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2014年秋。十勝視察旅行記(12)

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以下、過去記事。
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 『北海道=回転寿しでも旨い』という方程式は、実は聞いた話であって僕自身は未経験だった。たまに札幌に帰った(札幌は僕の実家では無いけど“行く”より“帰る”という方がしっくり来る)ときに、わざわざ回転寿しに寄ろうとは思わなかったので。勿論、札幌や小樽辺りで安くて美味しい“非回転”寿司なら何度か食べたことはある。
 ということで、帯広の回転寿し屋も特に下調べして狙った店はなく、さっき帯広競馬場で「ランチは寿司!」と決めた後に、ネット検索の当てずっぽう。まぁ、探したのは嫁さんなんだけど。

 行ったのは釧路の会社が経営しているチェーン店で、“なごやか亭”という回転寿し屋。道内と何故か関西に2店舗あるらしい。口コミの評価が割と高かったせいか日曜の昼のせいか結構並んで(正確には順番待ち用の椅子に座っていて)、15〜20分くらい待ったかもしれない。なんにしても、“釧路の寿し屋”というのは名前だけでブランドだ。
 席に着き早速注文。システムは東京近辺の回転寿し屋とあまり変わらない気がする。実は回転寿しに行った経験そのものが少ないので、よく解らないんだけど…(勿論、普段高い寿し屋にしか行かないという意味では決して無い)。
 しかしアレだ。回ってる大半は寿司じゃ無いよなぁ〜。行く都度思うけど。

↓本ブログ初の動画『回転する何か食べ物』。


 そう何巻も食べられないんで(そもそも朝飯後にコロッケやら豚丼やら喰ってるし)、結局いつも同じ様に好きなネタだけを頼んでしまう。この日もその傾向。
 子供の頃、基本的に魚介類が嫌いだったので、親は「たまには家族でご馳走」のつもりで行く寿し屋は、僕はあまり嬉しく無かった。勿論カウンター席で握って貰うという訳じゃ無いので好きなモノだけ頼むのでは無く、諸々入った1人前が寿司桶とかに入って出てくるヤツ。僕は玉子とマグロとイクラと鉄火巻き辺りを食べると、もうそれ以上食べられるものが無い。今では大好物のウニも喰えなかった。
 そんな寿しもいつの間にか好物になって、今では嫌いな魚介はかなり少なくなったけど、未だにどうしても喰えない…喰おうと思えないネタがある。それはシャコ。あれだけは喰えない…と言うか、喰ったことが無い。口に入れたくない。旨そうに見えない。

 話がずれた。とにかく量は喰えないので少しずつ注文する。

↓これは確か写真だけ。インパクトがあったので。甘エビ好きだけどこの日は確かボタンエビを食べた。
“なごやか亭” 帯広大通店の寿司1
↓勿論、寿司も時々回転してる。ここから取る気になれないんだけど…。
“なごやか亭” 帯広大通店の寿司2
↓コレ、生サンマだったかな…。
“なごやか亭” 帯広大通店の寿司3
↓北海道で食べるウニはホントに旨い。
“なごやか亭” 帯広大通店の寿司5
↓イクラでは無く筋子の寿司って初めて見た気がする。
“なごやか亭” 帯広大通店の寿司6
 写真の他、最初に書いたボタンエビと中トロと最後にカニ汁だったかな。このくらいでお腹一杯になってしまうんだよなぁ。とにかくどれも旨いしネタが大きいのが良かった(シャリも若干大き目だったけど…)。“十勝で回転寿し”は満足だった。普通の寿し屋にも行ってみたいけど、まぁ、次回かな。


 さて、ホントにお腹一杯になってしまった。お茶すら飲みたいと思えない。少し時間を空けないと食べ物関係は無理なんで、次の“視察地”はどうしよう…と、“なごやか亭”の駐車場の車の中でしばし悩む。景色を眺めるのに少し街を離れてドライブも良いけど、何か目的地が欲しいなぁ…と思いついたのが、池田町にある“ワイン城”だ。
 結構有名な観光地でもあるし、十勝と言えばワインは結構上位に思い浮かぶ物産だ。その『十勝ワイン』は池田町で作られている。その本丸と言うか本部と言うかアイコンが“ワイン城”だ。なんで素直に“本社”と書かないかと言うと、実は今回の旅行で調べるまで僕は知らなかったんだけど、十勝ワインを作っているのは民間企業では無く、地元自治体が運営する“池田町ブドウ・ブドウ酒研究所”というところ。“ワイン城”がその本拠地になる。
 で、本当は今回“ワイン城”に行くつもりは全くなかった。十勝がワインの産地なのは知っていたけど、僕が知っていた十勝ワインは随分昔に一度だけ土産に買って帰った“トカップ”というヤツ。これが僕には本当に不味くて、以来十勝ワインという名には良い印象が無く、ワインは好きだけど“ワイン城”は単なる安ワインの量産工場だろうと思っていたからだ。その印象は嫁さんも同じだった。
 しかし、まぁ、時間も余ったし、帯広からそう離れて無いし、“トカップ”以外にもワインはあるんだろうし…と、ちょっと覗いてみようということに。

