて貰うことにした。
 隣の駐車場にアルファロメオの“Mito(ミト)”が1台だけ止まっていた。「独りもんなんでちょっと狭い車だけど…」と、恥ずかしそうな感じで2ドアの助手席を倒し、後ろのゴミ…モノを片付けてくれる。もっとも片付いたリヤシートは1人分で、そこに嫁さんが収まり僕は助手席の方に。

 2時間ほど前にタクシーに乗って来た“ワイン街道”を戻り、ベルクハイムから10分も掛からない距離にあるリボヴィレという隣町に。さっきテイスティングしたばかりのマルセル・ダイスのワインの話を色々したかったけど、ワインについての語彙…いや、そもそも英語で何て言えば良いのやら…で、もどかしい気持ちのままリボヴィレに着いてしまった。まぁ、仕方ない。
 で、車が止まったときに、この町で知ってるそこそこ美味しいランチが食べられる店を知らないか?と聞いてみたら、「書くものある?」と言うのでペンとメモ帳を渡すと、丁寧に3つも店の名前を書いてくれた。
マルセル・ダイスのスタッフが書いてくれたレストラン名メモ
 ちょっと字が読みにくいんだけど、上から順に高い店だったかな?(あるいは、メインストリートを登った村の一番上にある…というのを聞き間違えたかも…)。とりあえずこれを頼りにメインストリートを歩いてみることにした。
 ここまで送ってくれたマルセル・ダイスのスタッフ氏にお礼を言って、村の入り口のロータリーで別れた。本当に親切な人だったなぁ。こういう人と出会うと旅がまた楽しくなる。
リヴォビレ/ロータリー

 さて、お腹も空いてきたので、早くレストランを探して入ろう…と、リヴォビレのメインストリートらしき道に入り、村の上の方を目指す。
 で、少し村に入ったところで、↓こんなものが。ワインの樽だろうか? 今も使ってるんだろうか?相当古そうだけど。“ワイン博物館”と言われても、そのまま鵜呑みにしそうな佇まいではある。
リヴォビレ/ワイン樽を乗せる古い台車
 メインストリートの入り口付近から奥(山側)を見ると、山頂付近に城の様な建物が見える。『Saint-Ulrich Castle』というお城だそうで。トリップアドバイザーに依れば「眺めが良い」ということらしい。それ以上の情報は解らない。
リヴォビレ/メインストリート1
 さっき店名を書いて貰ったメモ帳を片手に、メインストリートを少しずつ進む。天気はちょっと悪い。時折ポツポツっと雨粒が落ちて来る。
リヴォビレ/メインストリート2
リヴォビレ/メインストリート3
 この辺りも、やはり“コロンバージュ”の建物が多いけど、明らかにそれと判るのは感覚値的に半分くらい。ただ、全体的にはおとぎの国的街並み。
リヴォビレ/メインストリート4

 さて、地図を見てなかったので、自分たちが村のどの辺に居るのか解らないまま歩いていたんだけど、ちょっとした広場の様なスペースに面したところに↓の店が目に入った。メモの店名を良くみると最初の文字のスペルが違うんだけど、“Stub”と言う部分だけ見て「きっとここだ!」反応してしまった。まぁ、実際違っても値段と内容で決めよう…と、早速嫁さんが店頭メニューチェック。
リヴォビレ/メインストリート/ランチの店
 若干お腹が空いていたし値段がそこそこ安かったこともあって、結局他を見ずにここに入ることにした。
 店内はなんて言うか、ちょっと“山小屋風”。先客は2組ほど。オーナーらしき男性に挨拶して席に着いた。嫁さんが引き続きメニューをチェックする。お腹は少し空いていたけど多分量が多いだろうと想定して(そしてパンは必ず付くし)、メインとサラダを1品ずつ頼んでシェアすることにした。さっきとてつもなく美味しいワインを沢山試飲したばかりだけど、当然ここでも地元アルザス・ワインを頂きつつ。カラフェに留めたけど。
リヴォビレ/メインストリート/ランチの店内1
リヴォビレ/メインストリート/ランチの店内2
リヴォビレ/メインストリート/ランチの店/料理
 頼んだのは鴨肉の料理。サラダはチーズ入りのものを選んだら、これはサラダと言うよりチーズの盛り合わせだな…という量だったり、更にソーセージも食べ応えがあるほど入っていて、鴨肉と合わせて結構ボリュームがあり、僕ら二人のランチとしては十分。そして満足。
 お昼を過ぎていたせいか後から二組ほど入って来ただけで、お店が混むことは無かった。もっともいつもこんなものなのかもしれない。この街が観光客で賑わう感じはどうもイメージしにくいし…。とにかくランチがハズレじゃなくて良かった。多分、スタッフ氏が教えてくれた店じゃ無いけど。

