結婚5周年記念旅行/ストラスブールの宿
嫁さん憧れのアルザスでの最初の食事を終え、とりあえず大聖堂をチラ見してからホテルに戻りチェックインするまで。
ランチに満足して店を出て、すぐ横にあるお土産屋の並ぶ通りを進めば、ストラスブールの中心”ノートル・ダム大聖堂“の前に出る。その通りの両脇は、フランス語では『コロンバージュ』と呼ばれる木骨造建築の建物が並ぶ。フランスと言うよりはドイツ的な文化になるんだろうと思う。石造りの建物とは違い温かみがある。多分、柱がグニャグニャと曲がっているせいもあるんだろう。石造りの建物の並ぶ風景でも、僕ら日本人にとっては十分絵本的だと思うけど、コロンバージュの建物が並ぶ風景は“童話的”と言うか、まぁ、とにかく可愛らしい建物だ。

その通りに並ぶお土産物屋には、どこも“コウノトリ”関連のぬいぐるみやら人形が大量に売っている。あの、赤ん坊をぶら下げて運んでくる“コウノトリ”だ。アルザス地方のシンボル的な鳥らしい。あんまり可愛く無いんだけど、結構なボリュームで売ってるから、それなりに売れるんだろうか?
↓フランス語が目に入らず撮ったけど、撮影禁止…?


道端の投げ銭稼ぎのギター弾きの前には、シャッポー(投げ銭受け用の帽子の意味)代わりに置いてあるギターケースの中に犬がすっぽり。猫っぽくて可愛いので、50セントコインを投げて撮らせて貰う。ちなみに彼がどんな感じの曲を演奏していたかは、残念ながら全く記憶に無いけど。

土産物屋の広めの路地を抜けると、ノートル・ダム大聖堂の前の広場に出る。ここまで近くに来ると大聖堂の迫力が凄い。外壁はとてつもなく細かく削られた立体感のある彫刻でびっしりと埋め尽くされていて、「石のレース編み」と讃えられる通りの印象を受ける。同じ名前のパリの大聖堂ではほとんど何も感じなかったんだけど、ストラスブールの大聖堂は圧巻だ。少し赤茶っぽい色合いの石で造られていることも、通常グレー一色の石造りの建物とは違う印象を持つ理由の一つかもしれない。
嫁さんは首の後ろ側を痛めるんじゃないかと思うくらい、しばらく塔の上の方を見上げていた。…とかそれなりに感動しつつも、今日も中に入らず素通りしてしまったけど。





大聖堂前の広場には、セグウェイを使ったツアーの一行が居た。日本では道交法上セグウェイは公道を走れないので私有地的な場所のツアーしか無いと思うんだけど、こちらではどういう扱いになっているんだろう? 旧市街地は車が入れない部分も多いけど、それほど明確に歩道と車道が区別されている感じもしない。でも、こっちは車と人と自転車とかなんやらがごちゃごちゃ一緒に居ても、殺伐とした雰囲気では無くどこか優しい感じがする。気のせいかもしれないけど。
ちなみに↓後ろの三角屋根のコロンバージュ建築も、結構有名な建物。ノートルダム大聖堂のすぐ横にある。大聖堂の「石のレース編み」に対抗するかの様な、木柱への“木彫りのレース編み”彫刻が凄い。


「クグロフ」というアルザス地方を代表するデザート。…って言うか、パン。

大聖堂からホテルに戻るのに来た道と違うルートを歩くと、かなり広い広場に出た。クレベール広場と言うらしい。子供たちが走り回っている。
広場の中央の一段高いところには何やら銅像が立っていて、その段に腰掛けている人や寝ていた人など。で、後ろに回ったら…(写真は路上に寝ている様に見えるけど際が背景に馴染んでいるだけで、実際は一段上の端っこに寝ている)。


