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2014年秋。十勝視察旅行記(15)

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 十勝旅行最終日の朝。
 JRイン帯広の二日目の日替わり丼は『牛丼』だった。結局『イクラ&鮭そぼろ丼』には有り付けなかったけど、これも昨日の『鶏そぼろ丼』と同様美味かった。“吉牛”的なファーストフード店の極薄の牛肉と玉ねぎを濃い味付けにしたものでは無く(あれはあれで個人的には好きなんだけど)、牛肉スライスは若干厚め、かつ柔らかい肉質で、太めのしらたきとか入っていて、どちらかと言うとスキヤキ風。なんだか優しい味だった。
 しかし牛丼を自分でよそったのは初めてかもしれないなぁ。牛丼屋でバイトしている気分。
JRイン帯広のモーニング“牛丼”
 二泊お世話になった“JRイン帯広”は僕にとっては快適だった。“僕にとっては”…と言うのは、チェックイン時にも書いたけど男女入れ替え制の1つしか無い大浴場の件。女性が利用できる時間帯が今回僕らは夜は外出中、朝は朝食の時間だったもんで、結局嫁さんは二日間部屋のユニットバスにしか入れず終いで、ちょっと可哀想だった。スペースや利用効率的に1つしか作れなかったんだろうなぁ〜とは思うものの、もう少し女性でも利用しやすい設定できないのかな?と。ビジネスホテルライクで男性客重視だろうし、こまめに入れ替えるなんて無理だから中々難しいだろうけど…。
 セミダブルの部屋だったけど結構広くて、シンプルでモダンなデザインの明るい部屋は、清潔で品があり落ち着いていて良かったし、セットの朝食の内容も前述の通り。駅横なのに外からの騒音は皆無で駐車場もタダ。ネットの早割料金とは言え、2泊朝食付き2人で合計1万円ちょいは、文句を言うレベルじゃ無いんだけど。
 嫁さんお気に入りの“モール温泉”さえどこかで確保できれば、また帯広に来た際にはここをベースにしても良いな。

 さて、荷物を車に積み込み今日最初の“視察地”に向かう。帯広には“帯広地方卸売市場”というかなり広い卸売市場(農産物/海産物/生花)がある。そこには“食品関連総合センター”という一般客買い物ができる施設もあって、実はここは結構楽しみにしていた場所。札幌中央市場の場外売り場みたいなところをイメージしていた。
 場所は帯広市の北側、十勝川に沿うエリアにある。周囲は工場や倉庫の様な大きな施設が多い地区だ。広い敷地内の一角にある食品関連総合センターの前の駐車場に車を停めて中に入ると、高い天井の広い建物の中には、野菜、魚介や生花は勿論、何故か肉屋や乾物、菓子類なんかも売ってる。なるほど“食品関連総合”か。想像していた“卸売市場の場外売り場”とはちょっと様相が違った。
帯広地方卸売市場“食品関連総合センター”内1
 さて、早速手前にあった野菜売り場(八百屋か)から物色する…のだけど、どうもワクワクしない。値段的にも内容的にも昨日行った芽室の“愛菜屋”の方がインパクトがある。普通の八百屋を見ている感じ。それは魚介売り場や(卸売には無い)肉屋のコーナーに行っても同じ感覚だった。スーパーの生鮮売り場の方がよっぽどワクワクした。この感覚の違いはどこから来るんだろう?
 そう言えば、お客さんはあまり居ない。月曜午前中の一般客なんてこんなもんかな…という気もしなくは無いけど、高さのある広い空間が客の少なさを強調する。
帯広地方卸売市場“食品関連総合センター”内2
 結局、結構楽しみにしていたこの場所は、グルッと足早に一回りして出て来てしまった。建物の二階にある“ふじ膳”という食堂の海鮮丼の評判は聞いていたので少し気になったが、さっき牛丼食べたばかりだったので流石にまだ何も喰えない。結構時間使うと思って来た場所なのに、15分ほどで終わってしまった。かなり残念…。札幌の中央卸売市場の場外売り場や二条市場みたいなイメージを持って、勝手に期待していたのがいけなかったんだろうけど。歴史や成り立ち商圏規模からして全然違うのは解ってはいたものの…。

