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結婚5周年記念旅行/RER車内とパリの宿

 前回は、やっとCDG(シャルル・ド・ゴール)空港に到着するところまで。13日間を何回で書き終えられるかな。

 さてさて。無事だったスーツケースを転がしロビーに出て、まずはモバイルWiFiの設定をしてみる。既に成田からiPhoneの“モバイルデータ通信”の設定を切っていたので国際ローミングは入らない筈だけど、iPhoneの電源を入れた途端にSoftbankからメッセージが届くので、ちょっとビビる(勿論、問題は無い)。WiFiは中々繋がらず何か設定間違ったかと思ったけど、しばらくしたら繋がった。理由は不明。

 3月下旬、ほんの一週間前に起きたブリュッセルのテロから…と言うより、多分去年のパリのテロ後からなんだと思うけど、空港内を自動小銃を持った兵士が巡回していた。それだけ見れば物々しいのだけど、特にピリピリした空気を空港内に感じなかった。正面から写真を撮りたかったけど、微妙に怖気付いて後ろからパチリ。
CDGのロビーを巡回する兵士

 さぁ、まずは空港からパリ市内までの移動なんだけど、遅い時間の地下鉄は微妙に治安が悪い…という話もネットで見たし、2人で割ると思えばタクシー代もそう高くないか?…とも思ったものの、やっぱりRER(近郊列車)とメトロを乗り継いで6区にあるホテルまで行くことにした。危ない雰囲気があるならそれはそれで経験だし、そこまで急いでもいないし、何よりやっぱり安い。
 ターミナル2から長い動く歩道を進み空港第2駅の入り口までの間、既に22時近くになっていてひと気はほとんどなく、微妙に照明が消えていたりして少し寂しい。もしや終電終わってる?と思う様な雰囲気。有人のチケット売り場が開いていて、切符を買い地下鉄マップを貰い何番線か聞いたら教えてくれたんで、まだ電車は動いているんだろうと一安心。
 スーツケースと一緒に通り過ぎるのがどうも慣れなくスムーズにできない、三本の棒を「グリッ」と回すタイプの改札口を抜け、エスカレーターを降りホームに停まっていた列車に乗る。その時はまだ席はガラガラだった。
CDG/RERの看板
 車内に座り5〜6分したら列車は動き始めた。すぐに空港第1駅に着き、パラパラと旅行客らしき人と、空港で働いているらしき人が乗って来る。通勤の帰り時間でもあるのかも。空いていた車内も、空港を出ていくつか駅を通り過ぎた頃には結構混んできて、立っている人も増えてきた。
 空港以外の駅から乗ってきた人達はアフリカ系やヒスパニック系、また中東系と思われる顔立ちの人が多く、パリが移民の街だということを意識させられる。服装も一見して古くヤレているので、多分、そう裕福では無いんだろう。パリに着いた日(と翌日も)は予想していたより結構寒かったんだけど、その防寒の為に着込んだ服装が、日本の通勤電車の小綺麗な人たちばかりの風景からはちょっと想像出来ないくらいの古着感。
 もっとも僕はそのこと以上に気になっていたのが、4席シートの2席分を足元に置いたスーツケースで塞いでいたこと。車内が混み始めてからなんとか少し避けて1人は座れるようにしたけど、混んでる中で1席座れないままになっていたことが気になって仕方なかった。それ以上どうにもならなかったけど…。
 そんなことを考えていたら、とある駅から発車し電車が動き始めた時、窓の下から大きな「ドン!」と言う音と振動。なんだ!?と瞬間的に外を見ると、若い男が窓の下側に思いっきり蹴りを入れて来ていた。列車は動き始めていたのですぐに見えなくなったし、僕も少し驚いたものの「酔っ払いか?」と思う程度だったけど、嫁さんはこの出来事で不安感を倍増させたらしい。車内の人種のるつぼ的な雰囲気もあり。
パリRER/ドア上の停車駅表示板
 パリのほぼ中心にある“サン・ミッシェル・ノートルダム”で、RERからメトロの10号線に、スーヴル・バビロンで12号線に乗り換えて、ホテルの側の“ノートルダム・デ・シャン”を目指す(後で調べたら、RERでポート・ローヤルまで真っ直ぐ行って降りた方が早かった)。
 RERの車内も、乗り換え時の駅のホームもメトロの中も。パリの中心に来ると雰囲気がガラっと変わり、都会の忙しい人が行き交う馴染みの感じになる。勿論東京と比べればどこかゆったりとした雰囲気があるんだけど。いずれにしても、ようやく「パリに来た」と言う感覚。特にメトロの古い車両のドアノブをガシャン!とやるときは(開けるときだけ自分でドアノブを捻らないといけない。閉まるときは自動)。
パリ・メトロ/クルニー・ラ・ソルボンヌ駅
パリ・メトロ/スーヴル・バビロン駅1
パリ・メトロ/スーヴル・バビロン駅2

