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結婚5周年記念旅行/出発準備 編

 今年、2016年4月4日は我が夫婦の結婚5周年だった。だから…という訳では当初は全く無かったのだけど、二人でフランス・イタリアをメインに周って来たので旅行記を書こうと思う。まずは旅行前の準備話を…。

 飲食業で普段長い休みを取れない嫁さんが、たまたまこの時期に転職が決まって次の仕事まで1か月ほど休みを取れることになり、こんなチャンスは滅多にないだろう…と(ちょっと無理して)、前後の移動も含めて13日間で欧州に行くことにした。僕は8年振り、嫁さんは初めてのヨーロッパだ。
 行き先はフランスの北東部、ライン川を挟んでドイツとの国境沿いに広がるアルザス地方がメイン。嫁さんが以前アルザス料理を出していた店で働いて以来アルザスの料理とワインに惚れていて、僕もアルザスには行ったことが無かったので、二人で一度は行こう…と言っていたのを、今回やっと実現した。新婚旅行に行ってないから…という、周りへの言い訳も添えて。
コルマール/プティ・ヴェニス


■7年振りに格安航空券を探すと…

 航空券を探し始めたのは嫁さんが退職時期を確定した2月下旬。台湾に行って以来2年半振りの海外旅行だったけど、人の手配やマイル利用では無く、自分で海外格安航空券を探すのは2009年のベトナム旅行以来で、気がつけば実に7年振り。
 最初は以前と同じ様にY!旅行の格安航空券ページを見ていたのだけど、今回初めてオンライン上で格安チケットを買った。以前はネットで航空券のみの価格を幾つか比べて見当をつけるものの、結局最後は旅行代理店に電話をしなければ残席や総額が解らなかったのが、今は事細かに詳細が検索できるサイトがあってそのまま即購入できる。これに一番驚いた。なんせオープンジョー(往路と復路の発着地が違う)の組み合わせを自分で探し、比べて、誰ともやり取りせず買える訳で。この複雑なナマモノ商品を、よくリアルタイムで買える形にしたなぁ〜と。

 航空会社は9年振りのアエロフロート・ロシア航空。欧州行き格安航空券に標準装備の“乗り継ぎ便”でのタイムロスを少しでも減らすべく、北回り路線(北極圏寄りルート)から選ぶのは経由地に興味が無い限り最低条件で、その点では以前一度乗ったアシアナ航空(ソウル経由)も印象良かったし安いんだけど、その後幾つかの事件のせいで個人的に避けたいエアラインになってしまった。中華系は元々好きじゃ無いし欧州系はやはり少し高め(フィンエアーには乗ってみたい。同じ北欧系のSASは良かったので)。結局消去法で3度目となるアエロフロートに。経験済みでも色んな意味でちょっとドキドキする航空会社だけど。

 今回はパリ入りミラノ出のオープンジョー・チケット。実は当初スイス・ジュネーブから帰国するつもりだったのを、結構購入間際に変更。
 アルザス地方からパリに戻るよりジュネーブに行く方が距離的には全然近いことや、スイスにも行ったことが無いし…と、帰りはジュネーブからと考えていたのが、その後スイスは物価が高いとか、スイス発の場合だけ妙にチケットが割高になるとか、金銭的にネガティブな事情が次々と…。スイスにそこまで思い入れがある訳でも無かったので、アルザスから比較的行き易く、アエロフロート便が出発している他都市を選ぶと、ミラノ以外の選択肢が無かった。しかも、ミラノからモスクワに戻ると、高いジュネーブはもとより何故か普通にパリから戻るよりも安い…というオマケ付き。勿論アルザスからミラノまでの移動費(実際はバーゼル〜ミラノ。特急で4時間強)が余計に掛かる訳だけど、航空券とジュネーブ宿泊分の差額で吸収できた。
 とにかく、今回イタリア行きは全く考えていなかったから嬉しい誤算。利用便やコースの金額をネット上で細かく比べることができたが故に、予算増ほとんど無しにミラノに寄れることになった。

航空チケット料金
・アエロフロート便/モスクワ経由
 往路:東京成田発〜パリCDG着
 復路:ミラノマルペンサ発〜東京成田着
 ¥109,220-(大人二人分/燃油,税金,手数料等込み)

 一人¥54,610-のチケット。欧州往復でこの金額、燃油サーチャージが無かった頃を含めても、僕の経験では過去最安な気がする。ましてや北回りだ。過去最安は確か最初に乗ったキャセイパシフィック航空だったと思うけど、航空券だけで¥49.800-だった様な…。燃油はまだ無かったけどその他税金手数料等は別。そして南回りの路線で時間は掛かった。2度目に香港で途中降機した時は面白かったけど。
アエロフロート・ロシア航空/モスクワ・シェレメチボ空港


