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我が家の愛車、MotoGuzzi V11 Coppa Italia(2)

我が家の愛車自慢(2)。前回はこちらから。

僕は去年の9月まで、まる14年間(走行11万km)HONDAのVTR1000Fに乗ってました。
↓コレ。
VTR1000F RoadRunner号
走行1500kmという'97 VTR1000Fの中古を'98年に購入と同時にカスタム。
ベース車74万円に対して、カスタム費を含めた乗り出し価格は130万円以上に…;
(その時作ったワンオフのメガホンマフラーは2年前に盗まれて、写真はノーマルマフラー)

サーキットの直線で抜かれまくったBROS 650とは比較にならない程速くて、
ハーフカウルの付いたVTRはサーキットの直線も高速道路も楽チン。
購入の一年後にバーハンドル化してアップライトなポジションになったVTRは、
車重も比較的軽くてツーリングでも街中でもそれこそダートでも乗り易かった。
随分VTRには乗り方を教えて貰ったし、14年間も乗ったので手足の様になっていた。
ほとんどリコールに近い2箇所の初期不良以外は目立った故障も無く、
多少燃費が悪い(平均13〜14km/L程)こと以外は、良いバイクだった。
お疲れ様でした。今は友人が大切に乗ってくれてます。

で、その14年間に浮気心が湧かない訳では全くなかったけど、
買い替えに気持ちが大きく動いたのは、4年前のサーキット専用車購入がきっかけ。
VTRのオールマイティさは1台だけ持つ間は丁度良かったものの、
完全に公道専用になったとき逆に中途半端となり、モノ足りなさが自分の中で拡大。
それは“性能”だけでは無く、“愛でる対象”のモノとしての魅力の欠乏感が大きい。
購入時にフルカスタムしたのは、その欠乏感の裏返しでもあった訳で…。

さて、世の中には様々な種類の魅力的なバイクがあるけど、
僕はモト・グッツィのエンジンが随分前から気にはなっていました。
'60年代から基本設計の変わらない縦置きの空冷90度Vツインのデザインは独特だし、
同じ縦置きのBMWの空冷ボクサーツインには無い“色気”がある(ボクサーも悪くは無い)。
巨大なフライホイールが車体に対して縦軸で回転するおかげで、
アクセルを吹かしたときに車体が右側に傾く様も、なんだか“機械”らしくて良い。
だから出来ることなら次期愛機はグッツィに行きたいと思っていた。
ただ、グッツィというバイクは欲しいけど、欲しいグッツィが無い…。

実は9年程前に、友人のV11に峠道で乗らせて貰ったことがあって、
そのエンジンの特性は実に気持ち良かったし、車体のデザインや質感はとても美しかった。
ただ、ハンドルの遠さには参った…。腰が30分も持たないんじゃ無いかと言う程。
公道で僕が欲しているのは、1つは味だけど、もう1つは楽な姿勢。
それにV11は2000年代のバイクとは思えないみるからに古いエンジンと車体構成。
ただでさえイタ車なのにその見た目、絶対に壊れそうな気がして、
僕の中ではV11はそイメージが強くてとても選択肢に入れられず…。
2014年12月追記:その後実際とんでも無いところが続けて壊れた…。

でも、40代になってから古い“モノ”や“機械”への憧れが加速。
機械式時計や古い車が以前よりずっと好きになり、
去年夫婦揃って買った我が家のロードバイクはクロモリフレーム。
見た目だけでは無く、昔の(或は昔からある)機械の構造のシンプルさがイイ。
だから、次のマイ・バイクは“空冷エンジン”と“鉄フレーム”は最低条件。
そして載ってるエンジンは縦置き90度Vツインであって欲しい…と。

ただ、最新のグッツィで欲しいと思ったモデルが1台だけありました。
発売は2年前だけど、去年の春頃に初めて意識した『V7 Racer』というモデル。
'70年代にあったV7をイメージした750ccのグッツィ。
MotoGuzzi V7 racer
クロームポリッシュのタンクとキャンディーレッドのフレームが美しい。
「7」と書かれたゼッケンプレートだけは好みじゃ無いけど外せば良いし、
嫁さんも見た目が気に入って2人で『ナナちゃん』と呼んでました。
でも、選べなかった…。
理由はタンデム・ツーリングが無理そうという点。
V7 racerはシングルシートだけどV7 classicのダブルシートが付くので2人で股がると、
嫁さんが後にズリ落ちるんじゃ無いかと思うくらい前後長が無い。
更に750ccのエンジンはあまりに非力で、タンデムでは峠道を楽しむのは無理だ…。
次期愛機は最低でもVTRよりは快適にタンデム・ツーリングしたい。
見た目は素晴らしくとも僕等のバイクライフには合わなかった。
この形のまま現行1200ccエンジンで出さないかなぁ〜なんて想像もしていたけど、
でも、これはこのサイズ感だから似合うデザインだと思うし、
冷静になって見れば、僕にはちょっとクラシカル過ぎるデザインだとも思ったので、
まぁ、結果的には未練無く忘れられた。“欲しいグッツィ”では無いということで。
(でも、V7 racerの仕上げは本当に好きで、今でも目指す質感のお手本として念頭にある)

一瞬かなり惚れたV7 racerが消え、
また自分のイメージにしっくり来るバイクを探し始める訳だけど、
まったく予想外のところに意外な答えがあった訳です。
それが“コッパちゃん”こと『V11 Coppa Italia』。
まさか“あの”V11を選ぶことになるとは自分でも驚いた。
低くて遠いハンドル位置と、いかにも壊れそうな古くて格好良いエンジンと車体。
次期愛車は出来れば弄りたく無いほど完成された車体を…と思っていたので、
当時穴だらけに見えたV11が選択肢に入るとは…。

カスタムは絶対嫌という訳でも無いけど、多くの場合“取って付けた”感が出てしまう…。
一番嫌なパターンは、これ見よがしに“高い”カスタムパーツの方が目立つバイク。
僕がカスタムしたら勿論そうするつもりは無いけど、そうなってしまう恐れはある訳で。
単にセンスの有無の話かもしれないけど…。
でも、全体としてまとまっているのはやっぱり元のカタチだと、最近思う。
勿論全てという訳じゃ無いけど、例えば20年以上前のバイクを今の自分が見るとき、
当時はノーマルのままなんてダサイと思っていたのが、
今は売られたままのカタチで綺麗に残っている車体の方が良く見えるし、
仮に今も変わらず“ダサイ”と思える部分ですら愛しいと感じてしまう。
もっとも古いモノってそういうことなんだろうけど…。

とにかく、そういうつもりで探した結果、コッパちゃんになりました。
たしか“MotoGuzzi”で検索しているときにCoppa Italiaを見つけたんだけど、
最初画像を見たときはこの派手なカラーリングに目が止まり…、
で、すぐに「あれ?」と思ったのが、この高いバーハンドルとビキニカウル。
V11はやけに大きなアッパーカウル付きの“ル・マン”と、
友人が乗っていたネイキッドモデルがあるのは知っていたけど、
どちらも遠くて低いハンドルだったし、ビキニカウル仕様があるとは知らなかった。
純正でこんなの出てたの?という感じ。
MotoGuzzi V11 Coppa Italia ハンドル&カウル周り右真横
ビキニカウルなのにフレームマウントだから、
真横から見ると首が前に出過ぎてる様でなんかちょっと変なバランス。
で、見ているうちにその妙なバランスが段々気持ち良くなり…。
そして純正でバーハンドル仕様…のV11。
心の中でV11への“壁”がガラガラと崩れて行き…。

更に続く
我が家のコッパちゃん。 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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