MacBookProの液晶画面が割れた。
人生において2回目だ。ノートの液晶が割れたのは。
人生って言うか、自分で初めてノート型パソコンを買ったのが20年くらい前だから、この20年で2回目。台数にしたら5台のうち2台で割ったことになるなぁ。
1度目は、満員電車の中で鞄に入れて持ってたんだけど、会社で出したら割れてた。当時は渋谷の会社に勤めていて、すぐ側にMac専門の修理屋があったので、出社直後に駆け込んでその場で直して貰った。値段も交換部分も覚えてないけど、割れた数時間後には何事も無く仕事で使えてたので助かったのは覚えてる。
で、今回2度目。機種はMacBookPro retina 15inch(2012 mid)。買って3年半ほどになる。500GBのSSD、16GBのメモリーと載せられるだけ載せた仕様で、今までに不具合はほとんど無い。
↓割れて一部表示できなくなった。左側の縦の黒いライン。

モニターの左下を割ってしまい、その幅に合わせる様に縦にスジが無数に伸び、幅3〜4cmほどが黒くなっている。ワイド画面が標準サイズにになってしまった感じ。またこの写真では判りにくいけど、画面下側にも横に数本かスジが入ってる。
↓画面左端の拡大

一番左端には色が付いているけど、画面上のものは何も見えない。この写真では画面下半分のエリアに何本か横スジが入ってるのも見える。
↓割れた部分の拡大

左下端から画面中心に斜め上に伸びる様に、2本のヒビ割れが…。
何でこんなところが割れたのかと言うと、出先で作業中に席をちょっと外す時に蓋(画面)を閉じた時、MagSafeコネクタが外れていて気づかず挟んでしまったのが原因。
↓こんな風に外れたMagSafeコネクタが本体に乗っていて…

↓それに気付かず蓋(ディスプレイ)をこんな風に閉じてしまった。軽く閉じただけなんだけど、一番負荷が掛かる根元だったので簡単に割れたらしい。

ただ、席に戻って作業を再開しても画面に変化が無かったので、しばらく割れたことに気づかなかった。打ち合わせ場所に移動する時に再度蓋を閉じて持って歩き、改めて画面を開いたら最初の写真の様になっていて、その間どこかにぶつけてもいなかったのと、少し前にMagSafeコネクタを挟んだことを暫く思い出せず、何でモニターが割れてるのか最初は分からなかった。
これが一昨日の出来事。このマシンは仕事で使う唯一のパソコンなんだけど、普段自宅の仕事場で作業する時は27inchの外部モニターに繋いでいて本体側の画面はメーラーやテキスト資料を開く程度なので、この程度画面が狭くなるのは、まぁ、我慢できるのだけど、ちょっと今月から出先で作業することが多くなったので、今のところ本体のこの15inch画面のみが作業領域で、デザイン作業するにはただでさえ狭い。それに持ち歩くとなるとどんどん見えない部分が広がって来そう…(既に最初より少し広がってる)。
余計な出費だ…と「orz」状態の頭で中古パーツとか探してみたけど、無さそう…だし、どうもMacBookはretina以降、交換作業自体が難しいらしい。もう購入後3年半だし買い替えるか…とも思ったけど、今、その余裕が無い。修理代ですら痛くて少しでも安くあげたい訳で…。
そんなこんなで1日半ほど悩んだけど、放置していても自然治癒する訳でもないし、腫れ物に触る様にマシンを持ち歩くのも、作業効率が落ちるのもストレス。修理代を少しでも安く…というのもあるけど唯一の仕事機を預ける訳にもいかないので、結局以前の様に持ち込みでその場で直して貰うことにした。
「MacBookPro retina 液晶交換」とかで検索すると、上位に出てくる工房が新横浜にあった。『KSCAT(ケーズキャット)』という工房。他にも探してみたけど、retina画面のMacBookの修理自体を受け付けているところがあまり無く、ここで修理した人のblog記事なんかも検索で出てきて評価も高く信頼できそうなのと、表示してあった金額も(そもそも金額表示している工房が少ない)中では一番安かったので、“事故”から2日明けた昼前に悩むのを止め、予約の電話をしてバイクで新横浜まで(久々に第三京浜を走った)。
工房の場所は新横浜のラー博の隣の雑居ビルの4F。中に入ると、ゴチャっとパソコンパーツが散乱していて、ひと昔前の秋葉原の裏手の店のイメージ(今もそういうのあるのかな?)。かなり怪しい雰囲気だけど店の人は凄く丁寧かつ気さくな感じで、初対面だけど話もしやすくてこの手の店に居そうなPCオタク的な匂いのしない人だった(先入観持ち過ぎ!)。
↓店の入り口のドア。