■ホテルの予約も気軽で便利に

 今回嫁さんが初欧州だったので、僕が初めてフランス・イタリアに行った時に感じた“旅”の感覚を体験して欲しかったのと、旅程に自由度を持たせられるのとで、最初は宿はほぼ現地で探そうかな?とも思ってた。でも、新しい街に着く度に宿を探して毎回安くて最低限不快にならない部屋を探せる保証は無いし、空いてる部屋はべらぼうに高いとか最悪空室無しの場合もあるし、何より今どきネットで早めに予約しておくとかなりリーズナブルな価格で取れるので、結局全ての宿泊地を決めて予約を取った。まぁ、そういう旅はまたいずれ…。

 最初は幾つかの予約サイトを見比べたものの、結局全ての宿の予約をBooking.comに統一。以前より遥かに使い勝手(日本語だけで全く問題無し)が良くなってるし、キャンセル可能な予約の場合はボタン1つで簡単に出来るので、他に安い価格が出た時点で予約する宿を乗り換えられる(実際2回ほどキャンセルして安い方に変更した)。あと、結果的に全てのホテルの予約を1つの管理画面で一覧できたのも便利。スマホのアプリもあるし。
 初めてフランス・イタリアに行った11年前、安いホテルはサイトはあっても予約フォームなんて無く、苦手な英語でメールをやりとりして、現地に行くまで本当に予約が取れているのか不安なまま向かう…なんて経験は(もっともこれはシステムというより僕の英語力の問題だけど)もうしないんだろうなぁ〜と思うと、それはそれで少し寂しい気もしたけど。

 今回の宿泊地と泊数は、パリ2泊、ストラスブール1泊、シュトゥットガルト1泊、コルマール3泊、バーゼル1泊、ミラノ3泊の合計11泊。初日のパリ着は夜遅く、最終日のミラノはホテルから空港へ直行でチェックアウトは8時半。そして帰りの便は日付を跨いで昼前に成田に着くので、現地で自由に動けるのは9日間だけ。出発から帰国まで13日間と言っても、実際にはわずか一週間ちょっとの旅行か…みたいな。ヨーロッパは遠い。

全11泊の宿泊費合計
・全てダブルルーム/コルマール2日分、ミラノ3日分朝食込み
 ¥109,112-(交換レート1euro/約130円(平均)、1sfr/約117円)

 1人でシングルに泊まるより当然割安になる訳だけど、シャワー付きの部屋で1人当たり1泊平均¥4,960-は、半分は朝食付きだしドミトリーや今どきのAirBnbの民泊と比べない限り安い方だと思う。とは言え、やはりパリやミラノの都市部のホテルは部屋のレベルに比べてかなり割高…。そこが平均を上げた。同じ値段なら東京のビジネスホテルの方が遥かに設備もサービスも良い…って言うかもっと安い。今回泊まったホテルの詳細は、また別に詳しく書くつもり。
パリ/リュクサンブールのホテルの窓からの朝の風景


■レンタカー予約も楽になったけど鉄道が…

 日程と宿泊地を決めたので、現地での移動に使う鉄道とレンタカーの予約もした。特急列車やレンタカーを事前に予約すると結構安くつくので。特に特急は時間帯によって全然価格が違う。現地での行動が予約時間に縛られるけど。
 購入した特急券はパリ〜ストラスブール間のSNCF(フランス国鉄)のTGVと、バーゼル〜ミラノ間のSBB(スイス国鉄)のES(ユーロスター)。それとストラスブールからドイツのシュトゥットガルトまでの往復の為に、レンタカーを丸1日(24時間)+4時間。

 欧州の鉄道チケットの予約に関しては“レイルヨーロッパ”というのが結構前からあって、ここで買うのが一般的(だと思う)。今はサイト上で残席や割引価格も見れて即予約できるから簡単だ。ただ、列車によっては現地の国鉄(フランスならSNCF、スイスならSBB)サイトの方がかなり安かったりもするので、旅程と時間を見比べながら購入した(但し現地サイトは当然日本語では見れないので注意)。結局TGVはSNCFサイトで、ESはレイルヨーロッパのサイトで買った(それにしても、上乗せがあるはずの日本の方が安い理由ってなんだろう?)。
 