 ところで、こういう卸売市場の場外売り場の様な施設では無く、パリのマルシェの様な(と言うか欧州の街ならどこにでもある)“青空市場”的なものが無いのかなぁ〜と思って調べたら、帯広にも朝市や夕市がいくつかあるらしい。ただ、野菜の直販が中心みたいだけど。向こうのマルシェみたいにいろんな食材を売ってる屋台が沢山あると楽しいんだけどなぁ。それと蚤の市みたいなのとか(これはどちらかと言えば都会的か…)。まっ、次回行ったときにはどれかに行ってみよう。

 さて、それにしても困った。今日の午前中は市場をゆっくり物色し、2階の“ふじ膳”で昼ごはんを食べて、その後、初日の夜に約束した、“バーH'S”のマスター宅にミニカー・コレクションを拝見しに行くつもりだったんだけど、予想外に早く時間が空いてしまった。
 で、結局また大きなスーパーに行くことにした。今度はイオン。卸売市場からは車で20分弱。帯広らしく…と言って良いのか、建物は横に広く高さは無い。建物の3〜4階が駐車場になっていていわゆる青空駐車場では無いけど、ここも駐車料金はタダだった。
 店内に入ると、月曜の昼だと言うのに結構お客さんが沢山居る。こういう大規模店舗が人で賑わっているのは今回初めて見た。土曜夕方の帯広駅前の店舗にはひと気が無かったから、ちょっと驚いた。住宅地が近いのか、単純にイオンが人気があるのか…。
 とりあえず生鮮食品コーナーを回る。

↓『寿司種セット』って初めて見た。
イオン帯広店“寿司種セット”
↓筋子の一粒一粒が、ホント、デカい。ちなみに“大樹”とは大樹町のことで、十勝平野の南側にある太平洋の面した町で、実は十勝にも漁港がある。
イオン帯広店“筋子”
↓網走産“白魚”。道内産の白魚のほとんどが網走湖産らしい。掻き揚げにして食べたい。
イオン帯広店“釧路の白魚”
↓“鮭の切り身”ほぼ半身で598円。
イオン帯広店“鮭半身”
↓裸で並ぶ“毛ガニ”。北海道のスーパーならでは。見慣れたけど。
イオン帯広店“毛ガニとハマグリ”
↓そしてスーパーにも置いてあった巨大な“札幌玉”。
イオン帯広店“札幌玉”
 …と、市場では全く撮る気になれなかった写真は、ここでは撮る訳だ。バラエティ豊かな食材そのものの珍しさやその値段もあるだろうけど、ワクワクする気持ちになるのは、積極的に売ろうとするやり方…と言うか、見せ方の違いなのかな。そういう魅力が個人的にはローカルな市場の方にあって欲しいと思ってしまうんだけど…。
 もっとも、その場所の雰囲気や面白さというのは、全体だったり細部だったり色々あるので、自分でも何が良し悪しなのか良く分からないんだけど。

 生鮮食品コーナーでひとしきり盛り上がって、ビヤードパパのシュークリームを買ってフードコートのテーブル席で小休止。時間はお昼になる頃で、暫く座っていたら結構人が増えて来た。フードコート内は知った大手チェーン店ばかりで、帯広に居る感覚が薄れていく。日本中どこでもこういう場所だけは賑わうんだよなぁ…。まぁ、閑散としたシッピングモールよりは数倍良いけど。
 昼時にお茶だけでテーブルを占拠するのも悪いと思い、席を立つ。

 駐車場の出口横で(多分)北海道的なものを見た。東京近辺ならびっしり自転車で埋まっているはずの自転車置き場がガラガラ。いや、それ以前にとても狭い。まだ雪の季節でも無いし乗るにはしんどい寒さとも思えなかったけど、みんな移動は車なんだろうなぁ〜。そう言えば、街中をママチャリが走っているシーンも、歩道を人が歩いているシーンもあまり思い浮かばない。