今日だけで10件以上液晶交換の予約が入ってるらしい。僕が何人目か忘れたけど、僕の直前の客も全く同じ機種で、同じ様にMagSafeコネクタを挟んで割ってしまった…と。世の中結構似た様な不注意で余計な出費をする人が居るんだなぁ〜と、若干『orz』感が減る。
液晶シートだけ交換する場合、MacBookPro retina 15inchは税込約¥4.4万円ということなんだけど、僕の場合(僕の前の人も同じ)、液晶背面の光を分散するシート(の様なものらしい)まで負荷を掛けて変形させている様で、液晶シートだけ交換してもその部分(つまり割れた辺り)が白く光ってしまうらしい。…と言う実例を、店の人のMacBookがそうなっていて見せてくれた。場所は画面の左下隅だし少しでも安くあげる為に無視しようかと思ったけど…ちょっと常に目に入りそうな嫌さ加減。で、そのシートが5千円ということで、税込5万円ほどの修理代になった。
ちなみに、アップルストアで修理すると12万円ほどかかるらしい。しかも2週間ほど預けないといけない。自分で調べた訳じゃ無いんだけど、その僕の前の同じ症状のお客さんがジーニアスバーでそう聞いてからウチに来た…と店主。
交換作業には1時間半ほど掛かるので作業終了後携帯に連絡するとのこと。ならばと(昼飯喰ったんだけど)隣のラー博に復活した大好きな札幌“すみれ”でミニラーメンを食べ、逆の隣のフレッシュネスバーガーで珈琲を飲みながら待つ。1時間15分ほどで携帯が鳴った。
さて、綺麗に直った。画面縁の黒いゴム(シリコン?)が劣化していて剥がすのが大変だったらしいけど、なんとか再利用してくれた様で、ありがたい。元々画面にはキーボードの跡が一部付いていたりもしたので、それも無くなり新品のMacBookと交換したみたいだ。実は僕のMacBookProのretinaモニターは画面にムラが出たりコーティングが剥がれやすい不具合があったらしく、今回の修理交換でその後の対策品に変わったのもちょっと嬉しい。まぁ、有料だけど…。
マシンスペック自体に未だに不満は無くまだまだ現役で使いたいので、後はSSDが突然死しないことを祈るばかり…。
人生って言うか、自分で初めてノート型パソコンを買ったのが20年くらい前だから、この20年で2回目。台数にしたら5台のうち2台で割ったことになるなぁ。
1度目は、満員電車の中で鞄に入れて持ってたんだけど、会社で出したら割れてた。当時は渋谷の会社に勤めていて、すぐ側にMac専門の修理屋があったので、出社直後に駆け込んでその場で直して貰った。値段も交換部分も覚えてないけど、割れた数時間後には何事も無く仕事で使えてたので助かったのは覚えてる。
で、今回2度目。機種はMacBookPro retina 15inch(2012 mid)。買って3年半ほどになる。500GBのSSD、16GBのメモリーと載せられるだけ載せた仕様で、今までに不具合はほとんど無い。
↓割れて一部表示できなくなった。左側の縦の黒いライン。

モニターの左下を割ってしまい、その幅に合わせる様に縦にスジが無数に伸び、幅3〜4cmほどが黒くなっている。ワイド画面が標準サイズにになってしまった感じ。またこの写真では判りにくいけど、画面下側にも横に数本かスジが入ってる。
↓画面左端の拡大

