blog di moriy

blog
travel
movie
profile
home
<< August 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 嫁のVIVAちゃん変身! | main | MAZDA CX-3 試乗ドライブ。 >>

フイルム時代のレンズをミラーレス機で。

 僕がデジイチ(デジタル一眼レフ)を止めて、富士フイルムのミラーレスに乗り換えてから2年半ほど経ったけど、レンズは未だに最初にキットで購入した18mmと35mm(純正のXFレンズ)の2本の単焦点レンズしか無い。ちなみにこの2年半の間に、XFレンズは随分魅力的なラインナップを拡充していて、なんとも悩ましい限りで…(レンズだけじゃなくてXシリーズのボディもだけど)。

 とは言え、無い袖は振れない訳だけど、先日ふと、デスクの置き物に成り下がってしまっているフイルム時代の一眼レフ、Canonの初代F-1に目をやると、そこには28mmという焦点距離のレンズが付いている。数年前に白黒フィルムで写真を撮ろうとF-1を復活させたとき(結局そのとき撮った数本のフィルムは1本も現像せずに放置中)、元々持っていたNew FD 35-105mmという大きく重いレンズをY!オクで売り払い、その代わりに落として手に入れたもの↓(撮る前にホコリ拭くの忘れた)。
New FD28mm f2.8
 で、このレンズを僕のX-Pro1で使えれば、とりあえず手持ちの18mmと35mmの間に位置する焦点距離のレンズを手に入れることになる。XFレンズの写りがあまりに良いので、この古い35mmフィルム時代のレンズを生かすつもりは無かったんだけど、このNew FDレンズのデザインは結構好きだし、元々アナログ機的なX-Pro1のデザインにオールド・レンズのデザインは非常にマッチするので、初めてマウント・アダプターのことを調べてみた。
 
 FUJIのXシリーズは“Xマウント”という独自規格なんだけど、このマウントに対応しているレンズは、まずは当然富士フイルム純正のXFレンズ。そしてドイツのカールツァイスのTouitの3本だけ。ただ、Xシリーズが発売になったときから富士はMマウント用の純正アダプターを用意していて、これを使えばライカのMマウント・レンズが使える様になる。まぁ、僕はライカなんて高級機は触ったことも無いし、当然Mマウント・レンズは1本も持って無い訳だけど、X-Pro1にカール・ツァイスやズミルックス、フォクトレンダーなんかの超高級Mマウント・レンズを付け(た写真を見)ると高級感が増して凄く似合うので(元々X-Pro1のデザインはライカっぽいし)、その方向はちょっと憧れる。目指さない(せない)けど。

 話を戻し、ちょこっと調べてみたら純正以外でXマウント用の変換アダプターは結構色々出ていて、目的の『FD→XF』をざっと見ただけでも数種類あった。しかも思っていたよりずっと安い。なので、通販だし安物だし仮に届いたものが使えなくても懐(と心)が痛まない様に、そこそこの見た目(金属の質感とか)で一番安いものを選んだら、これが結構精度も高くて意外に良かった。Y!オクで見つけた新品で、送料(定形外郵便)込みでなんと2千円。『K&F CONCEPT』というブランドのもの。サイトを見たら中国広東の会社製らしい。コレ↓
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター
 FUJI純正のMマウント・アダプターと比べてK&F CONCEPTのアダプターは大分厚みがあり、比較的コンパクトなNew FD28mm f2.8でも少し全体が長くなった。XF35mmにフードを付けた長さと同じくらい。でも、取り付けたときのカチっとした感覚や金属の質感、レンズやボディとの見た目のバランスも結構良い。
 ただ、取説が無いので(単純に回してつけるだけのものだけど)、アダプター本体リングに「LOCK←→OPEN」と書いてあるのを見て、LOCK方向にアダプターを回してレンズに取付けようと思ったら、これが逆回しだった。なんでだろう?と思ったら、マウント・アダプターを先にボディ側に取り付け、後からレンズをボディに取り付ける場合はこの方向で合っていたから(つまりレンズを回す方向を指示している)、まぁ、これで良いのかな。なんとなくしっくり来ないんだけど…。
Canon New FD28mm f2.8 + K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター
↓カメラがX-Pro1しか無いのでiPhone撮影。
Canon New FD28mm f2.8 + K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター + FUJIFILM X-Pro1
 そっか…と、アダプターが届いてカメラに付ける段になって気付いたんだけど、FD28mmには黄色いフィルターを付けていてた↓(白黒専用のY2フィルター)
白黒専用Y2フィルター
 さすがにこれはカラー撮影で使えないから、早々に無色透明の保護フィルターを買わないと(ちなみにX-Pro1には、Yフィルタは元よりRやGフィルタを入れた白黒フィルム・シミュレーションもある)。

