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結婚5周年記念旅行/本丸コルマールへ

 天気の良かったシュトゥットガルトから、雨のストラスブールに戻って来た。

 レンタカーを返し、昨日も入ったホーム下にある有料トイレに寄ってから、何故か駅舎の端の方にあるチケット売り場に向かう。JRで言う『みどりの窓口』的な。その窓口で買った方が確実なんだろうけど、とりあえず横にある券売機の列に並んでみた。
 3台並んでいる券売機の真ん中には“TER(ローカル線)のチケット”と書いてあるので本当はそこ並ぶべきだったんだろうけど、この時はTERが何であるかを調べてなく、何となく“特急券”的に思えてしまって右側に並んでしまった。まぁ、画面を見れば判るだろう…と。
ストラスブール駅/券売機1
 両サイドの券売機にはどちらも2〜3人の列だったのですぐに順番が回ってくると思っていたら、これがどちらも中々進まない。どうも買う人、買う人、苦戦している様に見え、数分操作した後に結局チケットを買えずに券売機を離れる人がほとんど。どうやらみんな旅行者の様だ。ちなみに券売機には「この端末のインターフェイスで時間を節約できます」的なことが書いてあるのは、自虐ギャクか? いや、確かに1人だけ一瞬で買って行く人が居たから、多分フランス人には便利なんだろう…。
ストラスブール駅/券売機2
 まぁ、そんな流れの中ようやく僕の番が回って来ても、僕がすんなり買えることも無く、結局窓口に並ぶことにした。15〜20分はロスした。しかしこちらの券売機はメトロもそうだけど小銭かカードしか使えないのが不便だ。カードを認識してくれないとなった途端、小銭じゃ足りない…となる。多分偽札対策なんだろうけど。
 まっ、とにかく窓口の方に並び直したら…と言うか、日本の銀行と同じく順番の番号発行機があるので、それを取って待っていたら、結局待ち時間も含めてほんの数分でチケットを買えた。その時点でコルマール行きは出たばかり。次の列車まで30〜40分待つことになったけど、おかげで構内のカフェで落ち着いてエスプレッソを飲める訳だ。うん。
ストラスブール駅/カフェ

 駅カフェでお茶をした後、コルマールへ行くTERが出るホームに向かう通路に向かうと、そこで昨日の午前中にストラスブールの大聖堂の中で会ったベトナム人女性とまた会う。ニコニコしながら近寄って来て多分悪気は何も無いんだろうけど、やはり今日も荷物を何一つ持っていないので、そのあまりにラフ過ぎる雰囲気からちょっと警戒してしまう。もっとも簡単な英語でしか会話が成立しないので、僕達がこれからコルマールに向かうと話し、彼女も数日前にコルマールに居たらしいことを聞いただけで、「Bon Voyage!」と別れて終わった…。小さなバッグ一つ持たず、昨日は教会、今日は駅で何故彼女はウロウロしているのか?…という疑問は解らず終い。
ストラスブール駅/ホーム下通路

 ホームに上がると、既に結構な人が列車を待っていた。一昨日、パリからストラスブールに着いたときは割とそそくさとホームを降りてしまったので、今日は少しホーム風景を撮っていたらほどなくアルザスに向かうTERが入線。降りる人の数もかなり居てごった返す。停車時間はそこそこ長いので慌てなくても乗れるけど、コルマールまで30分ほど掛かるので座りたい。ところが停車した車両のドアの位置が離れてしまって乗り込んだのがほとんど最後の方。席が空いていても二人並んでは無理かなぁ…と思っていたら、一箇所だけ2席並んで開いていた。良かった。
ストラスブール駅/ホーム1
ストラスブール駅/ほーム2
ストラスブール駅/ホーム3
ストラスブール駅/ホーム4

 列車内はこちらのローカル線ではよくあるタイプの片側2人掛けのシートが並ぶもので、デッキが車両の両端にあってドアで仕切られている、JRで言うところの特急列車タイプ。こちらは線路幅が広いんだけど、幅の広さはあまり日本と差を感じないものの、天井の高さが全然高い気がする。
ストラストラスブールからコルマールへのTER車内
 走り出すとすぐ速度を上げる。これがまた「ローカル線」という言葉のイメージからはほど遠い結構なスピード。…なのにほとんど揺れない。TGVが走るのと同じ線路の上を走っている訳だからある意味当然なのかもしれないけど、鉄道技術的な部分は不明。とにかく快適。
 定刻通り、ストラスブールから30分でコルマールに着いた。
コルマール駅に到着したTER
 降り立った場所でTERを見送る頃には、ホームからは人影が無くなっていた。重いスーツケースを抱えながらホームから階段を降りると、通路の反対側にはエレベーターの乗り口。なんだ、あったのね…。
コルマール駅/ホーム1
コルマール駅/ホーム2
コルマール駅/ホーム3
コルマール駅/ホーム4
コルマール駅/ホーム5
コルマール駅/地下通路
コルマール駅/ホーム時計
 駅の玄関を出ると、ストラスブールと比べれば大分こじんまりとしているけど、この辺りの中心地らしい立派な駅舎。但し割と広い駅前ロータリーには趣は無い。
 ここから線路に沿って7〜8分北に歩けば、今日から3泊するホテルがあるはず。
コルマール駅/正面玄関
コルマール駅/駅前ロータリー