一番左端には色が付いているけど、画面上のものは何も見えない。この写真では画面下半分のエリアに何本か横スジが入ってるのも見える。
↓割れた部分の拡大

左下端から画面中心に斜め上に伸びる様に、2本のヒビ割れが…。
何でこんなところが割れたのかと言うと、出先で作業中に席をちょっと外す時に蓋(画面)を閉じた時、MagSafeコネクタが外れていて気づかず挟んでしまったのが原因。
↓こんな風に外れたMagSafeコネクタが本体に乗っていて…

↓それに気付かず蓋(ディスプレイ)をこんな風に閉じてしまった。軽く閉じただけなんだけど、一番負荷が掛かる根元だったので簡単に割れたらしい。

ただ、席に戻って作業を再開しても画面に変化が無かったので、しばらく割れたことに気づかなかった。打ち合わせ場所に移動する時に再度蓋を閉じて持って歩き、改めて画面を開いたら最初の写真の様になっていて、その間どこかにぶつけてもいなかったのと、少し前にMagSafeコネクタを挟んだことを暫く思い出せず、何でモニターが割れてるのか最初は分からなかった。
これが一昨日の出来事。このマシンは仕事で使う唯一のパソコンなんだけど、普段自宅の仕事場で作業する時は27inchの外部モニターに繋いでいて本体側の画面はメーラーやテキスト資料を開く程度なので、この程度画面が狭くなるのは、まぁ、我慢できるのだけど、ちょっと今月から出先で作業することが多くなったので、今のところ本体のこの15inch画面のみが作業領域で、デザイン作業するにはただでさえ狭い。それに持ち歩くとなるとどんどん見えない部分が広がって来そう…(既に最初より少し広がってる)。
余計な出費だ…と「orz」状態の頭で中古パーツとか探してみたけど、無さそう…だし、どうもMacBookはretina以降、交換作業自体が難しいらしい。もう購入後3年半だし買い替えるか…とも思ったけど、今、その余裕が無い。修理代ですら痛くて少しでも安くあげたい訳で…。
そんなこんなで1日半ほど悩んだけど、放置していても自然治癒する訳でもないし、腫れ物に触る様にマシンを持ち歩くのも、作業効率が落ちるのもストレス。修理代を少しでも安く…というのもあるけど唯一の仕事機を預ける訳にもいかないので、結局以前の様に持ち込みでその場で直して貰うことにした。
「MacBookPro retina 液晶交換」とかで検索すると、上位に出てくる工房が新横浜にあった。『KSCAT(ケーズキャット)』という工房。他にも探してみたけど、retina画面のMacBookの修理自体を受け付けているところがあまり無く、ここで修理した人のblog記事なんかも検索で出てきて評価も高く信頼できそうなのと、表示してあった金額も(そもそも金額表示している工房が少ない)中では一番安かったので、“事故”から2日明けた昼前に悩むのを止め、予約の電話をしてバイクで新横浜まで(久々に第三京浜を走った)。
工房の場所は新横浜のラー博の隣の雑居ビルの4F。中に入ると、ゴチャっとパソコンパーツが散乱していて、ひと昔前の秋葉原の裏手の店のイメージ(今もそういうのあるのかな?)。かなり怪しい雰囲気だけど店の人は凄く丁寧かつ気さくな感じで、初対面だけど話もしやすくてこの手の店に居そうなPCオタク的な匂いのしない人だった(先入観持ち過ぎ!)。
↓店の入り口のドア。