 で、どうなんだろう?と思ったのは、レイルヨーロッパで買ったスイス・バーゼルからミラノまでのチケットの方。なんと今ドキ紙のチケットを宅配で送ってきた。余計な送料も取られる訳で、これはeチケットにして欲しい。実際ES内の検札では、スマホ画面やプリントアウトした紙を見せている人ばかりだったし、僕自身もSNCFサイトの方で買ったTGVのチケットは、プリントアウトした紙を見せるだけでOKだった。ホームの入り口で刻印すらしてない。
 まぁ、送料込みでも今回のESのチケットはレイルヨーロッパの方が安かったから買ったんだけど、紛失は『再発行不可』とあるのは…。eチケットならそういう問題は無い。

列車料金
・TGV(パリ〜ストラスブール/2等/2人:SNCF web)
 ¥10,171-(交換レート1euro/約127円)
・EC(バーゼル〜ミラノ/2等/2人:レイルヨーロッパ)
 ¥13,800-(チケット代78euro+手数料/送料等)

 レンタカーは検索で一番安かったAVISレンタカーで。車種は『ルノー・トゥインゴ(写真は新型だった)、もしくはそれに準ずる車』。つまり一番安いAセグメント(概ね全長3,750mm/排気量1.3L以下のカテゴリー)の車。実際借りたのはトゥインゴでは無く、シトロエンのC1だったのが個人的には残念だった。
 実は当初、アルザス地方を車で回ろうと思っていて、ストラスブールで借りてバーゼル手前で乗り捨て返却で予約したけど、結局ドイツへの往復だけに変更した。地元の格安レンタカーの5日間のレンタル費はそれ程高く無かったものの乗り捨て料金がかなり割高(多分AVISは乗捨料無料)だったのと、そもそもアルザスの村々を回る最も大きな理由は地元のドメーヌでワインを試飲する為な訳で、レンタカーで周ったら、オレ、呑めないじゃん!…と。
 ストラスブールを12時に出てシュトゥットガルトまで行って一泊。翌朝市場に行く予定だったので、返却を16時にして28時間のレンタル。いつも格安レンタカーを借りてるモンで、日本比べて倍以上に感じる金額。

レンタカー料金
・Renault Twingo 又は類似した車種/MT/28時間+付帯保険CDW
 ¥14,717-(申込み時)+¥6,688-(50.69euro/現地加入の任意保険)
TGV/パリ東駅


■イモトのWiFi

 夫婦で携帯はSoftBankのiPhone5を使っている…ので、SIMフリーでは無い。随分前から格安SIMのに乗り換えようと思いつつ、SIMフリーのiPhone買って契約する会社を比較して…ってのがなんか面倒で保留にしていたおかげで、10日間ほどの欧州で、電話はともかくモバイル・ネット環境をどうするか…と悩んだ。SIMフリーのスマホなら、現地で格安のプリペイドSIMカードを利用できた…。
 宿泊先は全てWiFi無料の宿を選んだけど、昼間出先で見れないのは今時色々不都合もあるし、もし国際ローミングで繋ぐと料金は固定だけど、現地で12日間もネットに接続すると2人で7万円超えになってしまう。“パケ死に”という額では無いけど、今回の一人分の航空券より高い(いや、ウチの家計の場合“死”に近いか…)。
 3月末までに格安SIMの携帯会社に乗り換えることも考えたけど、こういうのは焦って急ぐと大抵後悔するし、そもそもSIMフリーのiPhoneを用意する必要があり、旅行の出費が嵩む中で慌てて準備するのは止めた(勿論早く乗り換えた方が得ではあるけど)。SoftBankのままでも必要とあらば電話もネットも使える訳だし。

 ということで、旅行中のネットはレンタルのモバイルWi-Fiを借りてみることにした。『イモトのWiFi』ってヤツ。1台端末があれば5台まで接続できる…ので2人分として考えられる。欧州複数国で使える契約で1日¥1,280-。現地で買うSIMフリーのプリペイドカードと比べれば大分高いけど、6万円超えと比べれば格安だ。
 とは言え不安もあって、まず、端末のバッテリーが4時間ほどしか持たないことと(モバイル・バッテリーを持って行った。大きめのヤツだったので重い荷物が増えたけど)、どこでも本当に繋がるのか読めなかったこと。あとこれは国際ローミングだろうがプリペイドSIMカードだろうが同じだけど、パケットの上限がある。
 レンタカーにはオプションのカーナビを付けなかった。どうせ仏語か良くて英語の案内だろうから、微妙に使い方がわからない可能性もあり。なのでWIFi繋いでiPhoneでGoogleマップのルート検索を使おうと思っていたが、もしWiFiが全然入らない様だと使い物にならない。
 まっ、それにしても他に選択肢も無いし、とにかく電波さえ入れば使えるんだし…と、予約。