 雨は傘が必要なほどは降ってなかった。スーツケースをゴロゴロし、本来登らなくて良かった陸橋用の坂道を登り降りしてしまったものの、真っ直ぐホテルに着いた。
コルマール/ホテル外観
 チェックインして、4階(5階)の部屋に。建物は増築したらしく、エレベーターを降りた目の前の廊下に階段が数段。僕らの部屋はそれを登った奥にあった。
 鍵を開けて部屋に入って驚いた。いや、正確に言えば、あのやたらと広かったシュトゥットガルトのホテルほどは驚かなかったんだけど、3泊で2万円ほどの部屋とは思えない十分な広さと落ち着いた感じ、そしてちょっと可愛らしい雰囲気がある。屋根の傾斜がそのまま反映された屋根裏部屋的な部屋。出窓がいい感じだ。何よりも嬉しかったのは結構広いバスタブがあること。高級感はまるで無いけど、ウォーム系で統一されたインテリアと暗目の照明は温かみがあって一発で気に入った。
 今回の旅で宿の予約は全てBOOKING.comで探して予約したので、紹介ページにある豊富な写真でどんな雰囲気のホテルなのかはある程度予測はつくものの、写りの良い写真を掲載するのは当然の話でもあり、実際に最初に部屋に入ると良くも悪くも「えっ?」と思うことの方が遥かに多い。そんな訳で、今回の旅で一番の目的にしていたアルザス地方巡りのベースキャンプとして、この良い感じの部屋に3泊も滞在できるのはとてもラッキーだ。
コルマール/ホテル部屋1
コルマール/ホテル部屋2
コルマール/ホテル部屋3
コルマール/ホテル部屋4

 スーツケースから荷物を出してこの部屋で過ごす下準備を整え、この旅で初めての洗濯をする。バスルームに持って来た旅行用の洗濯ロープを張り、下着やらTシャツやらを干した。

 午前中にシュトゥットガルトの市場やスーパーで買った食材と、ストラスブールのモノプリで買って飲み残していたアルザス・ワインに手を出してしまう。お腹がちょっと膨らむほど…。ダメだろ、今、食べちゃ…と思いつつ。
コルマールホテル/到着ご飯1
コルマールホテル/到着ご飯2
コルマールホテル/到着ご飯3

 18時前にチェックインして洗濯をし、ワインとつまみを頂きながらダラダラと部屋で過ごしているうちに、19時を過ぎてしまう。到着した時はほとんど降っていなかった雨も、出窓を開けるとそれなりに降っていた。雨の降りを見て、やっぱり今晩は歩き回らず何か買って来て部屋食にしよう…と言うのと、ワインが無くなってしまったので仕入れることにする。ネットで探すとモノプリが比較的近くにあり20時閉店だったので19時半過ぎに部屋を出た。多分徒歩10分掛からない距離。

↓ホテルの前にあった消火栓(だと思う)。ウルトラマン・カラー。胸の前掛け(?)の形がなんとなく“セブン”っぽい。カラータイマーの穴もある。
コルマールのウルトラマン消火栓
↓雨の中の初代トゥインゴ。ベタっとした良い青色。
雨のコルマール/初代トィインゴ

 モノプリの入口の前に着いたのは閉店10分前の19時50分。「ギリギリ間に合った〜」とガラスのドアを開けようとすると、鍵が掛かっていて開かない。「あれ?時間を間違えた?」とドアに書いてある営業時間を見たけど20時閉店と書いてある。でも、店内には店員がまだ居るのに全くこちらを気にしない。「なんで?」としばし悩んだけど、多分こう言う事だ。閉店時間は“出口のドアを閉める“時間。…なので、入口は少し前に施錠…と。もっともそれが閉店の何分前かは分からないけど。まっ、確かにぴったり20時に閉店しようと思えばこれが正解だよな…と思いつつも、きっと開店時間はそんなに正確じゃ無いはずだ…とも思うので、フランス時間を考慮してなかった自分が悪いと諦めるしか無い。

 さて、それはそうと、今晩の夕食はどうしよう。レストランに入れるほどお腹も空いて無いものの、部屋にワインは無いし明日の朝食分として残しておきたいのもある。どこか軽く飲めてつまめる様な都合の良い店は無いだろうか?…と、結局雨の中、旧市街地を歩き廻ることになった。
夜の雨のコルマール1
夜の雨のコルマール2
夜の雨のコルマール3
夜の雨のコルマール4
夜の雨のコルマール5
 街の中はほとんどひと気が無い。この時間だと開いている店も無い。ただ、日曜の夜に雨が降り始めたストラスブールの風景より、なんだか断然雰囲気があって良い感じ。濡れた路面に反射するオレンジ色の灯りがやけに綺麗だ。どこを切り取っても絵になるもんで、やたらとシャッターを切る。雨の夜のコルマールは中々良いじゃないか。傘を持ちながら写真撮るのは面倒だけど。
夜の雨のコルマール6
夜の雨のコルマール7