 “なごやか亭 帯広大通店”から“ワイン城”までは約26km。ほぼ制限速度でずっと走っていたけど、30分ほどで着いた。池袋駅西口から山手通り〜17号を走って26km北に進むと、浦和、大宮を通り過ぎて“鉄道博物館”に着く(解りにくい例えだけど)。勿論空いていても下道なら30分じゃ無理。多分1時間くらい。北海道を車で走っているとホントに距離感覚が狂う。

 さて、ワイン城は小高い丘の上にあり、周囲をブドウ畑に囲まれていてヨーロッパの様な風景なんだけど、実は建物はコンクリート製で欧州の古城風の意匠は表側だけ。駐車場や入口のある裏側から見たらただのビルだった。昔はこの建物の中で実際にワインの貯蔵・瓶詰めをしていたのだけど、今は隣の敷地に大きく新しい(2004年から)新工場がある。今回行かなかったけどこっちも見学出来るらしい。

↓敷地内にある収穫後らしきブドウ畑。1粒食べたら濃厚な甘みがあった。種だらけだったけど。
“ワイン城”収穫後のブドウ畑
↓別の畑にはまだブドウがちらほら。収穫前なのか後なのか…。
“ワイン城”横のブドウ畑
↓ワイン城の丘の上から十勝平野を望む。ちょうど帯広の方角かな? 遠くにうっすらと日高山脈が見える。
ワイン城から望む十勝平野
 見学コースはワイン城の表側(南側)の入口から入るので、少し丘を下る感じで降りて行く。
↓入口横にはワインの樽が積んであった。
“ワイン城”表側の入口
↓見上げると、壁面にもブドウの実が。嫁が1粒採って食べてた。コレ、収穫するんだろうか?
ワイン城壁面
 中に入ると暗い貯蔵庫になっていて、沢山のビンテージワインの瓶と大量の大きな樽が積んである。この樽から出荷しているかどうかは不明。ビンテージの瓶の方は、研究用の全ての年のものを保存してある…と書いてあった。
ワイン城地下のビンテージワインの説明
ワイン城地下の貯蔵庫
 “トカップ”のイメージから想像していた感じとはちょっと違う。意外に(と言っては失礼だけど)きちんとワインを作ってそうな印象。よくよく考えてみればもう歴史もそれなりに長いし、僕が知らないだけで“トカップ”以外の製品もあるわけだから、美味しいものもあるのかもしれない…と脳内イメージ変更。

 地下の蔵から上に上がると土産物売り場のフロア。結構広い。ワインは勿論、リキュール類の他、お菓子やなんかの土産物が売っている。で、フロアーの隅にカウンターがあって、1杯300円で試飲が出来るコーナーがあった。
↓ちょっとボケてるけどこの9種類(いつも同じかどうかは不明)
“ワイン城”試飲コーナー
↓300円で試飲…の量じゃ無い。
“ワイン城”試飲「凋寒[セイオロサム]」
 レンタカーでなければ3種700円の試飲の方を選んで2人で飲んだんだけど…と、若干無念ではあったけど、嫁さんが1杯だけ選んだこの『凋寒(セイオロサム)』を僕はペロっと舐めさせて貰う。で、その美味さと言ったら! 1本2千円ほどのワイン。嫁さんの好きなアルザスの美味しいワイン(勿論高いのは知らない)と比べても全く遜色無い。いや、もしかすると同じ価格帯なら完全に勝っているかもしれない(※個人の感想です)。これには驚いた…とともに、期待していなかった十勝ワインのファンにいきなり方針転換。当然今回はこれをお土産に購入。
 ちなにみフロアの端に「ご自由にどうぞ」と紙コップと蛇口付きのタルがあったんだけど、ミネラルウォーターか何かかと思って飲んだらワインだった。勿論テーブルワイン的な軽い味なんだけど決して不味い訳じゃ無い。タダで「ご自由に…」と振舞うくらいだから、もしかして“トカップ”はこれより上? …だとしたら、僕は色々悔い改めないといけない。

 お土産フロアには面白いものが他にもあって、まずは『町民用』というラベルの付いた“ジュンテール”というブランデー↓。中身は同じ銘柄のものと全く同じで売値だけが安い。免許証か何か住民の証明が無いと買えないかと言うと、特にそういう制限もなく誰でも買えるらしい。通常は箱のパッケージ付きだけど町民用がそれが無い分安い…ということだ。
“ワイン城”「町民用」ブランデー
↓あとコレ。
“ワイン城”ブランデー原酒
 僕はブランデーのことはほとんど知らないんだけど、嫁さん曰く、30年も寝かせた原酒なのに凄く安い…と。特に右の“アップル原酒(61度/¥1,700程)”を気に入って即買い。後で舐めたら下の上で燃えるような酒だけど、凄くまろやかというのか不思議な“アルコール”だった。

 ドライブの適当な目的地として寄っただけの“ワイン城”だったけど、入る前とは180度イメージが変わって後にする。本当に来て良かった。北海道は食べ物だけじゃなく、(ビール以外の)美味しいお酒もまだまだありそうだ。


続く
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