 リボヴィレに寄るつもりは特になかったのだけど、折角来たし小さな村だからチョロっと散策してみよう…と、店を出て山側に向かって歩き始める。
リヴォビレ/メインストリート5
 ↓『フォア・グラ』と書かれた看板。カモがネギしょって来る…みたいな。
リヴォビレ/メインストリート6
リヴォビレ/メインストリート7
リヴォビレ/メインストリート8
リヴォビレ/メインストリート9
 ↓ちょっと微妙なデザインだけど、アルザスだしコウノトリがぶら下げて持って来る赤ん坊の包みの絵だろうか?ベビー用品店かな?
リヴォビレ/メインストリート10
 ↓リヴォビレでもトゥインゴを撮る。
リヴォビレ/メインストリート/トゥインゴ
 途中、パン屋さんがあった。そう言えばアルザスに来てからまだ一度も、有名な特産品である“クグロフ”という富士山みたいな形のパンを食べて無かった。…ので、ここで買ってホテルで食べようと思い近寄る。
 そこで驚いたのが↓このパン。超巨大!
リヴォビレ/メインストリート/パン屋の巨大パン
 二つに切って置いてあったけど、これ売り物なんだろうか? いや、それよりこの(切る前の1本の)長さのパンが入るパン釜がある方が驚きか…。
 ちなみに、パン屋さんの看板娘さんは可愛らしい娘。
リヴォビレ/メインストリート/パン屋の看板娘
 目的の“クグロフ”をまるごと1つ買って店を離れるときにショーウィンドウにあったのに気付いたんだけど、クグロフはスライスされて焼かれた物も売ってた。『チーズ入りオリジナル・スペシャル』的な…多分。こっちでも良かったかな。
 その隣のメレンゲは、これまたデカい。と言うか、アルザスのパン屋やケーキ屋の店頭で見かけるメレンゲは、どれもデカい。いや、日本のが小さいのかな?これに被りつきたいとは思えないんだけど、それもまた文化の違いか…。
リヴォビレ/メインストリート/パン屋/クグロフとメレンゲ

 リヴォビレも歩けば面白い看板に当たる。↓これはアイスクリーム屋とドメーヌ兼ホテル。
リヴォビレ/メインストリート/アイスクリーム屋看板
リヴォビレ/メインストリート/ドメーヌ兼ホテル看板
 下にも看板が出てた。
リヴォビレ/メインストリート/ドメーヌ兼ホテル看板2
 アルザス地方には沢山ドメーヌがあってどこでも試飲できる…みたいな話はチラっと聞いてはいたんだけど、マルセル・ダイス以外はほとんど下調べをして無かったこともあり、そのマルセル・ダイスが畑が見える場所にあったしドメーヌの意味が畑を持っている生産者…ということだったので、街(というより村か)中にドメーヌの看板が出ているのはちょっと意外だった。
 そんな感じでキョロキョロしながら歩いていると、ちょっと“イイ感じ”の路地を発見。メインストリートから外れて(看板にも釣られ)路地の奥に入ってみる。
リヴォビレ/メインストリート/ドメーヌ兼ホテル看板3
 路地に入ってすぐのところに、その看板のホテル(の入り口らしき駐車スペース)があった。壁にはそこで作られているらしきワインのボトルがディスプレイされている。その横には価格入りワインリスト。
 試飲できたりするのかな?…と、ちょっと見てみたけど、どうもどれもボトルの購入価格らしき値段。僕が写真を撮ったりしげしげとメニューを見ている間、一瞬奥に人が現れたけどすぐに奥に引っ込んでしまった。こっちから声を掛けなかったからかな? 怪しい東洋人だと思われたかも…。
リヴォビレ/メインストリート/ドメーヌ兼ホテル看板4
リヴォビレ/メインストリート/ドメーヌ兼ホテル看板5
 まぁ、そのドメーヌはともかく、路地はイイ雰囲気だった。
リヴォビレ/路地1
リヴォビレ/路地2
リヴォビレ/路地3