 ちょっと入ってみたくなるような適当な店も見当たらず…と言うか、ほとんどレストランやカフェ自体を見かけない。少し歩いたところで、スマホで何か近所に無いか検索してみる。そこで見つけたのが、↓『La Soi(セルフ)』という名の店。
コルマールの入れなかった評判のレストラン
 トリップアドバイザーによると、リーズナブルで美味しい郷土料理を出す家庭的な“居酒屋さん”だそうで、地元の人にも人気らしい。「小さな店なのですぐに満席に…」ということだったけど、まぁ、雨だし空いてるかも…と店の前まで来てみたが、「今日はもう入れません」的なフランス語が手書きで書かれたメモがドアのガラスに貼ってあり、カーテンが閉められていた。そのカーテンの隙間からちょっと店内を覗いてみたんだけど、満席で賑わっていてなんだか楽しそう。あぁ、あの中に入りたかった。明日の夜は早めにここに来ることにしよう。…と決めて、再び店探しの雨の散歩を続ける。
夜の雨のコルマール10
夜の雨のコルマール9
 “La Soi”から5〜10分、雨がしとしと降り続ける中を歩いたところで、ちょっと洒落た…と言うか少しゴージャスな…一軒家のレストランが開いているのを見つける↓
夜の雨のコルマール/夕食をとったレストラン
 入り口にあったメニューの横に手書きの紙が貼ってあり、嫁さんによると念願のホワイトアスパラの料理らしい。ただ、ちょっと高い(確か2.5〜3千円くらいだったか…)。市場で安くて新鮮なホワイトアスパラを散々見た後だけに、この一皿の値段が余計に高く感じる。軽く飲めてつまめて…的な感覚で探していたのもあり、他の店をもう少し探すか…と、周辺を一回りしたけもののやはりそれっぽい店は無く、結局ここに戻った。

 店内は広くて清潔感がありトラディショナルな雰囲気、いかにもレストランという感じ。どうやら二回は個室席(宴会用?)になっているらしい。ただ、お客さんは疎ら。
コルマール初日夕食/レストラン1
 席に着くと早速メニューを真剣に読み始める嫁。結局ホワイトアスパラの料理は頼まなかった。まずは泡で乾杯。
コルマール初日夕食/レストラン2
コルマール初日夕食/レストラン3
コルマール初日夕食/レストラン4
 最初は人参のポタージュ。美味そうに撮れる写真に見えるけど、実はこれかかなり塩っぱかった。
コルマール初日夕食/レストラン5
 メインはシュークルートにした。ドイツ語でザワークラウト。ギャルソンのおじさんが、テーブルの側にあった台の上で温めた後に取り分けてくれる。美味そうに見えたんだけどこれも結構塩っぱい。肉体労働者向けレストランか?
コルマール初日夕食/レストラン6
 元々お腹がそれほど空いて無かったのもあったし塩っぱいのもあり、料理はこの程度で終えてワインを泡と白でグラス2杯飲んだだけで店を出た。

 外に出るとまだ雨は降り続いていたので、足早にホテルに戻り…例のごとく即落ち。旅行5日目、現地4日目終了。


続く

■結婚5周年記念旅行 過去INDEX
15.青空市場と屋内市場
14.ドイツなのに…!?
13.結婚“腕輪”の故郷訪問
12.モノプリと大聖堂
11.小雨のプティ・フランス
10.ストラスブールの宿
9.全嫁が感動
8.ストラスブールに
7.セーヌを渡ってクスクスへ
6.マレ地区でランチと…
5.ヴァンヴの蚤の市
4.モンパルナスの朝市
3.RER車内とパリの宿
2.パリへ
1.出発準備 編
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

目的地、日曜だとつらいね。
サワークラウトはキャベツの漬物。メインにはならないと思います。しょっぱくて切り分けてもらったのなら、サワークラウトのついた、ブルシュト=ソーセージかな?
美しい写真、楽しんでいますよ。
徳山てつんど | 2016/08/21 8:28 PM
>てつんどさん

この日は火曜日ですね。文中は、日曜の夜だったストラスブールと比べて…ということです。 (^^;

ドイツ語のザワークラウトはフランス語で「シュークルート」なんですが、実はフランス語で「シュークルート・ガルニ」や「シュークルート・ダ’ルザス(アルザス風シュークルート)」というのが写真の様な蒸し料理のことで、日本ではそれが短縮されているのか「シュークルート」だけで料理名で通っているので、ドイツ語でも「ザワークラウト」だけでこの料理名だと思っていました… (^^;
調べてみたらドイツ語だと「シュラハトプラッテ」って言うんですね。後で本文も直しておきます。

それにしてもこのソーセージやベーコンは塩っぱかったです…。
moriy | 2016/08/22 5:27 PM
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