今日だけで10件以上液晶交換の予約が入ってるらしい。僕が何人目か忘れたけど、僕の直前の客も全く同じ機種で、同じ様にMagSafeコネクタを挟んで割ってしまった…と。世の中結構似た様な不注意で余計な出費をする人が居るんだなぁ〜と、若干『orz』感が減る。
液晶シートだけ交換する場合、MacBookPro retina 15inchは税込約¥4.4万円ということなんだけど、僕の場合(僕の前の人も同じ)、液晶背面の光を分散するシート(の様なものらしい)まで負荷を掛けて変形させている様で、液晶シートだけ交換してもその部分(つまり割れた辺り)が白く光ってしまうらしい。…と言う実例を、店の人のMacBookがそうなっていて見せてくれた。場所は画面の左下隅だし少しでも安くあげる為に無視しようかと思ったけど…ちょっと常に目に入りそうな嫌さ加減。で、そのシートが5千円ということで、税込5万円ほどの修理代になった。
ちなみに、アップルストアで修理すると12万円ほどかかるらしい。しかも2週間ほど預けないといけない。自分で調べた訳じゃ無いんだけど、その僕の前の同じ症状のお客さんがジーニアスバーでそう聞いてからウチに来た…と店主。
交換作業には1時間半ほど掛かるので作業終了後携帯に連絡するとのこと。ならばと(昼飯喰ったんだけど)隣のラー博に復活した大好きな札幌“すみれ”でミニラーメンを食べ、逆の隣のフレッシュネスバーガーで珈琲を飲みながら待つ。1時間15分ほどで携帯が鳴った。
さて、綺麗に直った。画面縁の黒いゴム(シリコン?)が劣化していて剥がすのが大変だったらしいけど、なんとか再利用してくれた様で、ありがたい。元々画面にはキーボードの跡が一部付いていたりもしたので、それも無くなり新品のMacBookと交換したみたいだ。実は僕のMacBookProのretinaモニターは画面にムラが出たりコーティングが剥がれやすい不具合があったらしく、今回の修理交換でその後の対策品に変わったのもちょっと嬉しい。まぁ、有料だけど…。
マシンスペック自体に未だに不満は無くまだまだ現役で使いたいので、後はSSDが突然死しないことを祈るばかり…。

この記事に対するコメント
ひどい書き込みもあるので心配しましたが、読ませていただききっと大丈夫だと安心しました。
ありがとうございました。
この人通りの少ないBlogに、コメントありがとうございます(笑)
ひどい書き込みもあるんですか?
修理をお願いしたときは安い店を探しただけで、
口コミ的なコメントは全く見てなかったので知らないんですが、
個人的にはとても良い対応だったと思いますが…。
まぁ、人それぞれですかね。
1988年にシベリア鉄道でモスクワ解散のツアーでその後ユーレイルパスでヨーロッパを周遊したのを懐かしく思い出しました。また行ってみたくなりました。
写真すてきですね。また見に来ます。
あっ、あと写真へのお褒めの言葉も。ここのところ忙しくて更新する暇が無いので、4月の旅日記がまだ終わりませんw
しかし、'88年と言うことは、まだソ連があった頃のシベリア鉄道ですね。凄いですね!そんな時代の話もお伺いしてみたいものです。(…と言っても、シベリア鉄道に乗ったことがある訳じゃ無いですが (^^;)
「日ソツーリストビューロー」という会社があってそこの横浜港発のツアーだったのです。船中二泊してナホトカに着いて車中泊してハバロフスクで一日観光。ロシア号に二泊でイルクーツクで降りてバイカル湖観光、三泊でモスクワに着き1日観光してそれぞれの行き先に別れて帰る人や旅を始める人などいろいろでした。
当時はソ連末期で人々はお金あっても物がないし、よくこんな状態でアメリカと張り合ってたなと思いました。
8月から10月までいたので旅行中ちょうど昭和天皇の具合が悪くなったりベンジョンソンのメダルが剥奪されたりしたのが印象深かったです。
大学5年間(笑)で一番授業が少ない一年だったので、多分バイトばかりしていた時期だったか…
しかし、船の場合てっきり新潟辺りからウラジオストクに行くもんだと思ってたんですが、横浜からですか!? それだけでも“旅”ですね…w
コメントありがとうございます。
交換したのは液晶部分のみで純正のretinaディスプレイです。
金額は全部で税込で5万ちょいでした。
親切な方だったので(一人でやっているので忙しいときもあるかもしれませんが)、問い合わせてみたら如何でしょうか?