 ノートルダム・デ・シャン駅から地上に出ると、オレンジ色の街灯に照らされた少し薄暗いパリの街並みが目に飛び込む。なんだか懐かしい様なそうでも無い様な…。時間を見て無かったけど多分この時点で23時前後。辺りに人影はあまり無い。
 iPhoneでGoogleMapを見ながらホテルへ。いやぁ〜便利だ。迷い様が無い。ただ、こちらの都会の安宿の場合、場所が解っても建物の一部がホテル…と言う場合も多く、看板が小さくしか出てなかったりするし、入り口が建物共同でロックが掛かっているので暗唱番号を押さないと開かない。今回のパリの宿もそうだった。
 そのホテルのある建物は1階(こちらでは0階と言う)がカフェになっていて、まだ人で賑わっている。街中を歩く人は少ないのだけど、時々現れるカフェやレストランには灯りが付き人が集まっている。
 そのカフェの横に扉がありホテルのネームプレートを見つけた。で、チェックインする前に飲み物を買おう…と、一旦その建物を離れ、すぐ近くで明かりが点いているのが見えた“よろず屋”的な個人商店に寄る。フランスの街中にはよくあるタイプの店。
 店の人はニコニコして感じの良い人で、店が狭く持って入れない僕らのスーツケースをレジの横で見ていてくれた。「あなたの写真を撮っても?」と聞くと、恥ずかしがって隠れてしまった。下の写真の入り口のところに、チラッと顔を出して写ってるけど。水とビールを買ってホテルの建物に戻る。
6区アッサス通りの商店

 建物入り口の扉の横にあるテンキーに暗唱番号を入力する為、メモを見ようとiPhoneを操作していると、横に立っていた黒人の人が「ここのホテルの客か?(的なことを言ってたと思う)」と聞くので「そうだ」と答えると、自分で暗証番号を入力して扉を開け、中庭を抜けて内側の扉もホテルの受付にインターフォンで話して開けてくれて、更にその先の狭小エレベーターに3人+スーツケースをなんとか押し込め、3階(欧州式で2階)のフロントまで案内してくれた。礼を言った瞬間に彼は降りて行ってしまったけど、ホテルの人だったんだろうか? その後一度も見なかったけど…。

 チェックインで諸々説明を受け(8割くらいは理解した)、WiFiのパスワードを受け取り、5階(4階)の部屋に上がる。通り側に面した部屋。しかし予想していたけど、古くて狭い部屋だ。ただ天井だけはやけに高い。多分築100年とか150年とかそんな感じだろうけど、その昔、この建物ができた当時は、ここに(この建物に)どんな人が暮らしていたんだろうか。僕らは今晩から2泊だけこの建物の長い歴史の中の“住人”に仲間入り。
 シャワー付き(トイレは共同)ではあるけど、そのシャワーは当然後の時代に“付け足した”もので部屋の角に取って付けた様にあり、壁とガラス戸で仕切られるようになってはいるけど、上側は解放状態。これで良く部屋の中がカビ臭くならないモンだ。もっとも日本よりずっと乾燥しているんだろうけど。
 窓を開け心許ない古い柵から身体を少し乗り出すと、右手にすぐリュクサンブール公園が見える。嫁さんが「怖い怖い」と言いながら身体を乗り出し外を暫く眺めて喜んでいたが、「寒っ!」と言って部屋に戻った…瞬間の写真↓
パリ6区リュクサンブール公園真横のホテルの部屋
 スーツケース内の荷物を出し、60cm四方くらいのスペースのシャワー“ルーム”で一人ずつシャワーを浴び、ようやくベッドに横になったのは多分深夜2時頃。今朝起きてから25時間ほど経っていた。

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2.パリへ
1.出発準備 編
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