レンタルモバイルWiFi
・エクスコムグローバル/13日間(出発日から帰国日までの契約)/ヨーロッパ周遊WiFiプラン
 ¥16,640-(¥1,280-×13日分)


■スーツケースをどうするか

 手持ちのキャリーバッグが2つとも小さい(30〜40Lほど)ので、最初、弟と親のを借りようと思っていたんだけど、実家の千葉(弟も実家の近所)までスーツケースを取りに行く時間と費用、もしくは宅配の送料を考えて止めた。近所の誰かに…とも思ったものの盗難や破損の可能性もあるし、それでなくても外側に傷を増やすのは間違い無いから、それは偲びない。
 ここ数年はあまり海外に行かないけど今時1万円以内のスーツケースもあるし…と一瞬思ったけど、売り場で見るとやっぱり安っぽくてすぐに壊れそうだし、ネット上の格安商品も口コミ評価が悪いものばかり。
 という訳で、初めて格安レンタルを。諸々比較して決めたのが『ククレンタル(CuCooレンタル)』というところ。他社は概ね1日辺りの金額を出しているのだけど、ここは7日まで、15日まで、30日まで…と料金体系が大雑把な割に、13日間の価格で比べて安かったのと、出発3日前に受取、帰国翌日返送という予備日も料金に込みだったので(使用料で安くてもこれが別途のところもある)。
 一番安いやつにしたんだけど、届いたスーツケースは結構マトモで頑丈そうだった。ABS製のフレームタイプ。ポリカーボネートのジッパータイプの方が軽くて手荷物重量的に有利なんだけど、安全性が微妙に信頼できないのと、それ以上に開け閉めする時にいちいち全周ジッパーを引くのが面倒臭い。
 超過料金を取られない範囲で最大のLサイズ(80L)を2個。借りる前に80Lも詰め込んだら絶対重量オーバーになると思ったし、実際荷物を詰めたら半分空間が空いたんでMサイズで良かったかな?と思ったけど、空港までや宿泊地の移動時は、上着からバッグから何から全て放り込んで荷物をスーツケース一つにできるので、やっぱり大きい方が便利だと実際使ってみて思った。嫁さんが助言してくれたんだけど、大正解。
 あと、年に2回以上、それぞれ一週間以上くらいの頻度で海外に行くなら気に入ったのを買った方が良いかもしれないけど、数年に一度しか使う機会が無いならレンタルで十分。やはり家に保管しておくのは邪魔だし、何度も使わないうちに旧製品になってしまう(Rimowaのアルミのとかなら、10年も20年もして傷や凹みだらけでヤレても持ってたくなるかな?重いけど…)

スーツケースレンタル
・ククレンタル/Lサイズ/2個/15日まで
 ¥10,800-(¥3,780-(レンタル料)+¥1,620-(送料)×2)
ククレンタル/スーツケース


■あと、旅行保険

 クレジットカードにも若干保証が付いているはずだけど、しっかり旅行保険にも入った。これもネットで比較検討して、救護費用(現地に誰か呼ぶ費用等も含まれる)やテロ等対応費用(ちょうど旅行一週間前にブリュッセルでテロが起きたのもあり)なんかが手厚かった三井住友海上に。各社組み合わせの内容が微妙に違うので純粋に価格を比べられないけど、かなりリーズナブルに感じた。

海外旅行保険
・三井住友海上(2人分)
 ¥7,600-


■…と言う訳で、ここまでの合計
 『¥298,748-』

 これ以外の旅行費用は、現地での細かい移動費と飲食費、施設入場料…とお土産代くらいのはず。つまり旅行中のお小遣い。まだチェックして無いけど1日1万円くらい? もう少し使ったかな…。なんせ欧州は外食が高い…と言うか、毎日昼夜飲み歩く様なモンだし…。
 まっ、なんにしても、航空券代、宿泊費(5日分の朝食代込み)、特急列車乗車賃、レンタカー代、旅行保険、スーツケース/モバイルWiFiレンタル費を全て含んで、13日間の欧州自由旅行2人分で30万円と言うのはやっぱり安いと思うんだけど、どうだろ?


さて、すっかり長くなったけど、次からは本来の旅行ブログに。
ミラノ/ドゥオーモ
たまに行く旅行のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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