特徴的なトラムの駅の屋根。他に屋根がある駅なんて無かったと思うけど、ここはターミナル的な意味なのかも。この先でトラムの線路が交差していた。

お約束の車写真。ルノー・クリオ(日本ではルーテシア)と、初めて見たコンパクトカー。そしてこれは凄い駐車の仕方だ…というルノー・トゥインゴ2




トラムの架線と古い建物が絵になる。

旧市街地からホテル側(駅側)に渡る橋の上から川越しの風景を撮ろうとカメラを向けたら、川縁のベンチに座っていた若者三人組がこっちを見て手を挙げポーズ。ノリが良かったので彼等の後ろを通り掛かった時に上から声を掛けると、再度ポーズしてくれた。特になんてこと無いその時だけの一瞬の出来事だけど、こういうのが海外だとちょっと嬉しい。


桜みたいな花は、多分、アーモンドの木だと思う。アルザスではよく見かけるらしい。
ところどころ並ぶ小さな店先のウィンドウや店内の可愛らしい陳列に感心しつつ、ハード&ソフトドリンクを買ってホテルに戻った。多分15時前頃。



今晩1泊だけするストラスブールの宿にようやくチェックイン。ホテル内部は全体的に清潔感がありモダンでキュートなデザイン。外観から想像する様な趣は無いけど悪くは無い。そして、有名観光都市の駅前の二つ星ホテルということで想像していた通りの狭い部屋。狭いと思っていたパリの部屋と比べても半分ほどのスペースしか無い。もっとも設備は新しく全てが清潔だし、ユニットバスは日本のビジネスorシティホテルの様に完全に区切られていて使いやすい。これで1泊7千円ちょいだから、ロケーションや内容考えると相当リーズナブルだ。赤と白を基調としたデザインは可愛らしい。
部屋の窓からは左の奥には駅、右の奥には旧市街がチラっと見える。正面は屋根裏部屋っぽい。民家かな?




さて、少し休んだら、夕方から“プティ・フランス”と呼ばれる辺りを歩こうと思う。
>続き
■結婚5周年記念旅行 過去INDEX
9.全嫁が感動
8.ストラスブールに
7.セーヌを渡ってクスクスへ
6.マレ地区でランチと…
5.ヴァンヴの蚤の市
4.モンパルナスの朝市
3.RER車内とパリの宿
2.パリへ
1.出発準備 編
ランチに満足して店を出て、すぐ横にあるお土産屋の並ぶ通りを進めば、ストラスブールの中心”ノートル・ダム大聖堂“の前に出る。その通りの両脇は、フランス語では『コロンバージュ』と呼ばれる木骨造建築の建物が並ぶ。フランスと言うよりはドイツ的な文化になるんだろうと思う。石造りの建物とは違い温かみがある。多分、柱がグニャグニャと曲がっているせいもあるんだろう。石造りの建物の並ぶ風景でも、僕ら日本人にとっては十分絵本的だと思うけど、コロンバージュの建物が並ぶ風景は“童話的”と言うか、まぁ、とにかく可愛らしい建物だ。

その通りに並ぶお土産物屋には、どこも“コウノトリ”関連のぬいぐるみやら人形が大量に売っている。あの、赤ん坊をぶら下げて運んでくる“コウノトリ”だ。アルザス地方のシンボル的な鳥らしい。あんまり可愛く無いんだけど、結構なボリュームで売ってるから、それなりに売れるんだろうか?
↓フランス語が目に入らず撮ったけど、撮影禁止…?


道端の投げ銭稼ぎのギター弾きの前には、シャッポー(投げ銭受け用の帽子の意味)代わりに置いてあるギターケースの中に犬がすっぽり。猫っぽくて可愛いので、50セントコインを投げて撮らせて貰う。ちなみに彼がどんな感じの曲を演奏していたかは、残念ながら全く記憶に無いけど。

土産物屋の広めの路地を抜けると、ノートル・ダム大聖堂の前の広場に出る。ここまで近くに来ると大聖堂の迫力が凄い。外壁はとてつもなく細かく削られた立体感のある彫刻でびっしりと埋め尽くされていて、「石のレース編み」と讃えられる通りの印象を受ける。同じ名前のパリの大聖堂ではほとんど何も感じなかったんだけど、ストラスブールの大聖堂は圧巻だ。少し赤茶っぽい色合いの石で造られていることも、通常グレー一色の石造りの建物とは違う印象を持つ理由の一つかもしれない。
嫁さんは首の後ろ側を痛めるんじゃないかと思うくらい、しばらく塔の上の方を見上げていた。…とかそれなりに感動しつつも、今日も中に入らず素通りしてしまったけど。