 まだ12時半を回った頃だったけど、“バーH'S”のマスター宅へ。家がすぐに分かったのは良いんだけど、もう少し遠いかな?と思ったらイオンから10分も掛からず着いてしまった。もしランチ中だったら迷惑だと思い、「電話は出ないんだよなぁ〜」と言っていたけど一応掛けてみる…が、ホントに出ない。飲んでる席の話で本気にしてなく、出掛けてしまって留守なのかな?とも思う。自宅の駐車場は空いてる。
 マスターの自宅の前に車を停めて5分くらいした頃、その空いていた駐車場に車が戻って来た。車から降りてきた女性に「実は…」と事情を話すと、「ちょっと待っててください」と慌てて家に入る。程なく玄関が開いて「どうぞ〜。」と。やっぱり奥さんだった。午前中の仕事が終わって丁度戻って来たときだったらしい(ってことは、これからランチだったんだろうな…)。

 “バーH'S”のマスターの自宅はちょっと洒落ていて、合板むき出しの壁や天井がある意味とても自然かつモダンな感じのこじんまりとした一軒家。まだ新しいのかな?と思ったら既に築20年だそうだ。玄関から中に入るとすぐ2階天井まで吹き抜けのリビングがあり、壁面上部の大きな窓から入る光が優しく明るい。
 東京に居るマスターの建築家の友人が設計したそうなんだけど、設計をタダでやって貰いつつ打ち合わせの度に帯広まで来ていたので、毎回「大赤字だよ」と口癖の様に言っていたらしい。もっとも設計料無料を申し出たのはその友達の方だったそうだ。

↓このリビングの吹き抜けの一枚だけ、ミニカー室以外の写真を撮らせて貰った。左の黒い“渡廊下”から先にある小部屋が“ミニカー室”。ラスタカラーの旗の裏側。
HSマスターの自宅リビング
 さて、早速ミニカーを見せて貰う。2階に上がり渡り廊下の先の部屋に入ると、そこには“男のロマン”があった。いや、ウチの場合、夫婦でもこのロマンを共有できる…はず。
HSマスター宅のミニカー室全景
↑左側の大きな棚はスライド式になっていて、全体を右側(窓側)に動かすと、さらにこの後ろから同じボリュームのミニカー棚が…。
 スケールごとに棚を分け、車種やメーカー別に並べているそうだ。正確に何台あるかは分からないと。ネットオークション等を見て、出来るだけ安いときに手に入れていると話していたが、それにしてもこの数だと総額は…。
HSマスター宅のミニカー室2
HSマスター宅のミニカー室3
HSマスター宅のミニカー室4
HSマスター宅のミニカー室1
(何故か一番大きな棚のを撮って無い…)
 古い車の魅力はそのデザインと共に、樹脂を多用した現代車とは違う「金属を塗った質感」にあると個人的には思っているんだけど、ミニカーは基本的に金属パーツなのでその質感を手に取ることができるのが魅力。そのズシっと来る重みも含めて。それがこれだけ並ぶと壮観だ。嫁さんは僕とマスターが交わす車の詳しい話にはついてこれないけど、それでも見たことも無い可愛らしい古い車を見ているのは楽しそうだった。

 ミニカーを堪能した後、1階のリビングに降りると奥さんがお茶を入れてくれた。僕らが今回十勝・帯広に旅行に来た理由を話すところから始まり、マスター夫妻から地元の魅力を伺う。自分達が暮らす街や地域についてこれだけ愛情を持てるのは良いなぁ〜と、素直に感じられる様な内容だった。ひとつひとつは些細なことなんだけど。
 それにしても自然体な雰囲気の感じの良いご夫妻だった。帯広に良い知り合いが出来た。

 13時半頃、マスター宅を出る。ようやくお腹が空いてきた。

もう少しだけ続く
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