 さて、届いたマウント・アダプターの重さは90gだった。FD28mmと足して253g。手持ちのFX35mm+フードより少し重い。
↓マウント・アダプター
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター/重さ
↓マウント・アダプター+FD28mm
K&F CONCEPT FD-FXマウント・アダプター+NewFD28mm f2.8/重さ
↓XF35mm+フード
XF35mmF1.4+フード/重さ
 そして、X-Pro1に普段付けっ放しにしている18mmならフード付きでも143g、無しだと131gでとてもコンパクト、かつ画角もボケ味も良くてでとても好きなレンズ。もちろん画質はフジノン・クオリティで折紙付。
XF18mmF2.0+フード/重さ
XF18mmF2.0/重さ
 以下、3本のレンズをX-Pro1に装着したときのボリューム感の比較。ついでにフード有無も(これ等もiPhone撮影)。
↓X-Pro1+マウント・アダプター+FD28mm
X-Pro1+K&F CONCEPTアダプター+NewFD28mm f2.8
↓X-Pro1+XF35mm+フード
X-Pro1+XF35mmF1.4+フード
↓X-Pro1+XF35mm
X-Pro1+XF35mmF1.4
↓X-Pro1+XF18mm+フード
X-Pro1+XF18mmF2.0+フード
↓X-Pro1+XF18mm
X-Pro1+XF18mmF2.0
 18mmのレンズフード先端の下部直線部分が曲がって見えるのは、本当に曲がってるから。いつぞや落とした。樹脂製フードだったら割れたんだろうけど、金属製なので曲がった。指で戻そうと思ったけど意外に硬くて全く曲がらず、なんとなくそのままになっている。

 18mm、28mm、35mmの画角比較(対象近いけど。全て絞り開放)
↓XF18mm撮影
XF18mmの画角
↓FD28mm+マウント・アダプター撮影
NewFD28mmの画角
↓XF35mm撮影
XF35mmの画角
 18と35の真ん中は26.5なので、両者の間より僅かに拡大気味に見えるはず…なんだけど、実際にはより画角が狭く見える。これはアダプターの厚み分、レンズ後ろ玉とセンサー面との距離が遠くなるから…とかなのかな? よく分からない。
 まぁ、でも、とにかく2本の間の画角で撮れるのは嬉しい(実はXF23mmF1.4という素晴らしいレンズがあるんだけど、結構高くて順番的に次に手を出し難いなぁと思っているので…)。

 画質的にはXFレンズと比べるとボケ部分が若干ガサついてる感じがするんだけど、まぁ、僕がスナップ撮るレベルでは特別気になることは無い。
 それより、F-1を久しぶりに引っ張り出したときにも感じたけど、やっぱりフィルム時代のマニュアル・レンズのフォーカス・リングは、程よいトルク感とスムーズさがあり心地良い…と言うか、ピンを合わせやすい。X-Pro1にはフォーカス・ピーキングというEVFや液晶モニター画面にピントが来ている部分のエッジが白く光る機能がついていて、マニュアル・レンズのアナログな感触と液晶ファインダーのデジタルの利便性とで、デジイチよりよっぽどマニュアル・フォーカスは合わせ易い。特にX-Pro1は時々(いや、かなり)もたつくAFなんで、実は意外に普段使えるかも。

 というわけで、半ば死んでいたレンズ資産を、わずか2千円(あぁ、あと保護フィルター代も)で活かせることになった訳で、ちょっと嬉しい。
X-Pro1と3本のレンズ達(+F-1ボディ)
写真のこと。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.moriy.net/trackback/1334514
この記事に対するトラックバック