大聖堂前の広場には、セグウェイを使ったツアーの一行が居た。日本では道交法上セグウェイは公道を走れないので私有地的な場所のツアーしか無いと思うんだけど、こちらではどういう扱いになっているんだろう? 旧市街地は車が入れない部分も多いけど、それほど明確に歩道と車道が区別されている感じもしない。でも、こっちは車と人と自転車とかなんやらがごちゃごちゃ一緒に居ても、殺伐とした雰囲気では無くどこか優しい感じがする。気のせいかもしれないけど。
ちなみに↓後ろの三角屋根のコロンバージュ建築も、結構有名な建物。ノートルダム大聖堂のすぐ横にある。大聖堂の「石のレース編み」に対抗するかの様な、木柱への“木彫りのレース編み”彫刻が凄い。


「クグロフ」というアルザス地方を代表するデザート。…って言うか、パン。

大聖堂からホテルに戻るのに来た道と違うルートを歩くと、かなり広い広場に出た。クレベール広場と言うらしい。子供たちが走り回っている。
広場の中央の一段高いところには何やら銅像が立っていて、その段に腰掛けている人や寝ていた人など。で、後ろに回ったら…(写真は路上に寝ている様に見えるけど際が背景に馴染んでいるだけで、実際は一段上の端っこに寝ている)。


特徴的なトラムの駅の屋根。他に屋根がある駅なんて無かったと思うけど、ここはターミナル的な意味なのかも。この先でトラムの線路が交差していた。

お約束の車写真。ルノー・クリオ(日本ではルーテシア)と、初めて見たコンパクトカー。そしてこれは凄い駐車の仕方だ…というルノー・トゥインゴ2




トラムの架線と古い建物が絵になる。

旧市街地からホテル側(駅側)に渡る橋の上から川越しの風景を撮ろうとカメラを向けたら、川縁のベンチに座っていた若者三人組がこっちを見て手を挙げポーズ。ノリが良かったので彼等の後ろを通り掛かった時に上から声を掛けると、再度ポーズしてくれた。特になんてこと無いその時だけの一瞬の出来事だけど、こういうのが海外だとちょっと嬉しい。


桜みたいな花は、多分、アーモンドの木だと思う。アルザスではよく見かけるらしい。
ところどころ並ぶ小さな店先のウィンドウや店内の可愛らしい陳列に感心しつつ、ハード&ソフトドリンクを買ってホテルに戻った。多分15時前頃。



今晩1泊だけするストラスブールの宿にようやくチェックイン。ホテル内部は全体的に清潔感がありモダンでキュートなデザイン。外観から想像する様な趣は無いけど悪くは無い。そして、有名観光都市の駅前の二つ星ホテルということで想像していた通りの狭い部屋。狭いと思っていたパリの部屋と比べても半分ほどのスペースしか無い。もっとも設備は新しく全てが清潔だし、ユニットバスは日本のビジネスorシティホテルの様に完全に区切られていて使いやすい。これで1泊7千円ちょいだから、ロケーションや内容考えると相当リーズナブルだ。赤と白を基調としたデザインは可愛らしい。
部屋の窓からは左の奥には駅、右の奥には旧市街がチラっと見える。正面は屋根裏部屋っぽい。民家かな?




さて、少し休んだら、夕方から“プティ・フランス”と呼ばれる辺りを歩こうと思う。
>続き
■結婚5周年記念旅行 過去INDEX
9.全嫁が感動
8.ストラスブールに
7.セーヌを渡ってクスクスへ
6.マレ地区でランチと…
5.ヴァンヴの蚤の市
4.モンパルナスの朝市
3.RER車内とパリの宿
2.パリへ
1.出発準備 編
この記事に対するコメント