 路地の奥にはフィアットの初代パンダの4X4…なんだけど、日本でかつて販売されたパンダの4X4は、リア・ゲートに大きく『4X4』とプレスされたエンボス文字が目印なのに、このパンダのリア・ゲートには小さく申し訳程度に“4X4”のプレートが付いているのみ。フランスでは“四駆”はセールスポイントにならないのか、或いは美意識か…。イタリア仕様も同じだとしたら、日本人がアホなのか。プレスしたパーツは実際存在する訳でコストの問題でも無い気がするけど、理由をちょっと知りたい。
 リアエンドに牽引用の“玉”が付いていたり、ランプ類のガードやルーフレールだけじゃなくて荷台用の“はしご”が付いている上、この急斜面にわざわざ車輪止めまで用意して駐車していたり…と、適度なヤレ具合も含めていかにも欧州の田舎の生活小型車的で、凄くイイ雰囲気のFIAT 初代PANDA 4X4。もちろん風景も含めて。1100ccで何を牽引しているのか凄く気になる。
リヴォビレ/路地/パンダ4X4
 路地を出るところ(後ろにパンダ)。
リヴォビレ/路地から出る/パンダ4X4の正面
 路地を抜けると、その先は少し谷になっていて小さな清流が流れていた。清流沿いは遊歩道になっていた。桜の様な花も。
リヴォビレ/街裏の清流
リヴォビレ/街裏の清流沿いの桜色の花
 清流に歩道橋が掛かっていたので渡ってみると、↓こんな看板が。…という訳で、バイクじゃ無ければ入って良さそうなので、ちょっと見たことが無い変な形の入り口を入ってみると…。
リヴォビレ/街裏の清流を渡る橋の先の看板
 …その先には(柵に囲われて)こんなのが居た。動物好きの嫁さんのテンションが一気に上がる。
リヴォビレ/清流の向こう側の動物園1
 最初に一番大きな馬が寄って来たら、他の子達も安心したらしくどんどん寄って来る。
リヴォビレ/清流の向こう側の動物園2
 とりあえず、その辺に生えている草を与えてみる嫁さん。
清流の向こう側の動物園3
清流の向こう側の動物園4
 この2羽のアヒルは相当仲が良いのか、常に2羽一緒に並んで「グワグワグワグワ!」と鳴きながら歩く。
リヴォビレ/清流の向こう側の動物園5
 思わぬところで動物と鳥達とのふれあい。リヴォビレ、あなどれない。


続く。

■結婚5周年記念旅行 過去INDEX
20.マルセル・ダイス
19.コルマール2日目夕方〜夜
18.上を向いて歩くと…
17.コルマール旧市街
16.本丸コルマールへ
15.青空市場と屋内市場
14.ドイツなのに…!?
13.結婚“腕輪”の故郷訪問
12.モノプリと大聖堂
11.小雨のプティ・フランス
10.ストラスブールの宿
9.全嫁が感動
8.ストラスブールに
7.セーヌを渡ってクスクスへ
6.マレ地区でランチと…
5.ヴァンヴの蚤の市
4.モンパルナスの朝市
3.RER車内とパリの宿
2.パリへ
1.出発準備 編
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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